天晴爛漫!(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『天晴爛漫!』とは、P.A.WORKSが2020年に制作したオリジナルテレビアニメ作品。監督は『ソウルイーターノット!』で監督を務めた橋本昌和。音楽は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のEvan Call。
明治後期、アメリカに漂着した二人の日本人、空乃天晴と一式小雨が、帰国のための資金稼ぎのためにアメリカ大陸横断レースに挑戦するという物語。2020年4月から9月までAT-Xほかにて放送された。
『ヤングエース』にてキャラクター原案アントンシクによるコミカライズの連載がスタートしている。

『天晴爛漫!』の概要

『天晴爛漫!』とは、P.A.WORKSが2020年に制作したオリジナルテレビアニメ作品。監督は『ソウルイーターノット!』で監督を務めた橋本昌和。音楽は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のEvan Call。2020年4月から9月までAT-Xほかにて放送された。全13話。
2020年5月からは『ヤングエース』にてキャラクター原案アントンシクによるコミカライズ作品の連載がスタートした。

20世紀初頭、主人公、空乃天晴(そらの あっぱれ)とその相棒、一式小雨(いっしき こさめ)は、日本での騒動ののちアメリカ大陸に漂流する。
無一文になった二人はどうにか帰国のための方法を探るものの、結果は芳しくない。そんなとき天晴が見つけたのは、「アメリカ大陸横断レース」の存在だった。
その優勝賞金は、日本へと帰るのに十分な額だ。天晴は自分の乗ってきた船を改造して、レースのための車を作る。
日本人二人が、帰国のため過酷なカーレースに挑む物語である。

『天晴爛漫!』のあらすじ・ストーリー

第一話「晴れ、ときどき小雨」

出典: animeanime.jp

カラクリをいじってばかりで、両親にいい顔をされていない主人公、天晴(左)。

明治後期の、日本のとある街で剣術道場の師範代として暮らす一色小雨(いっしき こさめ)は、役人の黒田から街の問題児である空乃天晴(そらの あっぱれ)という少年のお目付役を命じられる。
天晴は裕福な商人の次男坊であったが、夜な夜な複雑怪奇なカラクリを作っては騒ぎを起こし、問題視されていた。
黒田の頼みであり、さらにお人好しな性格もあって、小雨はお目付役を買って出る。しかしそんな小雨をよそに、天晴はその破天荒な言動が災いして役人の怒りを買い、投獄されていたのだ。
囚人たちともめごとを起こした天晴だが、彼は皆の見ている前で、鍵を外して脱獄し勝手に家へと帰ってしまう。小雨は驚き呆れるが、脱獄は見つかれば打ち首になるかもしれない大罪だ。
天晴を追いかけた小雨は、天晴が作業場としている蔵の中に、隠された地下へ続く梯子があることを知る。そこにあったのは、海面に浮かぶ船だった。
そこに天晴の姉・綾音(あやね)がやってくる。天晴を追って役人が大勢来ているという。それに出かけてくると答える天晴。何かを察した姉は、天晴に持っていたお守りを渡して見送る。
出航した船を追い、小雨は船へと乗り込む。小雨は戻れと言うが、旅に出るといってきかない。船は漂流してしまうが、天晴は月を見ながら目を輝かせる。
しばらく漂流していた船は、通りがかった蒸気船に救助される。その船が向かうまま訪れたのは、海の向こうにある国、アメリカのロサンゼルスだった。

第二話「in the Dark」

出典: animeanime.jp

天晴は通りがかった場所で、「アメリカ大陸横断カーレース」の存在を知る。

ロサンゼルスへとたどり着いた天晴と小雨は、生活費を稼ぐために職探しをする。だが天晴はその破天荒な性格のせいで職につけず、二人は困り果てる。
そんな中、二人は小雨の剣術のおかげでどうにか小銭を稼ぐことができる。そこで天晴の目を奪ったのは、大通りを行く車の列だった。
配られたビラには「アメリカ大陸横断レース」との文字がある。自動車でのレースに天晴は興味を持つ。
そして、二人は通りがかったレース場へと入る。そこでは大自動車会社「GM(グレートモータース)」が新しい自動車のお披露目を行っていた。
そこで二人は、大陸横断レースで優勝すれば賞金百万ドルという大金を手に入れることができると知る。その額は帰国するのに十分な額だった。
その夜、天晴と小雨はこっそりレース場へと忍び込む。天晴は車を外から見たいというのだ。
中に入ると、暗いコースの中で走る一台の車があった。乗っていたのは少女だった。天晴は勝手にコース上へと入り込む。暗いコース上に突然の人影を見た少女は驚き、スピンをしたはずみで車を壊してしまう。
車から降りた少女から、怪しいと攻撃を受ける小雨。しかしそんなことはどこ吹く風とばかりに天晴は車を観察し始める。驚き呆れる少女。
少女と話すと、彼女はレーシングチームの雑用係で、人目のない夜中に勝手に車を走らせていたという。女はレーサーになれない。車に憧れてチームに入り最初に知ったのはそのことだったという。
のんきに車を調べている天晴。レースに出て勝つと豪語する彼に、少女はどうやってと問う。
「簡単なことは面白くないだろう。女がレーサーになるのは不可能なことなのか?」
そう問う天晴に、少女ははっとさせられる。去っていく彼女はジン・シャーレンと名乗った。

