とある科学の超電磁砲 / A Certain Scientific Railgun

とある科学の超電磁砲 / A Certain Scientific Railgun

『とある科学の超電磁砲(レールガン)』とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』の外伝漫画・アニメ作品である。作画は冬川基、キャラクターデザインは灰村キヨタカが手掛ける。
総人口230万人、その8割を学生が占める『学園都市』が舞台。そこでは学生全員を対象にした超能力開発実験が行われており、230万人の頂点である7人の超能力者(レベル5)の第三位、御坂美琴(みさか みこと)を中心に起こる事件を描くファンタジー作品である。

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とある科学の超電磁砲 / A Certain Scientific Railgun
9

友情あり、笑いあり、涙あり!様々な感情を楽しむことができます

某動画サイトでたまたま『とある科学の超電磁砲』がオススメされたことがきっかけで、なんとなく鑑賞してみたら見事にハマってしまいました。続きがとても気になり、続編のS(第2期)やT(第3期)も続けて鑑賞し、序盤やストーリーが進むたびに張り巡らされた伏線がみるみる回収されて謎が解けていく感覚はとても面白いです。
レビュータイトルにもある通り、この作品では様々な感情を楽しむことができます。元々『とある科学の超電磁砲』は、『とある魔術の禁書目録』のスピンオフ作品として生まれたのですが、本家に負けないクオリティや展開の面白さがあります。禁書目録にも登場していた『超電磁砲』主人公の御坂美琴を中心に、そんな美琴をお姉様と慕う白井黒子、ジャッジメントとして地域を守っている初春飾利、初春の親友の佐天涙子がメインキャラクターとして活躍していきます。
最初は女子学生たちのほのぼの生活が展開されていくのかというような内容でしたが、次第に不穏な空気が流れていき、予想もできなかったかっこいいバトルシーンも展開されていきます。ほのぼのシーンでは可愛い中学生である美琴たちも、シリアスなシーンになると一気にかっこいい表情になるのでそのギャップにも注目してみて下さい。4人の友情、その周りにいる友人の想い、お互いを信じる力など、涙すること間違いなしです。
内容が重く胸が苦しくなるようなシーンもありますが、3作品通して最初から最後まで楽しめること間違いなしです。禁書目録も合わせてみると
、更に謎が解けていくのでオススメです。オープニング・エンディングテーマも思わず口ずさんでしまうような、作品にマッチしている素晴らしい楽曲となっています。少しでも気になる方は是非鑑賞してみて下さいね!