とらドラ! / Toradora!

とらドラ! / Toradora!

『とらドラ!』は、竹宮ゆゆこが執筆した日本のライトノベル作品。2006年から2010年にかけて全13巻が刊行された。2007年には「電撃コミックス」にて漫画化、2008年には長井龍雪の監督でテレビアニメ化されている。
高校生が学生生活を送りながら、恋愛や家族関係の悩みと向き合う青春ラブコメ。タイトルはヒロインのあだ名「手乗りタイガー」の「とら」と主人公「竜児」の「ドラゴン」の組み合わせが由来している。
家事が得意でしっかり者の男子竜児と「手乗りタイガー」と呼ばれるほどの獰猛さと可憐さを兼ね揃えるがおっちょこちょいな少女逢坂大河は、お互いの親友に片思い中であることを知る。さらに2人は隣の家に住んでいるということもわかり、お互いの恋が成就するように協力し合うことになる。プール授業、夏休み、文化祭、クリスマス、スキー合宿と様々な学園イベントを通して、甘酸っぱくてほろ苦い恋愛模様が描かれる。

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とらドラ! / Toradora!
10

大人になっていく子供達

この作品は、2006年~2009年にかけて電撃文庫より、全10巻に加えスピンオフ作品が3巻ほど刊行されています。また、2008年10月~2009年3月までに全25話とovaで1話が放送されています。ストーリーは、父親譲りの目つきの悪さで学校でヤンキーと間違われてしまうことを気にしている主人子、高須竜児が高校2年生になり、好きな人である櫛枝実乃梨や仲のいい幼馴染の北村祐作と同じクラスになったところから始まります。竜児はヤンキーという誤解を解かなければいけないということに憂鬱さを感じていたが、櫛枝の親友である逢坂大河がクラスメイトになったことにより、その問題は解決します。そして竜児は櫛枝を、大河は北村を思い人にしていることが分かり、お互いにサポートをし合う力関係になっていきます。そんな二人は協力していくうちにお互いがお互いをどんどん好きになっていき、色々な人の色々な感情が渦巻いていく様を描く恋愛ラブコメディーです。竜児とその周囲の人達が様々な出来事や苦難を越え、大人へと着実に歩んでいく、とても素晴らしい作品です。笑いあり、感動ありの心に残るアニメになっております。皆様もぜひ一度ご鑑賞いただくことをお勧めいたします。