翌日、車を壊したことを謝ろうとしたシャーレンだが、何と車は直っていた。何も言わず車を直していたのは、他ならぬ天晴だった。

その夜、住居である倉庫へと帰っていた二人は、路地裏で先住民の少年が大人に殴られているのを見つける。子供に銃を向ける大人を止めようと小雨は刀に手をかけるが、どうしても抜けない。
息を荒くして苦しそうにする小雨に、暴漢は銃口を向ける。
そんなとき「酒がまずくなる」と言って介入してきたのは、レース場でお披露目をしていた車に乗っていた男だった。

第三話「DUEL」

「酒がまずくなる」そう言って小雨とホトトの窮地を救ったのは、「サウザンドスリー」のディランだった。

「サウザンドスリー」のディランに小雨は窮地を救われる。サウザンドスリーとは、アメリカでも伝説と言われるアウトローたちの総称だ。暴漢たちは彼の通り名に恐れをなし逃げていく。
少年は去ろうとしたディランに、首に蛇のタトゥーが入った男を知らないかと問うが、答えは得られない。
疲労のせいか気を失った少年を、小雨は倉庫に連れて帰って介抱する。目覚めた少年はホトトと名乗った。奪われたものを取り戻すために遠くから来たというホトトの下に、地図を持った天晴が寄ってくる。
山の標高道の勾配や途中で補給できる場所、車で通れるルートに気温と気候など。ホトトを質問攻めにする天晴を小雨は「もう休ませろ」と注意する。
そして翌日、突然二人の住んでいる倉庫が、アル・リオンという貴族の青年に買われてしまい、出ていくことを余儀なくされる。
倉庫を使わせてほしいと直談判に行く二人。テントに招かれた一行は、貴族の青年アル・リオンとそのお目付役のソフィア・テイラーと出会う。アルは大陸横断レースに所属するレーサーとして、そして三大自動車連合に所属する自動車会社「BNW」の代表としてアメリカにやってきたという。
車を整備する場所にトレーニングルーム、果てはペットの犬のドッグラン。場所はいくらあっても足りないと渋るアルに、天晴は勝負をしようともちかける。
天晴号のある倉庫にアルを招いた天晴は、十日もあれば天晴号をアルの車「AL9」にも負けない車にしてみせると豪語する。
アルはそれをおもしろい、と言って承諾する。レースは十日後、コースは天晴が決める。勝てば自由に倉庫を使ってもいいが、負けた場合は小雨の刀をもらう、という。
小雨の持つ刀は、一式家に代々伝わる由緒正しいものだという。嫌がる小雨に、天晴は「勝てばいい」とまた豪語する。
そして天晴はパーツが足りない、と言って出かけていく。それを小雨が追いかける。

向かった先は、シャーレンの働くレース場だった。
天晴はシャーレンから案内された場所で、古びたパーツを漁る。いいのかと聞く小雨だったが、レース場で放置されていたパーツだからと言うシャーレン。
「十日でBNWに勝てる車を作れるなんて、本気で思ってるのか?」
天晴はシャーレンの問いに「ああ」と返す。もう設計図も出来ているという。
小雨はパーツを漁っている天晴を見ながら、天晴は嘘をついたりいい加減なことを言うやつじゃない、と困ったように笑う。

パーツを集めている間に夜となり、天晴は帰り際にシャーレンへレースを見に来てもいいぞと言う。
「不可能だ。おまえがBNWに勝つなんて」そう言うシャーレンへ、天晴は当たり前のように言う。
「みんなそう思ってる。だから面白いんだ」

そして後日、アルは天晴の乗っている二輪車に、子どものように興味を示す。二輪車は天晴が作ったもので、名前をゼンマイ付きアシスト二輪車だという。
天晴はおまえが勝ったらこの二輪車をやるが、負けたらアルの自動車をもらうと言い出す。
アルは必ず私が勝つんだからと言って、その条件をのむ。

勝負の日当日。大胆にも遅刻してきた天晴たち。そこにはホトトもついてきていた。
腹をくくったと刀を差しだした小雨のもとへ、シャーレンがやってくる。レース中は私が刀を預かろうか、と言うシャーレン。
彼女は未だに天晴の勝利は不可能だと思っていた。だが、天晴は勝てるという考えを曲げない。
そしてレース開始直前。天晴と小雨、そしてアルは荒野に生えている枯れ木の前に立っていた。
スタートはこの枯れ木だった。まず走って車に乗る。三キロ先にある岩場を回って戻り、また枯れ木に触れたほうが勝ち、というシンプルなルールだ。
道も道路もなく、この荒野全体がサーキットだ。ソフィアもアルのお目付役として同行していて、シャーレンもレースを見ている。
勝負が始まる。勝負はアルの圧勝かと思われた。スピードでは絶対に勝てないと言うシャーレン。だが、ホトトは天晴もそれをわかっている、それでも勝つつもりだと言う。
なんと天晴は、岩場に向かうコースで崖から飛び降りるようにショートカットをしたのだ。着地に耐えた天晴号はAL9に並ぼうとする。
岩場を曲がり、最後の直線コースへと出る。やはりスピードでは勝てないかと思われた。だが、天晴はそこで秘策を出す。
天晴は合図をしたら足元の赤いレバーを引けという。小雨が言う通りにすると、その装置、緊急加速ブースターは分離して空を飛んだ。
飛ばされた小雨が悲鳴をあげる。悲鳴をあげながら、小雨を載せた天晴号の一部はなんとか着地する。
アルの乗る車が猛スピードで小雨に迫っている。
「私は負けない!」
そう叫ぶアル。
シャーレンも叫んだ。
「走れ、小雨!」

