シンデレラ・シェフ(萌妻食神)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『シンデレラ・シェフ』(原題:萌妻食神)とは、紫伊281の小説を原作とした中国のアニメ。伝統的な中国のレシピを愛しそれを再現する有名シェフの主人公が過去の世界に転生し、そこで、巻き起こる様々な問題や事件を解決していく物語。現代の知識と料理の腕前で運命を切り開き、食に恋に奮闘する中華飯テロラブコメディであり、閲文アニメーションと娃娃魚アニメーションによって制作され、当時最も話題となった。2018年にはテレビドラマも制作され、中国PV回数32.7億回を突破した作品である。

『シンデレラ・シェフ』の概要

『シンデレラ・シェフ』(原題:萌妻食神)とは、紫伊281の小説を原作とした中国のアニメ。伝統的な中国のレシピを愛しそれを再現する有名シェフの主人公イエ・ジアヤオが、過去の世界に転生し、そこで巻き起こる様々な問題や事件を解決していく物語。現代の知識と料理の腕前で運命を切り開き、食に恋に奮闘する中華飯テロラブコメディ。閲文アニメーションと娃娃魚アニメーションによって制作され、2019年最も話題になった。2018年にはテレビドラマも制作されており、中国PV数37.2億回を突破し、2018年中国ウェブドラマ視聴回数ランキング9位獲得した人気作品となった。主演は、台湾とタイのハーフ俳優シュー・ジーシェン。また、中国のサバイバルオーディション番組で結成された「UNINE」メンバーのチェン・ヨウウェイに、タイの大ヒットBLドラマで一躍スターとなったスラデ・ピニワット(バス)も出演している。料理シーンの色遣いの繊細さが際立っており、日本アニメに迫るクオリティである。キャラデザインも魅力的で、2004年から放送されている日本の女児向けの変身ヒロインアニメ『プリキュア』シリーズを彷彿とさせる変身シーンも見どころだ。主人公イエ・ジアヤオ役は十四(Shi Si)、シア・チュンユー役は孙晔(Sun Ye)、ホーリエン・ジン役は沈达威(Shen Dawei)が務める。シーズン3まであり、シーズン1は2018年の12月29日~2019年3月17日、シーズン2は2021年10月13日~12月25日、シーズン3は2022年7月22日~9月13日に放送された。Netflixとyoutube、中国サイトbilibiliで視聴することができる。

『シンデレラ・シェフ』のあらすじ・ストーリー

出会い編

主人公イエ・ジアヤオは中華料理をこよなく愛し、昔の調理法からヒントを得て斬新な料理を発案する人気料理研究家であり、中華シェフのNo.1を決める大会でチャンピオンにもなる実力者。ある時、伝統的な中華料理を記した『丹徒記録』の研究中、雲南ヤマドリタケを雲南マツタケの代用として使ったところ毒にあたって中毒死してしまう。
次に目を覚ますと、過去にタイムスリップしてしまっていた。現代の記憶も残っているため、転生なのか生き返りなのか憑依なのかジアヤオは訳が分からず混乱する。そうしているのも束の間、使用人のような人たちが来てジアヤオをどこかに連れて行ってしまう。連れていかれるその道中で、自分が名家の娘イエ・ジンシュエンに憑依し、済南の公子様に嫁がされることを知る。
ジアヤオが状況を呑み込めず混乱していると、一行が黒風塞(ヘイフォンジャイ)の山賊に襲われ、ジアヤオが連れ去られてしまった。この黒風塞の主が、三旦那様と呼ばれるシア・チュンユーの結婚相手としてジアヤオを拉致したのだ。
部屋に閉じ込められたジアヤオは「こんな世界で山賊夫人になるのか…」と落ち込んでいると、そこにチュンユーがやってくる。ジアヤオは意を決して、部屋にあった花瓶でチュンユーに襲い掛かるも、阻止されてしまう。ここで初めて自分の結婚相手の顔を見たジアヤオはイケメンなチュンユーにほだされそうになるも、「俺を怒らせたら命はないと思え」と脅されたことに怒り、反発する。
そんな中、ジアヤオのお腹が鳴ったため、料理をふるまうことに。黒風塞の厨房にある食材を使って「牛肉と卵の炒飯」を作り、あまりのおいしさにチュンユーを驚かせる。ジアヤオの絶品料理に感動し、「飯の作れる娘も悪くない」と思い直すチュンユー。ご飯を作ってあげたことで解放を要求するジアヤオだが、チュンユーに断られてしまう。チュンユーに「守ってやる」といわれ、このまま黒風塞に残ることにしたジアヤオ。イケメンで頼りになると頬を染めるジアヤオだが、布団のない所で寝かされることになりやはり思い直す。

