ファイナルファンタジーX / FINAL FANTASY X / FFX / FF10

ファイナルファンタジーX / FINAL FANTASY X / FFX / FF10

『ファイナルファンタジーX』とは、2001年7月19日にPlayStation 2用ソフトとして発売されたゲーム作品。『FF10』『FFX』等と略される事が多い。
リマスターも発売されていてPlayStation 4やNintendo Switch等でもプレイ可能だ。
キャッチフレーズは「私、『シン』を倒します。必ず倒します。」であり、これはパッケージの裏面にも記載されている。
当作品はPlayStation 2用ソフトとして発売された『ファイナルファンタジーシリーズ』最初の作品であり、PS2のゲームの中でもトップクラスの売れ行きを記録している。その人気の高さから、シリーズ初の物語上での続編となる作品『ファイナルファンタジーX-2』が作られた。
バトル面ではATB(Active Time Battle)に替わって、CTB(Count Time Battle)という新しいシステムが採用されていて、いずれかのキャラクターが行動している時に全体で時間が停止するのが従来との大きな違いである。他にもスフィア盤と呼ばれるボードに配置された成長スフィアを発動させることで、能力値がアップしたり技や魔法を修得したりするという独特の成長システムや、モンスター訓練場などのゲーム中盤からプレイできるやりこみ用ミニゲームが特徴である。

akko8717のレビュー・評価・感想

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ファイナルファンタジーX / FINAL FANTASY X / FFX / FF10
10

一見恋愛がテーマのように思われるが…

約20年前に発売されたゲームではありますが、今でも十分楽しめるゲームだと思います。
発売当時のCMでは、キスシーンがとても有名で、恋愛がテーマのRPGのように思われますが、実はそうではないのです。
主人公ティーダは、有名なブリッツボール選手である父親ジェクトに対して、はじめは軽蔑や恨みといった感情を見せています。しかし、スピラという世界にやって来て、様々な背景を背負った仲間たちと、シンを倒すという旅をする中で、ジェクトのスピラでの足跡も辿って行きます。辿っているうちに、ジェクトに対する感情の変化が現れ、ラストでは、ティーダとジェクトは再開を果たします。ティーダとジェクトがお互いの関係性を見つめるといったことが、このファイナルファンタジー10での大きなテーマの一つであると思います。もちろんユウナとティーダの恋愛的な関わりも注目ですが、それ以上に、親子での関わり、親子愛といったテーマがファイナルファンタジー10が訴えたいことのテーマの一つではないかと私は思いました。
他にも、ファイナルファンタジー10では様々な魅力があります。主人公ティーダが異世界からスピラにやってきたという設定のため、ティーダ=プレイヤーとなるため、プレイヤーがゲームにとても引き込まれやすいと思います。また、キャラクターにもひとりひとり物語があることで、より一層キャラクターに魅力を感じますし、愛着が湧きます。
私はもう何度もプレイしていますが、毎回楽しくプレイしています。
プレイしたことがない方にはぜひオススメしたいゲームのひとつです。