彼女の叫びに押されるように、小雨は懸命に走った。そして枯れ木にタッチする。勝負は天晴の勝ちだ。
その後アルは天晴と向き合い、こんな方法で勝つなどありえないと言う。だが、素直に負けを認めた彼は、天晴に車のキーを投げてよこす。
アルは車の性能にあぐらをかいて何もしなかった自分の負けだと言う。
車を譲ってレースはどうするんだ、と質問する天晴に、あれはセカンドカーだからレースに出るのに支障はないと言うアル。
本番はもっと早い。そう豪語するアルは踵を返して帰ろうとする。彼はソフィアにごめんと謝り、歩いて帰ろうという。
そこに天晴は二輪車を差し出し、これで帰れと言う。一瞬、欲しそうな顔をするアルだったが、負けたのだから受け取れないと強がる。
そこでお目付役のソフィアが言う。
「じゃあ、私がもらいます!」
こうして二輪車はソフィアのものとなり、彼女はアルとともに帰っていく。

シャーレンは小雨の誘いを断り、歩いて帰っていく。
「私は……どこまで行ける?」
そう言って彼女は青い空を見上げる。

第四話「Let It Go」

「女はレーサーにはなれない」という慣習を打ち破るために奮闘するシャーレン。

大陸横断レースが近づく中、シャーレンは「女はレーサーになれない」という因習を打ち破るため、チームのオーナーに自分をテストしてほしいと直談判する。
しかしシャーレンは女だという理由で嘲笑され、相手にしてもらえない。チームドライバーのデビットは、自分の着ていた服を投げつけ、洗えと言う。
「女には似合いの仕事だ」そう侮辱されたシャーレンは、持ち前の拳法でデビットの腕をひねる。
自分がチームをクビになることも厭わず、シャーレンはデビットに勝負を挑む。
しかし彼女が使うのを許されたのは、ほとんど使われておらず、調子の悪いゼロ号車だった。
チームに助けてくれるメカニックはいない。そこでシャーレンは天晴に助けを求める。
天晴は車を見て、シャーレンをアルに紹介する。アルは配下のメカニックを使って車を整備してくれるが、彼女にレースの厳しさをも説く。
だが、シャーレンは「望むところだ」と言って引かない。これは誇りのための戦いだ、と彼女は言う。

勝負の当日、アルや小雨たちもレースを見に来る。チームの皆がシャーレンを嘲笑する中、小雨たちは彼女が勝利すると信じていた。
シャーレンはレースの前日、天晴にレースのアドバイスを求めていた。しかし天晴は何も言わず、奇妙な動きをしているだけ。
天晴はテスト用の車が無いので、頭の中で車を走らせているという。天晴の真似をして、シャーレンも頭の中で車を走らせる。

そして、レースがスタートした。スタートは小柄で体重の軽いシャーレンが先へ進んだ。カーレースは一般的に、ドライバーの体重を含めた総重量の軽いほうがスピードが出るとされている。
先んじてスタートで有利となったシャーレンの様子を喜ぶ小雨たち。
だが、レースは始まったばかりだ。エンジンのパワーではデビットの車に分がある。
追い越されるシャーレンだが、彼女はそのままデビットの後ろを追従する。それは彼女の作戦だった。デビットの車のあとをぴったりついていけば、空気抵抗を軽減できるし、タイヤのグリップも温存できる。
載せる燃料も減らすことができるから、重さを軽くできる。シャーレンは最終コーナーで仕掛けるつもりだった。
十周目、最終コーナーでシャーレンは前へ出る。併走する二台だったが、デビットは車体をシャーレンの車にぶつけ、ゴールを邪魔する。
シャーレンの車はなすすべもなくスピンするが、すんでのところで彼女は衝突を回避する。
先にゴールしたのを喜ぶデビットだったが、シャーレンはデビットのレーサーにあるまじき卑怯な行為に怒り心頭だった。だが彼女が殴りかかる前に、オーナーがデビットの顔を殴りつける。
彼は大事故になっていたらおまえをクビにするところだ、とデビットを叱責する。
悔しさに涙を溜めるシャーレンに、オーナーは言う。普通のドライバーであったら、スピンした瞬間にブレーキを踏む。そうしていれば大事故だ。
しかし彼女はとっさにアクセルを踏み、衝突を回避してみせた。そこで車をコントロールすることができるのは本物のレーサーだ、と彼は言う。
レース場に女の客はほとんどおらず、男の客は男のレーサーに自分を投影し、熱いレースを求めている。女が勝って喜ぶやつはいない、とオーナーは現実を語る。
だが彼はシャーレンにゼロ号車を貸してやると約束してくれる。大陸横断レースに出場し、もし最初の補給ポイントを上位で通過すれば、世間も少しは女のレーサーを認めるだろう、と彼は言う。
最初はシャーレンを嘲笑していたメカニックたちも、彼女に謝罪し整備を手伝わせてくれと申し出る。シャーレンは頷く。