黒風塞での暮らし編

朝起きて、やはり過去にいることに夢じゃなかったと落ち込むジアヤオ。チュンユーも見張りもいないことを確認し、黒風塞を抜け出すことにした。そのころチュンユーは山小屋で男2人と密会をしていた。そこでチュンユーは「世子」と呼ばれ、「半月後に朝廷から大軍が送られてくる」と報告を受けていた。チュンユーは実は朝廷の密偵で、黒風塞を討つために潜入していたのだった。
ジアヤオは逃げている途中、黒風塞の料理人ジアンに出会い、チュンユーが拷問好きで恐ろしい人であることを聞いてしまう。抜け出したとばれたら拷問されると聞いたジアヤオは恐ろしくなって黒風塞に大人しく帰ることに。
チュンユーと山小屋で密会していたうちの1人が厨房の掃除をしているところに帰ってくるジアヤオ。その男はソン・チーといい彼もまた朝廷の密偵であり、チュンユーの部下であった。
ジアヤオも掃除を手伝い、きれいになった厨房で食事を作ることに。ソン・チーとジアンの出身地を聞いたジアヤオは2人の故郷の料理「塩漬け肉と筍煮込み」と「ナマコとネギの煮込み」を作ってあげた。2人はジアヤオの腕前に感動する。チュンユーの故郷の料理を作ろうとするも出身地を聞いてみるも分からなかったため、言葉の訛りから南の方ではないかと推定し、淮揚料理を作ってあげることにしたジアヤオ。胃袋を掴んで料理に惚れさせ信用を得れば解放してくれるかもしれないと考えたのだ。「蟹肉入り獅子頭」を食べたチュンユーは「天賦の才と真心だけでは達することのできぬ域だ」と感動する。しかし良家の娘がこんな料理の腕前を持っていることに違和感を覚えるのだった。

黒風塞との闘い編

湯あみ中、蛇にかまれチュンユーが手当てをしてくれたことでときめくジアヤオ。しかし毒を吸ったことでチュンユーは倒れてしまう。ジアヤオは蛇の毒に効く植物「ミゾカクシ」をとりに行くも、黒風塞が仕掛けた裏山の罠をよけたことで崖の下に落ちてしまう。すると遠くに光が見え、その方向に歩いていくと村があった。村を見つけたジアヤオは逃げようとする。
そんなジアヤオの考えを見越して、チュンユーは道中こっそり護衛を付け下山をサポートしていた。チュンユーはこれから起こることを案じてジアヤオを守ろうとしていたのだ。そんな思いも裏腹に、思い直したジアヤオがチュンユーのためにミゾカクシを摘んで戻ってきた。ジアヤオは、自分を助けて倒れたチュンユーを放っておけなかったのだ。満身創痍のジアヤオは帰ってきた瞬間気絶してしまう。翌朝、チュンユーが徹夜で看病してくれたことを知りときめく。
ジアンと一緒に松花蚕(ピータン)を作るジアヤオ。そんな時、昨日の出来事を思い出してしまう。昨晩、チュンユーの部屋の掃除をしていると、黒風塞の地図を発見してしまい、それを本人に見られ外出を禁じられてしまったのだ。憑依していると知らないチュンユーは、良家の娘がなぜ蛇毒の解毒方法を知っていて、料理までできるのか、粗忽で礼儀もなっていない女子がなぜウェイ家に嫁げるのかをジアヤオに問いただす。そして、秘密裏にジンシュエン(=ジアヤオ)のこと調査し、数日前にすでにイエ・ジンシュエンとウェイ家の公子が婚礼を挙げていたことが判明していた。間者ではないかと疑われ剣を向けられたジアヤオは、パニックになり暴れたことでチュンユーとキスしてしまった。ジアヤオは松花蚕を作っているときにそれを思い出して動揺する。
一方、チュンユーは黒風塞の会合に参加していた。山に官兵が増え、奇襲も幾度となく失敗したことで焦った大旦那が黒風塞の第一の刺客ポン・ウーを呼び戻し、皆に紹介する。ポン・ウーはチュンユーを睨みつけ疑っている様子を見せる。チュンユーはそれを察知し、朝廷を欺くことをと大旦那に提案する。しかし会合の後、大旦那はチュンユーを密偵だと疑っていることを兄貴分に伝えるのだった。

