DIVE!!(ダイブ!!)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『DIVE!!』とは、森絵都の小説をもとに2017年に放送されたスポーツアニメ作品。原作小説は第52回小学館児童出版文化賞を受賞した。テレビアニメの他にも、ラジオドラマ化、漫画化、舞台化など、様々なメディアミックスがされてきた作品である。飛び込み競技に青春をかける3人の少年が、限られたオリンピックの出場枠を争うというストーリー。個性豊かな少年たちが、それぞれの強みを活かしながら切磋琢磨していく様子が見どころである。

ミズキダイビングクラブのメンバーたち

丸山 レイジ(まるやま れいじ)

CV:内山昂輝、内村史子(小学生時代)

知季と同い年で、飛び込みも知季と同時期に始めている。常に周囲を観察する冷静な性格だが、少々神経質で小心なところがあり、試合時には「コインロッカーの番号は奇数」「試合会場には右足から入る」などの独自のジンクスを気にしている。また、かつてアメリカ人の家庭教師に習っていたことがあり、MDCに訪れた外国人と夏陽子の英語での会話を聞き取っていた。知季たちとの才能の差には気が付きながらもクラブに残り、最終回ではオリンピック代表選考会の予選を突破して本戦に出場できるだけの成長を見せた。

大広 陵(おおひろ りょう)

CV:逢坂良太

知季と同い年。飛び込みは知季の半年遅れで始めたが、夏陽子が来るまでは同学年の知季・レイジの中で常に1番だった。夏陽子によるコーチングが始まってからは、知季と自分の間にある熱量の違いと才能の差を見せつけられ、自分は知季に敵わないと悟る。のちにMDCを辞めて学校のバスケ部に入部するが、MDCでの挫折が自分にとって良いきっかけになったと知季に語る。思ったことはすぐに口に出してしまう素直な性格。

吉田 幸也(よしだ さちや)

CV:小林裕介

知季より1つ年下のMDCメンバー。高所恐怖症のため選考には参加せず、選手たちのサポーターを務めることになる。隣のプールで練習をしているママさんシンクロチームの人間模様の観察が趣味である。知季たちからは「サッチン」と呼ばれている。小柄で華奢な体格とおかっぱ頭が特徴である。情報通で、夏陽子の素性や経歴なども調べ上げて知季たちに報告した。

ミズキダイビングクラブのコーチたち

麻木 夏陽子(あさき かよこ)

CV:名塚佳織

MDCに新しく赴任した中学生担当コーチ。MDC創始者・水城真之介(みずきしんのすけ)を祖父に持つ。飛び込み競技に関する天性のセンスを持つが、選手としては大成できないことを自ら悟りアメリカでコーチング技術を学んだ。選手の能力を見抜く鋭い洞察力の持ち主であり、要一の父でありMDCのコーチ・富士谷敬介も、夏陽子のコーチングの技量には一目置いている。

富士谷 敬介(ふじたに けいすけ)

CV:小西克幸

要一の父。MDCのコーチで、小学生と中学生を担当している。昔は飛び込みの一流選手で、オリンピック出場経験もある。家族以上にクラブを大切にしており、要一が幼かった頃、怪我のトラウマから飛び込みができなくなった要一に対し「MDCのために戻ってきてほしい」と頼んだことがある。それ以来息子との間には溝があり、要一は敬介に対して敬語で話し、敬介は要一のことは名前ではなく「君」と呼んでいる。外見は要一と似ている。

大島 力(おおしま りき)

CV:羽多野渉

MDCのコーチで、小学生を担当している。
飛沫が津軽から上京してからは、自宅に飛沫を居候させて手料理を振る舞うようになる。
10年以上前に離婚してから料理が上達し、独り言も増えたと語っている。
メガネと中年体型が特徴。おしゃべりで心配性な性格で、得意料理はすき焼きである。

ライバルたち

寺本 健一郎(てらもと けんいちろう)

アニメには名前のみ登場する。日本飛び込み界のエースと称され、オリンピック代表は確実とされる一流選手。代表候補の中で実力は抜きん出ているものの、精神面の弱さが指摘されている。
オリンピックでメダルを目指すなら代表は寺本に絞ったほうが良いが、期待を一身に背負った時の寺本のメンタルへの負担を考慮して、要一が2人目の代表に選出されたという背景があった。

松野 清孝(まつの きよたか)

hirohinamama1975
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@hirohinamama1975

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