その頃、「GM」社員のカーターとサウザンドスリーのディランは、ディランと同じサウザンドスリーの一人であるTJが「アイアンモーター」社に雇われたと話している。
「GM」も「アイアンモーター」社も、三大自動車連合に所属する大自動車会社だ。
TJは知り合いかと尋ねるカーターに、ディランは「腐れ縁」だと答える。
サウザンドスリーは、誰もが知るアウトローだ。ディランにTJ、そして虐殺のギル。ギルも賞金を狙ってアメリカ大陸横断レースへ参加するだろうと予想される。
このレースは「GM」「BNW」「アイアンモーター」三社の覇権争いだとカーターは言う。一人になった部屋で、「泥臭いエンジニアなんかに戻ってたまるか」と彼はつぶやく。

レースの日が近づいていく中、小雨は天晴に車を「絶対に完成させろ」と発破をかける。それに天晴は「わかってる、もうすぐだ」と答えるのだった。

第五話「The Eve. and…」

出典: news.mynavi.jp

天晴たちは大陸横断レースの前夜祭へと向かう。お洒落をしたシャーレンと、いつもと同じ服装の天晴たち。

天晴たちはレースに出場するレーサーとして、前夜祭に招かれる。しかしパーティーのドレスコードに引っかかり、入場を拒否されてしまう。
そこで騒々しい音楽を鳴らしながら、奇妙な格好をした男が登場する。彼こそはサウザンドスリーの一人、クレイジーTJだった。
そこに虐殺のギルと相棒チェイスも現れ、前夜祭は騒然とする。
そんな中、ホトトは会場を抜け出し、外にいたディランのもとへと行く。ホトトは父の敵である蛇のタトゥーをした男を追い求めていた。大切なものを奪われて忘れられるのかと問うホトトに、ディランは「ギルズスネーク」と答える。
それは虐殺のギルのトレードマークで、アウトローの間では有名だという。ギルのところへ行こうとするホトトをディランは止める。そのタトゥーは、ギルに忠誠を誓った部下全員が入れているという。
ギルはおそらくレース中に部下と接触するだろうとも。敵を討ちたいなら、息を潜めて待てと忠告するディラン。
前夜祭では、レースのスターティンググリッドを決めるくじ引きが行われることとなっていた。しかしそこで突然TJが銃を抜く。
強い奴が前を走る。そう叫ぶTJ。そんなTJとディランは銃を突きつけ合う。それを契機として、前夜祭の会場は大騒ぎとなってしまう。
腕相撲で勝負をする者、料理で勝負する者、格闘で勝負する者……そこにディランとTJの銃撃戦が加わり、パーティーはめちゃくちゃだ。
やめてくれ、と頭を抱えるカーター。そんな中、天晴は勝手に帰ってしまう。

レース本番の前段階、スターティングポジションを決めるプレレースのスタートが近い。
ホトトは車に乗せる荷物を整理していた。そこに来た天晴が、なるべく車体を軽くしたいからなるべく荷物を減らしてくれと頼む。
食糧はいらないと言う天晴。今回のプレレースの補給地点はスタートから近い。このレースはスピード勝負になると天晴は言う。
天晴の荷物は、と聞くホトトに、彼は日本から持ってきたジュール・ヴェルヌの「月世界旅行」を渡す。あとは工具があればいいと天晴は言う。

満を持して倉庫から天晴号を出す。やっと完成か、という小雨に、まだだと天晴は答える。
天晴は天晴号のことを、完成しない、進化し続ける車だという。

プレレース当日。天晴の調整はまだ終わっていなかった。スタートでエンジンをふかす車たちを見て焦る小雨。
そんな天晴たちをよそに、レースはスタートする。ギリギリで調整を終えて車に乗り込んだ天晴は言う。

「この道がどこに続いているのか…見に行こうぜ。Here we go!!」

第六話「I am Gil!」

レースの補給地点で食事をとる天晴たち。

ついに、賞金は百万ドルをかけた大陸横断レースのプレレースがスタートした。最新鋭のエンジンを搭載した車の中でも、天晴の作った蒸気エンジン車はひけを取らない走りを見せる。
だが、あと少しというところで、天晴たちの乗った車は突然飛び出してきた車の妨害に遭う。
プレレース終了後、小雨のもとへリチャード・リースマンと名乗る男が謝罪にやってくる。
妨害したことを詫びるリチャードは言動が優しげで腰も低く、変人だらけのレーサーの中にもこんな人がいるのかと、小雨はほっと胸を撫で下ろす。
次のスタートへ向け、各々が準備をしている中、小雨はアルに手合わせを挑まれ、承諾する。
小雨は刀、アルは細剣。剣技で手合わせをする二人。途中までは互角な勝負だったが、結果的にはアルが勝利する。
アルは、彼の強さの底が見えないとソフィアに言う。
その後、アルからもらった報酬で夕食を食べる天晴たちとシャーレン。シャーレンとレースのルートなどを話したのち、天晴とホトトは先に戻ると店を出る。
しかしホトトは、意を決して天晴に言う。
「俺にはやることがある。必ずレース開始の零時までには戻ってくる」
そうか、とだけ返した天晴は、それから何も言わず去っていくホトトを見送る。

