青のミブロ(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『青のミブロ』とは安田剛志(やすだつよし)が2021年9月8日より『週刊少年マガジン』で連載を開始した漫画。物語は幕末の京が舞台となっており、のちに新撰組(しんせんぐみ)と呼ばれる壬生浪士の集団、通称ミブロが世の中を明るくするために力を使うという物語。「2022年、最初の四半期で最も売れた『第1巻』」において19位にランクインした話題作。

巷で噂になっていた人攫いの正体が子供を人質に取られている身と知り、敵の根城に乗り込む前に土方が人攫いに言い放ったセリフが「大丈夫だ、夜明け前には片がつく、必ず俺たちが助ける」である。敵の人数が10名程度いて、自分達のほうが不利な状況になっているにも関わらず、子供の安全を願う人攫いを安心させる男気を感じられる言葉。

にお「僕だって強くなりたい」

自分がもののように扱われ、使えないと判断されると捨てられる、こどもにとって生きづらい世の中に嘆きつつも、何も変えることができない自分にいらだちを見せている時のにおのセリフが「僕だって強くなりたい」である。自分の置かれている立場をしっかりと理解しつつも、なんとかして世の中を変えていきたいというにおの力強い思いが現れた言葉。この言葉をきっかけに、におは土方にミブロへと勧誘される。

沖田「目を瞑ってても信じられる、それを私は『友だち』と呼ぶんだと思いますよ」

親のいない孤児(みなしご)として寺に預けられていたにおは、友達とはどんな関係であるか気になって沖田に質問する。その時に沖田がにおに目を瞑らせ、屋敷の周りを連れ回した後の沖田のセリフが「目を瞑ってても信じられる、それを私は『友だち』と呼ぶんだと思いますよ」である。人は元々疑う生き物であるからこそ、目を瞑っても自分のことを預けられるくらいに信じられる人のことを友達だという、友達の基準を考えさせられる言葉。

『青のミブロ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

壬生浪士は実在した剣士集団

話の中心となっているミブロは実在した剣士集団で、のちに「新撰組(しんせんぐみ)」と呼ばれる。主人公のちりぬにおを除いたミブロのメンバーは苗字、名前がすべて本名が使われている。

『青のミブロ』『DAYS〜fragment』2作ランクイン

安田剛志の手がける『青のミブロ』『DAYS〜fragment』は「2022年、最初の四半期で最も売れた『第1巻』」において2作品が同時にランクインしている。『青のミブロ』が第19位、『DAYS〜fragment』が第3位。

公式チャンネルにて『青のミブロ』音声公開

少年マガジンの公式YouTubeチャンネル「マガジンチャンネル」にてちりぬにおの音声付き動画が公開されている。

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