ジアヤオは松花蚕を準備し終えて夕飯の支度に取り掛かろうとしていた時、会合を終えた兄貴分がジアヤオのもとに訪ねてきた。その夜、チュンユーはポン・ウーとともに作戦の場所に向かっていた。長年断龍石のせいで黒風塞を攻め込めずにいたためこれを機に邪魔を取り除こうと密かに画策するも、ポン・ウーが大旦那の命令を受け密偵を一掃するためにチュンユーたちを襲ってきた。こんな時にもジアヤオを心配するチュンユー。同じ頃、ジアヤオは捕らえられ大旦那に「お前の夫の話をしよう」と持ち掛けられていた。
大旦那に捕らえられたジアヤオはチュンユーが朝廷の密偵だと告げられる。チュンユーが黒風塞をどう攻めるかを聞き出したい大旦那は、ジアヤオに拷問しようとする。もう少しで焼きごてを当てられそうになった時、兄貴分が断龍石が破られたことを報告に来て、大旦那は逃げるために邪魔なジアヤオを殺せと兄貴分に命じた。

一方、ポン・ウーが仲間を率いてチュンユーたちを襲ってきたように思えたが、実は、その仲間は元山賊の新義鎮(シンイージェン)という組織の一員で、チュンユーの仲間だったのだ。大旦那の考えなど読めていたチュンユーは裏をかいてだまされるふりをしていたのだ。
仲間を殺され、最後の1人となったポン・ウーはチュンユーと1対1で勝負することに。激闘を繰り広げた末にチュンユーが勝つも、ポン・ウーは取引を持ち掛けてきた。ポン・ウーが4時間以内に戻らなかった場合、大旦那が夫人を殺す算段になっていたのだ。チュンユーが逡巡していると、隙をついたポン・ウーが襲い掛かってきてチュンユーは負傷してしまう。
その後、仲間の殿前指揮史・ホーリエン・シュアンが援軍にやってくるも、チュンユーは負傷した身体で黒風塞に戻ったことが分かる。兵も十分だからと攻め入る準備を始める朝廷側。その時、ジアヤオは兄貴分に気絶させられただけで縄も解かれていたため無事に脱出できた。ただこれはチュンユーを誘い出すための罠だったのだ。逃げた先でチュンユーが朝廷の密偵だったと改めて聞かされる。黒風塞の人間に捕えられる前に逃げ出すジアヤオだが、これまで過ごした場所に戻ってみると、チュンユーが仲間といるところを見つけた。その時チュンユーがジンアン候の世子であることを聞いてしまう。それと同時に、「嫁を探しているのか」と尋ねられたチュンユーが、「あれは偽りの嫁で死のうが関係ない」といっているのも耳にしてしまう。傷ついたジアヤオは、途中兄貴分に捕らえられたジアンに遭遇し、自暴自棄になったジアヤオはジアンを助けるため自ら兄貴分についていく。
兄貴分について逃げる途中、官兵に見つかり矢でいられるも兄貴分が身を挺して守ってくれ、ジアヤオは崖から川に飛び込んで逃げた。崖から飛び降りたという知らせを聞いたチュンユーはジアヤオが死んだと思い、部屋でジアヤオに思いを馳せる。