ホトトは父を殺したタトゥーの男への復讐心に燃えていた。怪しいタトゥーの男たちを見つけたホトトは後をつけるが、それは虐殺のギルと相棒チェイスの一味だった。
彼らは何と、レースの妨害に関する計画を練っていた。
まず、コース上にある絶望の谷という場所の入り口を、障害物で塞ぎレーサーたちを妨害する。その間にギルたちは自分らの車を使って障害物をどけ、先に入り口を抜ける。
その後、谷の狭い場所をダイナマイトで爆破し、後続のレーサーたちの道を塞ぐ。
そんな計画を話し、手下と笑うチェイス。彼は一人や二人下敷きになっても仕方ないと笑う。
それを聞いてしまったホトトは焦る。爆破のせいで天晴たちやシャーレン、アルに危険が及ぶかもしれない。
そのことを知らせようとするホトトだが、隠れていたところを男たちに見つかり、捕まってしまう。

それでも時は過ぎ、スタート時刻の零時は刻々と迫っていた。
小雨は「どうして行かせたんだ。ホトトはまだ子供なんだぞ」と天晴に詰め寄るが、天晴は「あいつはやるべきことがあると言った」と返す。
そして帰ってこなくても出発する、小雨もどうするかは自分で決めろと突き放す。小雨はホトトが心配で探しに行く。
周囲を探していた小雨は、明らかに怪しそうなチェイスたちを見つけ、ホトトの行方を問う。チェイスは知らないとうそぶくが、小雨はギルという男の座っている木箱がガタガタと動くのを目でとらえた。
中身を見せてほしいと頼むが、中にいたのはホトトではなくプレーリードッグだった。どう落とし前をつけるのかと凄むチェイスだが、小雨はとっさにプレーリードッグをホトトと名づけてその場を切り抜ける。
結局スタート時刻になってもホトトは戻らない。小雨は直前まで迷うが、乗降口の扉を閉めて残る意志を固める。しかし蒸気エンジン車は動かなかった。
天晴はもう少しでこの車は生まれ変わるから、そのときまで残ると言う。笑顔を浮かべた小雨は、もう一度ホトトを探しに走る。
一方ホトトは縛られて猿ぐつわをされたまま木箱に入れられ、道の端に捨てるように放置されていた。
めちゃくちゃに暴れたおかげで拘束がゆるみ、ホトトは脱出に成功し、天晴、小雨と合流する。
どこに行ってたんだと聞く小雨に、ホトトは謝罪しながらもタトゥーの男たちが計画していた妨害作戦のことを話す。

一方、絶望の谷の入り口では、レースの参加者たちが散乱する瓦礫の前に立ち尽くしていた。

第七話「FAKE」

虐殺のギルとされる男が乗っているバッド号は、天晴たちの先を行く。

天晴はアルにもらったセカンドカーのエンジンと蒸気エンジンを組み合わせ、最新のエンジンにも引けを取らないハイブリッドエンジンを開発していた。
しかし排熱の問題があり、長くは使えないという欠点があった。
そこで無事に戻ったホトトが、天晴たちにギル一味の計画を教える。コース上にある絶望の谷を爆破し、道を塞ぐつもりだというギルとチェイスの計画だ。
その計画が完遂されれば、先にスタートしたアルやシャーレンたちが危険だ。だが、天晴は悩む。
このまま進めば、自分たちは他の参加者たちを出し抜いて先へ行ける。もうすでにホトトを待ったことで後れを取っているのに、ライバルを助けるなんて合理的じゃない。
しかしその思いに反して、天晴はハイブリッドエンジンを作動させた。スピードを出して谷の入り口まで急いだ三人は、谷が爆破される前にアルたちに計画を教えることができた。
ギリギリのところで他のレーサーたちを危険から救うことが出来た天晴たち。
だが結局、エンジンはオーバーヒートしてしまい、天晴号は動かなくなってしまった。だが天晴は諦めず、ロープと自分の体を繋いで牽引しようと奮闘する。
ゴールである最初の補給ポイントの街へ行くのに、夜までかかる距離だ。車でさえ時間がかかるのに、それを人力で引いていこうなどとは無謀だ。
「無茶だ」という小雨の言葉にも、天晴は応じない。そんな天晴の熱意に突き動かされ、小雨とホトトは動かなくなった車体を懸命に押し続ける。
そこに現れたのはアルとシャーレンだった。二人は、自分たちの車が交代で牽引しようと申し出る。このまま進めばトップも狙えるのに、と言う天晴に、アルは「馬鹿にしないでくれ」と返す。

「私は君たちを実力でねじ伏せて勝つ。自分の力を証明するためにね」

合理的じゃないと呟く天晴に、シャーレンは「簡単なことは面白くない。不可能だと思われてることをやるから、面白いんだろう?」とかつて天晴に言われた言葉を返す。
二人の厚意を受け入れ、天晴たちはレースを再開する。
途中、夜の山越えは危険だからと、キャンプをする一行。小雨は料理、アルは狩り、シャーレンは火おこし、ホトトは魚釣り。
それぞれの得意分野で力を発揮する皆だが、天晴だけは何もすることがない。魚釣りも火おこしも狩りもすべて失敗してしまう天晴だった。
その夜、小雨は母が斬られる夢を見て飛び起きる。寝床に天晴の姿がないことに気づいた小雨は、崖の上で星を見ている天晴のもとへ行く。
小雨に対し、ハイブリッドエンジンを止めたことや、ホトトを待ったことはは合理的じゃないのに、なぜかやってしまったと不思議そうにする天晴だが、それに小雨は微笑む。
「人は三つのもので物事を考える。それは頭と腹、そして心だ」と天晴を諭す。
「わからん」と答える天晴に、小雨はそういうお前を見ているとほっとする、と告げる。

