ソードアート・オンライン / Sword Art Online / SAO

ソードアート・オンライン / Sword Art Online / SAO

『ソードアート・オンライン』は、川原礫による日本のライトノベル作品である。アスキー・メディアワークスより出版され、全巻発行部数は1,000万部を超える。アニメ化や漫画化、ゲーム化などのメディアミックス展開も行われている。
本作は当初、第9回電撃ゲーム小説大賞応募用に執筆された作品だったが、ページ数の問題で応募ができず、ウェブサイトにオンライン小説として掲載されていた。その後川原が別作品で電撃小説大賞の大賞を受賞。その際に担当編集者が本作を読んだことで商業化につながった。
本作はログアウトができなくなりゲームでの死が現実の死に直結してしまった仮想現実MMORPG「ソードアート・オンライン」(SAO)、SAOの一部のプレイヤーが閉じ込められた「アルヴヘイム・オンライン」(ALO)など、仮想世界をめぐる様々な事件が描かれる。
本作は、バトル要素やラブロマンス、サバイバル要素などが絶妙に組み合わされた魅力的なストーリー展開や、キャラクターの細かい描写が特徴で、多くのファンを獲得している。

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ソードアート・オンライン / Sword Art Online / SAO
9

ゲームの仮想空間に閉じ込められ、ゲームでの死は現実の死となってしまう。超大作ゲームファンタジー。

原作はオンライン小説の大人気アニメソードアート・オンラインシリーズ。
主人公キリトはベータテストを終えた世界初のVRMMORPゲーム「ソードアート・オンライン」の世界に入る。
ナーブギアという特殊なゲーム装置を装着しソードアート・オンラインの世界でキリトを含めた約1万人のゲームプレイヤーたちは初めての完全な仮想空間を楽しんでいた。
ゲームサービス開始から楽しくゲームをしていたのだが、キリトたちプレイヤーはゲームにログアウト機能がないことに気付く。
最初はサービス開始から間もないので不具合だと思っていたキリトたちだったが、ゲーム内で瞬間移動しこのゲームを作った張本人「茅場昌彦」がゲームマスターとして現れ衝撃の事実を告げる。
それはソードアート・オンラインの世界に閉じ込められたこと、このゲーム内での死は、現実世界での死に直結するデスゲームだということだった。
さらにはゲームの中では設定したキャラクターに模していたプレイヤーたちが現実世界の姿に変化する。
たくさんのプレイヤーが驚き、恐れに我を忘れる中、キリトはソードアート・オンラインをクリアしてゲームの世界から現実世界に戻るため戦うことを決める。
現実世界では関わることのないはずだったゲームの中での出会いに別れを経てキリトや仲間たちの成長も描く超大作アニメシリーズである。