戦翼のシグルドリーヴァ(シグルリ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『戦翼のシグルドリーヴァ(シグルリ)』とは2020年に放送されたA-1 Picturesによるアニメ作品。2019年、地球に現れたあらゆる生命を脅かす「ピラー」に苦戦する人類に対して、「オーディン」を名乗る神が対抗する術として戦乙女「ワルキューレ」と英霊機を授ける。欧州から派遣されたワルキューレ「クラウディア・ブラフォード」は日本の館山基地に着任する。そこで、「六車・宮古」、「駒込・アズズ」、「渡来・園香」の3人のワルキューレと共に戦うことになる。

アルマ・コントーロ

CV:鬼頭明里
「スヴェイズ」の名を持つネームドワルキューレ。富士ピラー戦では大型爆弾で攻撃を行い内部へ続く穴を開けた。

ニーナ・コルマコフ

CV:麻倉もも
「地獄のメイド」という異名を持つワルキューレ。富士ピラー戦に参加。

ラサ・ルリザーレ

CV:伊藤静
「踊る女神」の異名を持つワルキューレ。富士ピラー戦に参加。

『戦翼のシグルドリーヴァ』の用語

戦乙女(ワルキューレ)

オーディンによりピラーに対抗するために力を授けられた女性。ワルキューレが英霊機に乗ることでピラーを撃破できるようになる。ワルキューレのなかでも特に力を持つものを「ネームドワルキューレ」と呼び、クラウディアであれば「シュヴェルトライテ」といった名前が授けられる。

英霊機

ワルキューレが搭乗することでピラーに有効打を与えられるようになる戦闘機。実在した過去の戦闘機がモデルになっている。モデルになる機体は認知度や歴史の重みがある機体が選ばれており、その関係で古いレシプロ機(ジェットエンジン登場前のレシプロエンジンを用いた機体)が中心となっている。

ピラー

地球上に突然現れた存在。周囲から生命力を奪う「枯渇現象」を引き起こす。通常兵器では有効打を与えられず、核攻撃も通じなかった。ワルキューレの英霊機による攻撃が致命傷を与えることできる。ピラーには「ヴァンドランデ」と呼ばれるコインの形をしたコアがあり、これを破壊しない限りは消滅することはない。世界各地の霊峰に現れたピラーを「プライマリー・ピラー」と呼ぶ。また、戦闘機程度の小型の大きさの「ターシャリ・ピラー」や超大型の「セカンダリー・ピラー」が存在する。

ギャラルホルン

ピラーの出現や前兆を察知できる神具。

ラグナロク

オーディンが予言した最終決戦。実際にはラグナロクはすでに起きて神々は滅んだ後であった。

『戦翼のシグルドリーヴァ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

園香「神様がいる世の中だもん。おとぎ話だって本当に起こるかもしれないでしょ」

宮古が臨終の偵察隊員のもとに向かった理由を、園香がクラウディアに説明する中で言った言葉が「神様がいる世の中だもん。おとぎ話だって本当に起こるかもしれないでしょ」である。ワルキューレに見送られた人は死後、英雄になり新しい場所でいつか大切な人と再会することができるという根拠のない話から、宮古はできるかぎり死にゆく人を見送ろうとしていた。クラウディアはただのおとぎ話だと言ったが、それに対して園香はこのように返した。そのあと、クラウディアは宮古と共に偵察隊員を見送った。

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