テイルズ オブ ジ アビス / Tales of the Abyss

テイルズ オブ ジ アビス / Tales of the Abyss

RPG『テイルズオブ』シリーズの本編作品8作目で、シリーズ10周年記念作品。
キャラクターデザインは藤島康介。
キムラスカ公爵家の一人息子・ルークが、屋敷に不法侵入してきた謎の刺客・ティアと共に突如、見知らぬ場所に飛ばされてしまう。屋敷に戻るためにティアと行動したルークは、その長い旅路の果てに多くの人々と出会い、様々な経験をし、自分の『生まれた意味』を知ることになる。

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テイルズ オブ ジ アビス / Tales of the Abyss
9

ストーリー展開が楽しめ、かっこいい人生観を学べるゲーム!

ゲーム会社ナムコのテイルズシリーズの第8作目の作品で、「生まれた意味を知るRPG」という触れ込みで登場しました。作りこまれた世界観はテイルズシリーズにとって当然のごとく素晴らしいもので、異常気象がたて続きに起こる現代に相通じる部分があります。世界の中で大きな2つの国が敵対関係にあることやある1つの絶対的な宗教の存在でストーリーが複雑化していく様も綺麗ごとばかりでないリアル感があり、説得力があります。ストーリーが進むにつれ、その世界観がだんだんと理解していけるようになっていて、理解したからこそ、登場人物のそれぞれの生い立ちや謎が明かされていく展開は想像を超えていき、ゲームをクリアした頃には、1つのサスペンス映画を見終わったような爽快感があります。もちろん、ゲームのプレイそのものも、キャラクターそれぞれに特徴があり、操作していて面白いです。コマンドの仕方でアクションや技が変わっていくので、コマンド入力に凝れば凝る程キャラクターの動きに深みが出るようになっている所もおススメです。そしてバンプオブチキンの曲をはじめとしたBGMも世界観とピッタリで、ゲームをしていない生活の時にでも、頭の中にに流れるくらい残り気持ちいいです。