翌朝、次のスタート地点でイライラとしているカーター。ギルたちの妨害作戦など知るよしもない彼は、自らの会社が雇ったディランが未だに到着していないことに苛立っていた。
先行していたソフィアの目にも、アルの姿はない。だが、ソフィアはアルを信じている。「絶対に大丈夫」と彼女はつぶやく。
スタートの最前列にいるのはギル一味の車だ。車内にはチェイスとギルが乗っている。余裕の表情でゴールのニューヨークへ行こうと笑うチェイスは、バックミラーに砂埃を立てて車が来ていることに気づく。
まさかディランとTJがもう着いたのか。しかしその車は二人のものではなく、AL9と鳳凰火蓮に牽引された天晴号だった。
追いついた天晴たちは車を降り、バッド号の前に生身で立ち塞がる。
アルは皆の前で、ギル一味が絶望の谷を爆破し、他のレーサーたちを妨害したことを暴露する。だが、チェイスはルールブックに爆破してはいけないとは書いていない、と突っぱねる。
天晴たちは仕方ないと道を空けるが、ホトトだけがそこを動こうとしない。
ホトトは俺の大切なものを奪ったやつを教えるまでは絶対に行かせない、といって聞かない。
ホトトは、奪われたものを取り戻し、家族のもとへ帰る。けれど、死んだ父の命だけはもう帰ってこない、と訴えながら涙をこぼす。
そこで焦れたレースの観客たちが、半ば暴徒と化し、早くレースを始めろとホトトに石を投げる。石が額に当たり、ケガをするホトト。
そんなホトトを守るために小雨たちは出ていくが、そこでギルの銃が発砲され、あたりは静まり返る。
ギルが車を降り、ホトトの前で止まる。そして仮面を脱ぐ。その下の顔は泣いていた。
なんとギルと呼ばれていた彼は偽物だった。本当の名はトリスタン・ザ・バッド。同行していたチェイスの弟で、中西部では名の知れたアウトロー、バッド兄弟だとチェイスは自称する。
チェイスはそこで、自分たちは女子供は殺さないし、自分より貧しい人間からは奪わないという。ギルを騙っていたのは、「ギルといえばみんなが恐れて道を空けるし、レースを有利に進められるから」だという。
アルはカーターに、彼らの身元をちゃんと調べなかったのかと責めるが、カーターは、「ギルは誰も知らない謎の男なので」と答える。
「じゃあそういうことで。俺たちは出発させてもらうぜ。レースは続行だ」
悪びれもせずそう言って、自分たちの車に向かうチェイスとトリスタン。しかしそこに天晴が現れ、カーターに問う。
「なあ、ルールブックに他人の車を分解してはいけないってルールはあるか?」
なんと天晴は騒ぎに乗じて、バット兄弟の車を分解してしまっていた。
八時間もあれば直せるだろう、と言う天晴。これでおあいこだ、とシャーレンは笑う。トリスタンも兄のチェイスを見て「一本とられたね」と笑った。
黙って立ち尽くしているホトトに、小雨はもう危ないことはやめろと諭す。復讐したって、大切なものは戻らないんだ。
そう言う小雨に、ホトトは「おまえには家族を殺されたものの気持ちはわからない」と言って去る。小雨はそれを黙って見送る。

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『花咲くいろは』とは、P.A.WORKS制作による日本のオリジナルテレビアニメ作品、および、これを原作としたメディアミックス作品。舞台は石川県湯乃鷺温泉街。祖母が経営する温泉旅館「喜翆荘」に住み込みの仲居として働くことになった松前緒花が個性的な従業員に囲まれながらも、様々な経験を通して成長をしていく。

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Angel Beats!(エンジェル ビーツ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「Angel Beats!」は、P.A.WORKS制作によるテレビアニメ作品。 主人公「音無結弦」が目覚めると、そこは死後の世界だった。そこで出会った「仲村ゆり」に理不尽な人生を強いた神への復讐を目的とする「死んだ世界戦線」へと誘われる。音無は戦線の一員として、「天使」と呼ばれる少女と戦いを繰り広げる日々が始まる。 青春コメディ要素もありながら、人生に言及する重みのある名言を多く残す。

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SHIROBAKO(シロバコ)のネタバレ解説・考察まとめ

2014年10月~2015年3月に放映された日本のオリジナルテレビアニメーション作品。P.A.WORKS制作、監督は水島努。同じ高校のアニメーション同好会でアニメを作っていた、あおい、絵麻、しずか、美沙、みどりが、いつか共にアニメを作るという夢を抱えながら、それぞれの道で懸命に奮闘するアニメーション業界の日常を描いた群像劇である。全24話。

