りゅうおうのおしごと! / The Ryuo's Work is Never Done!

りゅうおうのおしごと! / The Ryuo's Work is Never Done!

『りゅうおうのおしごと!』とは、白鳥士郎によるライトノベル。将棋の世界で生きる若き棋士たちを題材としており、2018年にアニメ化された。アニメーション制作はproject No.9。監督は柳伸亮。
16歳で将棋界のタイトルの1つを持つ九頭竜八一の下に、突然小学3年生の雛鶴あいがやって来る。あいは「以前弟子入りさせてもらう約束をした」と言い張り、そのまま八一の押しかけ弟子となる。燃え尽き症候群気味だった八一は、あいを育てる中でその並外れた棋士としての才能を知り、自身も改めて将棋と向き合っていく。

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りゅうおうのおしごと! / The Ryuo's Work is Never Done!
8

タイトルなし

『りゅうおうのおしごと』とは、主人公が「竜王」という将棋のタイトルを取った所から始まります。そのタイトルを16歳で取ったがために周りからの圧力、プレッシャーに押されてタイトルを取ったばかりなのに10連敗してしまう。そんな時、一人の少女が主人公の家に来て「弟子にしてください。」と頼みにきた所から物語がスタートする。
弟子はとてつもない才能の持ち主で、将棋歴1か月なのに600手詰めを頭の中で行うということができ、将棋において終盤戦において女性の棋士のなかでもずば抜けた才能を発揮し、弟子になってから半年で女流棋士になってしまったのだ。
主人公も弟子の活躍ぶりを見るにスランプが直り名人と竜王のタイトルの防衛戦挑み最初は3連敗してしまい、主人公の得意戦法も破れてしまい、ピンチ陥ってしまう。しかし、主人公は諦めずそこから4連勝をしなんとか竜王のタイトルを保持する。アニメでこの熱い場面がカットされてしまっているのが非常に残念だが、12話全体を見て将棋の良さが伝わる非常に良い作品だと思う。
すこし、アニメりゅうおうのおしごとからはなれるのだが、web上で作者が同じのりゅうおうのおしごとの外伝もあるので、是非そちらも読んでみて欲しい。彼らの日常が見れる実にいい作品になっているので本編を読んだ・視聴しかたには楽しめる作品になっています。