戦翼のシグルドリーヴァ(シグルリ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『戦翼のシグルドリーヴァ(シグルリ)』とは2020年に放送されたA-1 Picturesによるアニメ作品。2019年、地球に現れたあらゆる生命を脅かす「ピラー」に苦戦する人類に対して、「オーディン」を名乗る神が対抗する術として戦乙女「ワルキューレ」と英霊機を授ける。欧州から派遣されたワルキューレ「クラウディア・ブラフォード」は日本の館山基地に着任する。そこで、「六車・宮古」、「駒込・アズズ」、「渡来・園香」の3人のワルキューレと共に戦うことになる。

クラウディア「失われる命がある。だが、戦場で生まれる命もある。それなら、私の翼にも戦う意味がある」

富士ピラー戦で敗北し絶望的な状況から館山基地を取り返し、避難している住民に子供が生まれたのを見て、クラウディアがつぶやいた言葉が「失われる命がある。だが、戦場で生まれる命もある。それなら、私の翼にも戦う意味がある」である。絶望の中で戦う理由を再確認したクラウディア達の決意を象徴する言葉である。

宮古「一人で背負い込まないで相談してくれたらよかったのに」

オーディンが追いつめられ、その結果について「教えてくれ。私とお前たちで何が違ったんだ。」と問うた言葉に対しての宮古の返答が、「一人で背負い込まないで相談してくれたらよかったのに」である。敵であったオーディンに対しても優しさを見せる宮古に対して、オーディンは優しい宮古がずっと苦手であったと告白する。その後、オーディンは笑顔で止めを受け入れる。

『戦翼のシグルドリーヴァ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

北欧神話の無い世界の表現

作中の後半で北欧神話がない世界だと判明するが、その伏線として食堂のメニューが映るシーンで曜日の英語表記が現実とは異なっているのが確認できる。これは英語表記の曜日である「Tuesday」「Wednesday」「Thursday」「Friday」が、北欧神話由来の名前であるからである。作中では、これらが「Marteday」「Mercreday」「Gioveday」「Venerday」に置き換わっている。

館山市をアピールするアイキャッチ

『戦翼のシグルドリーヴァ』の舞台は主に千葉県館山市である。その関係で、CM前後のアイキャッチでは地元の様々な場所を紹介する絵が提示されていた。

房総の名産「アブラボウズ」

第5話で天塚の勧めでクラウディアが食べたのが房総の名産「アブラボウズ」である。これを注文することについて宮古は「勇者だ」と言い、アズズは言いよどむ。作中では大きな魚出るだけとなっているが、極めて脂質が高いと言われている魚である。そのために刺身であれば60g、焼き魚であれば120g以上食べるとお腹を激しく下すと言われている。そのため、作中に出されたサイズを食べれば大変なことになる。

『戦翼のシグルドリーヴァ』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):ナナヲアカリ『Higher's High』

作詞・作曲・編曲はナユタセイジ。

ED(エンディング):スピラ・スピカ『サヨナラナミダ』

作詞は幹葉、Saku。作曲・編曲はSaku。

ED(エンディング):六車・宮古(稗田寧々)『Fly high』(第4話)

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