蓮子湖編

名前も身分も偽り、貴公子のふりをして蓮子湖に来たジアヤオ。船乗り場でホーリエン・ジンと出会い、彼に対してリー・ヤオと名乗る。舟で島に行こうとしていた目的を尋ねられ、蓮の実を使った羹(あつもの)「蓮子羹」(れんしこう)が名物と聞いてきたと答える。ジアヤオは島のお店に特別な調理法があると聞いてやってきたのだ。
船賃が足りず、船に乗れなかったジアヤオは、蓮子羹がある店に連れていくからとホーリエン・ジンに船賃を払うよう頼む。島につき、店に行ってみると妙な医者に出会う。蓮子羹のレシピを聞いてみるもそこでは蓮子の実は薬に使い、蓮子羹はないといわれる。ないなら、とジアヤオは蓮子湖の蓮子の実を使って蓮子羹を作ることに。新鮮な蓮子の実でつくるデザートに皆感動していた。
ホーリエン・ジンはお金持ちの成りをしていたが、途中でお金を落とし一文無しに。ジアヤオと2人でジンの目的地金陵まで行くことになった。途中お腹を空かせたジンのために、道中で集めた材料で江南の伝統料理「ハトの包み焼き」を作る。ジアヤオの作る料理に感動するジン。少しずつ2人の仲が深まっていった。
時を同じくして、チュンユーはジアヤオが消えたことで本来の嫁ぎ先に訪ねてきていた。ジアヤオが転生した身体の持ち主・ジンシュエンについて尋ねると、主は挙動不審になる。見張りを付けて探ることに。一方、ジアヤオたちは空腹からスイカ泥棒をして犬に追い掛け回された挙句、道中で野宿をすることになった。朝方、リー・ヤオが女であることをホーリエン・ジンに気づかれそうになるも難を逃れる。虹がかかっているのを見て、自分の幸せを願ってくれるジンにチュンユーを思い出し、表情が暗くなるジアヤオ。ジアヤオはチュンユーに会いたい気持ちと許せない気持ちが交錯する。

