坂本龍一が公表した「中咽頭がん」ってどんな病気?放射線治療を拒否したとの噂
ここでは世界的な音楽家の坂本龍一が患っていた「咽頭がん」がどんな病気であるかをまとめた。坂本龍一は2014年7月10日に咽頭がんを患っていることを公表した。「反原発」の意思から放射線治療を拒否していると噂されたが、後に坂本本人が否定している。
中咽頭がんの大半は扁平上皮がん(扁平上皮細胞から発生するがん)です
中咽頭がん患者の男女比は男性に圧倒的に多くみられます。好発年齢は50~ 60歳代
中咽頭がんや下咽頭がんでは、食道がんとの重複がんが多いのが特徴
出典: health.goo.ne.jp
・「中咽頭がん」の症状は?
中咽頭がんの初期症状は、食物をのみ込むときの違和感、しみる感じなど
出典: ganjoho.jp
咽頭痛や嚥下痛、のどのはれた感じなどが多くみられる症状です。頸部リンパ節腫大もあります
出典: health.goo.ne.jp
この症状を咽頭炎などの単なるのどの異常と思い、がんを進行させてしまうことも多く、注意が必要です
進行すると、飲み込みにくさ、声嗄れ、呼吸困難などが生じてきます
・治療法は?
治療法は放射線治療と手術治療に大別されます。そこに補助的治療法として化学療法が取り入れられる場合があります
▼放射線治療
頸部リンパ節転移がなく、病巣が局所に留まっている場合には、放射線治療が第一選択となる
出典: www.ach.or.jp
皮膚の上から患部にあてる「外照射」と、放射線源を腫瘍の近くに刺したり挿入した管を使って内側から直接あてる「内照射」が主流
Ⅰ~Ⅱ期の早期がんは放射線治療単独により手術治療と同等の治療効果が期待できます。多くの場合で手術治療よりも形態や機能上の変化が少ないといえます
▼手術
以前は放射線治療が中心でしたが、最近では技術の進歩により、手術も行われています
手術の場合、早期がんの場合は喉頭の部分切除、進行がんに対しては喉頭の全摘出を行います
しかし大きく切除すると発声がうまくできなくなったり、ものが飲み込めないといったQOLの低下もあり手術がベストとは限りません
▼化学療法
化学療法とは、抗がん剤を用いて癌を治療することを言います
出典: chemo-support.jp
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目次 - Contents
- ・世界的音楽家の坂本龍一さんが、咽頭がんとの報道
- ・坂本さんは、反原発の意思から放射線治療を拒否しているとも一部報道では伝えられる
- ・報道後、坂本さんは、病名を正式に公表
- ・また坂本さんは、放射線治療を拒否との報道には、ツイッターで疑問を呈する
- ・娘の坂本美雨さんや元妻の矢野顕子さんは、坂本さんにエールを送る
- ・この坂本さんが公表した「咽頭がん」とは
- ・坂本さんが患うとされる「中咽頭がん」はどの部分?
- ・「中咽頭がん」の原因は?
- ・「中咽頭がん」の特徴
- ・「中咽頭がん」の症状は?
- ・治療法は?
- ・早期発見であれば治ることの多い「中咽頭がん」、気になる症状があれば、医療機関を受診することが大切
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