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白い砂のアクアトープ(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『白い砂のアクアトープ』とは、P.A.WORKS制作による、水族館を舞台に二人の少女の交流を描く2021年夏に放送されたアニメ作品。 沖縄で暮らす海咲野くくるは、水族館の館長代理として迫り来る閉館の危機を相手に悪戦苦闘していた。一方岩手生まれの宮沢風花は、アイドルになる夢に破れ、沖縄に身一つで傷心旅行に訪れる。行くあても無かった風花から「水族館で働かせてほしい」と頼み込まれ、彼女の熱意に感じ入ったくくるはこれを了承。二人の少女は水族館を立て直すために奮闘していく。

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有頂天家族2(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

「有頂天家族2」とは、「森見登美彦」による小説作品「有頂天家族」シリーズ2作目をアニメ化した作品。2007年に小説「有頂天家族」が発売、2013年に第一期がアニメ化。2015年に小説「有頂天家族 二代目の帰朝」が発売、2017年に「有頂天家族2」としてアニメ化。主人公で狸の「下鴨矢三郎」は、天狗の息子「二代目」と出会う。二代目はヒロイン「弁天」と険悪な仲になり、矢三郎たち狸も巻き込まれていく。

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有頂天家族(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

2013年に放映されたアニメ。 原作は『四畳半神話大系』、『夜は短し歩けよ乙女』の森見登美彦。3部作となる予定の「たぬきシリーズ」である。キャラクターデザインは『さよなら絶望先生』の久米田康治。 2013年には漫画化、2014年には舞台化された。 豪華なキャストと丁寧な描写で根強いファンがついており、2017年4月9日より第2期である『有頂天家族2』が放送開始する。

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true tears(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

2008年1月から3月までテレビ放送されたP.A.WORKSのオリジナルアニメである。登場人物達の心情を繊細に描いた、青春群青劇である。全13話から構成され、「涙」が作品の中では一貫して登場し、ひとつの大きなテーマとなっている。細やかな心理描写に加え、それを表現する作画技術の高さも本作の見どころである。

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色づく世界の明日から(アニメ全話)のネタバレ解説まとめ

『色づく世界の明日から』とは、P.A.WORKS制作のオリジナルアニメである。 2078年の長崎県に住む少女・月白瞳美は、魔法使いの家系でありながら魔法を嫌悪しており、幼い時に色が視えなくなったことで、他人に心を閉ざしていた。ある日、祖母の琥珀の魔法によって、突然60年前の2018年に送られ、月白家に居候しながら同い年の祖母と共に高校生活を過ごすことになる。 心を閉ざした魔法少女が仲間たちとの交流で変わっていく学園青春ファンタジー作品。

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色づく世界の明日から(第13話『色づく世界の明日から』)のあらすじと感想・考察まとめ

時間魔法の儀式の準備が整い、魔法写真美術部は1人1人瞳美にお別れの挨拶をした。最後に葵の順番になり、葵は自分の想いを告げることなく瞳美を未来へ送り出そうとする。その時、琥珀の時間魔法とは違う魔法が発動し、葵と瞳美は2人だけの空間に閉じ込められ、お互いの想いを告げた。すると、瞳美が見る景色に色が戻り、瞳美は無事に未来への帰還を果たした。 今回は「色づく世界の明日から」第13話『色づく世界の明日から』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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色づく世界の明日から(第1話『キミノイクベキトコロ』)のあらすじと感想・考察まとめ

幼い頃に色覚を失ってしまった高校2年生の少女・月白瞳美は、魔法使いである祖母から「高校2年生の私に会いに行きなさい。」と突然伝えられ、時を遡る魔法をかけられる。瞳美が辿り着いたのは、瞳美が生きていた時代から60年前に当たる西暦2018年の長崎だった。長崎の街を迷っていた瞳美は、南ヶ丘高校の生徒に偶然出会い、当時の祖母の実家に行くことができた。 今回は「色づく世界の明日から」第1話『キミノイクベキトコロ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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色づく世界の明日から(第6話『金色のサカナ』)のあらすじと感想・考察まとめ

瞳美は初めて作った星砂を葵にプレゼントとして贈り、葵が星砂を使ってみたところ、金色の魚が飛び出して周りを泳ぎ始めた。それは葵が小学生の時に賞を受賞した絵に描いた魚だったのだ。なぜ金色の魚が現れたのかが分からない中、瞳美と葵はグラバー園での撮影会に行くことになる。そこで瞳美は無意識に魔法を使ってしまい、葵の絵の中に入ってしまった。 今回は「色づく世界の明日から」第6話『金色のサカナ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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色づく世界の明日から(第2話『魔法なんて大キライ』)のあらすじと感想・考察まとめ

瞳美は失くしてしまったアズライトを見つけたが、元の時代に帰る方法はまだ分からず、高校生の祖母・琥珀が留学先から帰国するまで待つことになった。その間、琥珀の両親の提案で瞳美は地元の高校に通うことになる。戸惑いながら高校に初登校した瞳美が出会ったのは、2018年に来た時に迷い込んでしまった家の少年・葵だった。 今回は「色づく世界の明日から」第2話『魔法なんて大キライ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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色づく世界の明日から(第5話『ささやかなレシピ』)のあらすじと感想・考察まとめ