再会編

厨師たちが腹を下したというお店で宴の料理を作ることになったジアヤオ。料理の腕前を認められ準備をしているとき、料理に使うタニシが腐っていることが発覚する。品数は減らせないと困っている店主を見て、ジアヤオはタニシの殻を使った「タニシの肉詰め」を考案する。その料理に対し、ホーリエン・ジンが「美女を囲う館」と命名し店主は大喜び。宴も大成功に終わり、代金を貰って2人は揚州に向かう。
その道中の船着き場でホーリエン・ジンが舟を降り休憩していると、チュンユーに会う。ホーリエン・ジンは実は公子であり、ジンの兄とチュンユーが友人だったようだ。その様子を見ていたジアヤオはとっさに身を隠す。ジンから一緒に金陵に行くよう誘われるが、ジアヤオはそれを拒む。
ホーリエン・ジンはリー・ヤオ(ジアヤオ)を探しに来るも、途中で下船しており会うことはできなかった。しかし船着き場で金陵の名家ヨンアン候の世子ジャオ・チーシュアンと会う。馴れ馴れしく、癖が強いタイプのためジンにとっては苦手なタイプだが、顔が広いチーシュアンは人探しなら手伝えるとジンに提案し、一緒にリー・ヤオ(ジアヤオ)を探すことに。
そのころジアヤオは、厨師として働くため天上居というお店にやってきていた。天上居は高官や貴人たちがこぞって訪れるお店であり、1名の空きが出たこの店の厨師になるべく他の2名の応募者とともにその椅子をかけて勝負をすることに。少林厨房一番弟子のジエファン、丐幇77代目長老のバイダーイエ、そしてジアヤオは各自得意料理を披露して、厨房を取り仕切るリー女将らに勝負の判定をしてもらうことになった。ジアヤオは、「蒸しエビと春雨のニンニクソース」を作る。3人の試食が終わり、勝者が決まるその時、とある貴賓がやってきたと報告が入る。一旦試験結果は保留となり、最終試験として3人はその貴賓の料理を作ることになった。
その貴賓とは、ホーリエン・ジンとジャオ・チーシュアンであり、そこに並べられた料理の1つを見て、ジンはリー・ヤオ(ジアヤオ)がここにいると気付く。
ジンは店の中まで探し回り、遂にジアヤオと再会した。ジンは再会を喜ぶ一方で、ジアヤオは気まずそうな様子。金陵に来てすぐジンに会いに行かなかったことを申し訳なく思っていたのだ。店の従業員から試験結果を発表する旨が伝えられ、ジアヤオはジンと1度別れて発表の場へ。無事試験を突破し、天上居の厨師になったジアヤオ。
ジンは再会したその日からジアヤオに付きまとい、ジアヤオはほとほと困り果てる。そこで、会いに行かなかった本当の理由を伝えるべく、「ジンを連れて行ったチュンユーに会いたくなかった」と話した。それを、チュンユーがジンを連れて行ったのが悲しくてチュンユーが嫌いになった、つまり、自分のことが好きだからだと勘違いしてしまう。
そのころ、チュンユーはジアヤオを懸命に探しついに見つける。天上居に赴き、ホーリエン・ジン、ジャオ・チーシュアンと3人で食事をするチュンユー。提供された料理を見て、ジアヤオの料理だと確信する。仕事帰り、待っていたチュンユーに会い戸惑うジアヤオ。「生きていたのか」と尋ねるチュンユーに「人違いだ」と答えるジアヤオ。ジアヤオは昔のことを思い出し、チュンユーを避ける。ソン・チーがホーリエン・ジンからこれまで起こったことのすべてを聞き、チュンユーに報告する。職場の同僚と飲んだ後、チュンユーが待ち構えており、酔った勢いで「偽りの嫁」だといわれたことで傷ついたことを伝える。
チュンユーを巻いて帰る所に強盗が来て襲われそうになるも、チュンユーが追い付きジアヤオを助ける。翌日、天上居にきたチュンユーに「卵炒飯」を依頼され、オムライスを作り昨夜のお礼を伝えるジアヤオ。チュンユーはジアヤオが「偽りの嫁」といわれたことで傷ついたことを知り、チュンユーとしてはそう言うことでジアヤオの身を守れると思ったと弁明する。チュンユーの真意を知ったジアヤオはチュンユーの「時折来てもいいか」との問いに快諾する。
ある日、ジョンさんという天上居の古株が臨安での修行から戻ってきた。と同時に、天上居の料理長選抜試験が行われることになった。お題は「夏のお菓子」。試験はジアヤオとジョンさんの2名で行われることに。チュンユーが手伝いを申し出てくれ協力して作ることになったが、食材を探している最中盗賊に絡まれるハプニングがあり2人で手を繋いで逃げた。何とか巻いて天上居に戻った2人は協力して「鉢仔糘」(ブッチャイコー)を作る。ジョンさんは彩豊かな五行点心を披露。勝負にはジアヤオが勝利し、天上居の料理長に就任。勝負で作った夏のお菓子「ブッチャイコー」は皆でつくり天上居で提供することになった。
ジアヤオとチュンユーは今回の勝負で仲が深まり、距離も縮まったのだった。

『シンデレラ・シェフ』の登場人物・キャラクター

主要人物

イエ・ジアヤオ

CV:十四(Shi Si)

中国の伝統料理からヒントを得て斬新な料理を作る人気シェフ。試作中に中毒死してしまい、イエ・ジンシュエンに転生してしまう。
転生後すぐに攫われ、ジンアン候の世子で黒風塞に潜入していたシア・チュンユーと夫婦になる。
無理やりさせられた結婚だったが、ジアヤオの作る料理を通して仲を深め、お互いに惹かれあっていく。
天真爛漫で無邪気な人柄と料理の腕前で転生後も逞しく生き抜く女の子。

シア・チュンユー

CV:孙晔(Sun Ye)

黒風塞に潜入していた朝廷の密偵で、ジンアン候の世子。
黒風塞の主が連れてきた花嫁ジンシュエン(ジアヤオ)と夫婦となる。
はじめはジアヤオを間者だと思い警戒するも、料理の腕が良く天真爛漫なジアヤオにどんどん惹かれていく。
ジアヤオが姿を消した時には必死で探すほどジアヤオを大切に思っている。

ホーリエン・ジン

CV:沈达威(Shen Dawei)

ホーリエン家の公子。
蓮子湖でジアヤオと出会い、目的地の金陵まで一緒に旅をすることに。
お坊ちゃま気質なところもあるが、素直で単純な人柄でジアヤオと友人になる。

fujiseyoshihisa9
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