つんく♂が「咽頭がん」治療のためと休業!原因や症状・早期発見のポイントまとめ
ここでは音楽プロデューサーのつんく♂が患っていた「咽頭がん」について、原因や症状、早期発見のポイントなどをまとめた。進行すると声帯を全摘出しなければならない恐ろしい病気だ。
2014年、つんく♂は咽頭がんを患っていることを公表し、治療のために休業することを発表している。
・発見が遅れれば声を失うことも
進行がんや声門下がんの場合は、喉頭を全部とってしまう手術(喉頭全摘術)を行なうほうが安全
出典: kotobank.jp
喉頭全摘術は部分切除の適応を逸脱した早期がんや進がんにおこなわれ声はうしなわれます
出典: www.jfcr.or.jp
手術後の発声のためには、「代用声帯」を使用します。代用声帯には、いくつかの方法があります
出典: nodoita.com
・ではつんく♂さんのように早期発見するにはどうしたらいいのか?
▼見つかりやすいとされる「喉頭がん」、初期症状に気を付ける
早期発見のためには、自覚症状に敏感であることが重要
出典: ganjoho.net
がんが声帯に発生した場合、声がれで発症し、比較的早期に発見される
出典: health.goo.ne.jp
声門がんは、声がすれ、しわがれ声が主要な症状です。声に変化がおこるので気づかれやすく、発見しやすいがんの1つ
出典: kotobank.jp
癌が小さいうちから嗄声の症状が出現するため、早期がんのうちに見つかりやすいという特徴
しかし、声帯より上方もしくは下方にがんがある場合、必ずしも声の症状を呈してこないので、時に無症状のまま腫瘍が増大し、気道狭窄、嚥下困難などの症状で発見される場合も
出典: health.goo.ne.jp
▼症状が続くようであれば精密検査を
症状が1ヶ月以上続いているのであれば、喉頭がんの精密検査を受けた方がいい
声がかれる、のどが痛いなどの症状が長引く場合は、単なるかぜと思わず、必ず検査を受けましょう
出典: ganjoho.net
ファイバースコープで専門医がのどを見れば簡単に診断がつきますが、がんかどうかの確定診断には、組織を微量採取して、顕微鏡で見る生検が必要
出典: kotobank.jp
喉頭の病理組織採取は、局所麻酔下にファイバーを用いたりして行うこともありますが、3日間の入院で全身麻酔下に行う場合も
▼また定期健診も重要
喉頭がんは集団検診が実施されていない自治体が多く、検査を受けたいのであれば医療機関で個人で受ける
十分な設備が整っている病院で喉頭がん検査を受けておけば、症状がないといわれた場合にも安心
年に1回程度は喉頭がん検査を受診しておいたほうがよいでしょう