ボス・ベイビー / The Boss Baby

ボス・ベイビー / The Boss Baby

『ボス・ベイビー』とは、2017年公開の3Dコンピュータアニメーションコメディ映画。マーラ・フレイジーが2010年に発表した絵本『あかちゃん社長がやってきた』を原作としている。幸せな家庭で育った主人公のティムは、ある日やってきたボス・ベイビーによって幸せな日々を壊されてしまった。家族との日々を取り返そうとするティムは、ボス・ベイビーに立ち向かう。見た目と中身が正反対なボス・ベイビーが生み出す笑いと、ティムとの絆が魅力的な作品となっている。

mini_soraのレビュー・評価・感想

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ボス・ベイビー / The Boss Baby
10

いろいろとぶっ飛んでた!

友達の主婦がもうめっちゃいいよ~というので少しだけ期待していったのですが、主人公もそれ以外のキャラも想像の遥か斜め上を行くはっちゃけぶりで、最初っから最後まで笑いっぱなしでした。
ツッコみどころは多々あるんでしょうが、それを吹っ飛ばすほどのハイテンションムービーです。突然自分の家にやってきた、ただの赤ちゃんが、自分を格下にして上から目線で接してきたらどう思います?イラッと来ますよね、そんな第一印象最悪の主人公ですが、なぜか赤ちゃんの格好をしているから憎めないし逆に微笑ましく感じてしまいます。
赤ちゃん部下たちも個性的で非常に良い。前半の録音テープを取り戻すシーンや、後半のニセ召使いから逃走を手助けするシーンで、しっかり活躍して脇役も光らせることに成功しています。
単なるお笑いムービーかといったらそうではなく、きちんと一本”新しい家族との接し方”というテーマが根本にあり、最初は仲違いしていた主人公とボスベイビーも、一緒に行動するうちに厚い信頼が生まれていきます。
最後は予想通りの生まれ変わりオチなのですが、それまでの積み重ねが生きていて、気持ちいい気分で映画館を後にできました。とってもおススメです。