一週間フレンズ。

6ichirori_1014のレビュー・評価・感想

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一週間フレンズ。
7

不思議な設定だが、ラストには大泣きしてしまう映画(実写映画レビュー)

「一週間フレンズ。」は、2017年に公開された日本の映画です。
川口春奈さんと山崎賢人さんが共演したことで話題になりました。
個人的には、川口春奈さんがとびっきり可愛く、山崎賢人さんのひたむきな演技がとても印象的でした。
舞台となるのはとある高校です。物語は山崎賢人さん演じる祐樹が、川口春奈さん演じる香織の図書カードを披露ところから始まります。
カードを探しに来た香織の姿を見た祐樹は彼女に一目惚れしてしまいます。
翌朝、祐樹は香織に「僕と付き合ってください」と爽やかに告白するのですが、あっさりと断れれてしまいます。
なぜか、担任の先生も彼女はやめとけというのです。その後、祐樹は、香織が記憶を1週間しか維持できないことを知ります。
それから、祐樹の強いアプローチと、記憶をなくしても自分を忘れないように交換日記をしようと提案し、渋々ながらも、なんとなく二人は交換日記を交わすことになります。
その後、二人は徐々に距離を縮めるのですが、特に記憶をなくしているはずの月曜日の朝「長谷くんだよね」と香織がいうシーンは最初の感動ポイントでした。
その後、二人は色々とあり、別れてしまいます。別れたというよりも祐樹が、交換日記を辞め身をひいたのです。
そして、香織は祐樹のことを忘れてしまいました。
最も泣ける部分のラストは卒業式でした。卒業式が終わったあと、香織は図書館で借りていた本を見ていて、パラパラ漫画が描いてあるのに気がつきます。
それは、漫画部であった祐樹が描いた物で二人の出会いから仲良くなるまでの様子が描かれているのです。
それを見た香織が言った言葉は、「わたし、どうして大切なこと忘れていたんだろう」。
そして、祐樹のもとに走り出し、二人は再開します。このシーンは大号泣してしまいました。