琥珀が参加して発足した「魔法写真美術部」の懇親会が行われることになった。その準備に追われていたある日、瞳美はまほう屋の店番を頼まれたことをきっかけに、積極的に魔法の練習をするようになる。瞳美が初めて作った星砂は、葵のために作った物だった。一方、あさぎが将へ抱く恋心にも変化が起きる。 今回は「色づく世界の明日から」第5話『ささやかなレシピ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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色づく世界の明日から(第10話『モノクロのクレヨン』)のあらすじと感想・考察まとめ

あさぎは将に告白された瞳美を避けてしまっていたが、瞳美が勇気を出して話しかけたことで仲直りをする。一方、魔法写真美術部は文化祭に向けてイベントの準備を進めており、琥珀は魔法で人を絵の中に送り込む企画を提案した。試しに、瞳美と琥珀は協力して葵が描いた絵の中に部員たちを送り込んだ。その絵の中で、葵は瞳美の辛い過去の光景を見てしまう。 今回は「色づく世界の明日から」第10話『モノクロのクレヨン』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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色づく世界の明日から(第4話『おばあちゃんはヤメテ!』)のあらすじと感想・考察まとめ

琥珀が留学先から帰国し、写真美術部に入部した瞳美と同じクラスになった。琥珀も写真美術部に興味を持ち、部活のミーティングに着いてきた。魔法を見事に使いこなし、部員のみんなとも、たちまち仲良くなる琥珀。瞳美は自分と正反対な琥珀の姿に圧倒されるばかりだった。そんな中行われた夜景の撮影会では、瞳美と部活メンバーとの距離が一気に縮まる出来事が起きる。 今回は「色づく世界の明日から」第4話『おばあちゃんはヤメテ!』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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色づく世界の明日から(第7話『ヴィーナスの重荷』)のあらすじと感想・考察まとめ

再び色が見えなくなった瞳美は、葵とぎくしゃくしたまま夏休みに入った。一方、胡桃は将来について悩みを抱えていた。そんな中、魔法写真美術部は毎年恒例のキャンプ合宿の準備に取り掛かる。そしてキャンプ合宿当日、胡桃は元気づけられる言葉を千草にかけられて元気を取り戻し、瞳美も葵との心理的距離が縮まってあることを決意する。 今回は「色づく世界の明日から」第7話『ヴィーナスの重荷』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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色づく世界の明日から(第12話『光る光る この一日が光る』)のあらすじと感想・考察まとめ

2日間の文化祭は無事に終わりそうだった。あさぎは葵と瞳美に思い出を作ってもらうために2人に自由時間を与えることをこっそり提案し、2人は文化祭の出し物を楽しむ。しかし、葵と瞳美はお互いに自分の想いを伝えることなく、後夜祭を迎えてしまった。 いよいよ夜の公園で、瞳美を未来へ帰すための時間魔法の儀式が始まる。 今回は「色づく世界の明日から」第12話『光る光る この一日が光る』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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色づく世界の明日から(第8話『ほころびのカケラ』)のあらすじと感想・考察まとめ

琥珀は瞳美が未来に帰らなくてはいけなくなった時のため、夏休みを通して時間魔法についての勉強と実践を重ねていた。また、どうしたら瞳美がまた色を見ることが出来るのかを考え、実験をした。しかし、琥珀の時間魔法は一向に上手くいかず、琥珀は失敗する度に落ち込む。 一方、瞳美は魔法写真美術部の部員たちとの時間を楽しく感じていて、60年後に帰りたくないと考えるようになっていた。 今回は「色づく世界の明日から」第8話『ほころびのカケラ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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色づく世界の明日から(第3話『No Rain, No Rainbow』)のあらすじと感想・考察まとめ

新入生が体験入部する部活を決めるための「クラブ活動紹介」の日、瞳美は葵の絵が忘れられずに写真美術部を訪れる。色が見えないことを隠したまま、瞳美は絵を書き、カメラを手にした。しかし、突然のハプニングで瞳美が写真撮影会のモデルを務めることになってしまった。戸惑いながらもモデルを引き受けた瞳美だが、思わぬトラブルに見舞われる。 今回は「色づく世界の明日から」第3話『No Rain, No Rainbow』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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色づく世界の明日から(第9話『さまよう言葉』)のあらすじと感想・考察まとめ

写真の腕を上げるため、瞳美は将にアドバイスを求め、将は瞳美に一緒に撮影会に行くことを提案する。休日に様々な名所を巡った2人が帰り道につこうとした時、将は瞳美に大胆な告白をした。戸惑った瞳美はその場から逃げ出し、次の日から将を避けてしまう。将の告白をきっかけに瞳美と将、あさぎ、葵の間の恋模様には大きな変化が訪れる。 今回は「色づく世界の明日から」第9話『さまよう言葉』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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色づく世界の明日から(第11話『欠けていく月』)のあらすじと感想・考察まとめ

魔法写真美術部の部員たちが文化祭の準備に奔走する中、瞳美が少しの間だけ消失する事件が起きる。琥珀が調べた所、瞳美が未来に帰らなければいけない時が近づいており、早く未来へ戻らなければ瞳美は時のあわいに閉じ込められてしまうことが分かった。 瞳美は残された時間が少ないことを知り、葵に自分のある想いを打ち明けた。 今回は「色づく世界の明日から」第11話『欠けていく月』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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