歌手・大瀧詠一の死因「解離性動脈瘤」とは？突然の訃報でミュージシャンたちが追悼コメント発表
2013年12月30日に急逝してしまった歌手で音楽プロデューサーの大瀧詠一さん。その死因は「解離性動脈瘤」とされている。大瀧さんの訃報と「解離性動脈瘤」についてまとめて紹介する。どんな病気なのか、予防策はあるのかぜひチェックしてほしい。
・が、その後死因は「解離性動脈瘤」だったことがあきらかに
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その後、死因は「解離性動脈瘤」と発表される
その後、大滝さんは解離性動脈瘤で亡くなったことがわかった
ソニー・ミュージックレコーズの発表によると死因は解離性動脈瘤
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119番通報で救急搬送する際には既に心肺停止状態だった
・「解離性動脈瘤（解離性大動脈瘤）」とは？
大動脈の壁に裂け目ができてしまう疾患
解離性大動脈瘤（りゅう）とは、大動脈の壁に縦の裂け目ができて、血管が膨らんだ疾患。50歳以降の男性に多くみられます
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心臓から血液を体の各部に運ぶ大動脈は、外膜、中膜、内膜の3層構造からなる臓器で、十分な強度と弾力性を保っている
この大動脈の壁に内膜亀裂が生じ、中膜内に血液が流入し、大動脈が真腔と偽腔（解離腔）に分離された状態
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・原因は？
高血圧が危険因子ともされる
原因は不明ですが、マルファン症候群などの大動脈中膜が弱い先天性疾患がこの病気の発生に関与することが知られています
一方、多くの症例では先天性の異常はなく、動脈硬化性病変に加えて高血圧が関与するともいわれています
明らかな発症原因は不明ですが、高血圧が重大な危険因子です
・A型とB型に分けられる「解離性大動脈瘤」
番号順に(1)上行大動脈 、 (2)大動脈弓、(3) 左鎖骨下動脈起始部 、 (4)腹部大動脈。解離のできた部位でA型とB型に分けられる
大動脈壁が裂ける範囲は、胸部大動脈の一部から、大動脈の全長に及ぶものまでいろいろ。そのできた場所によって、A型とB型とに分けられます
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上行大動脈より弓部大動脈に解離のあるものをA型大動脈解離
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下行大動脈のみのものをB型大動脈解離といいます
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・症状は？
背中に痛みが生じ、ショック状態となる場合も
とくに前触れもなく現れる強い胸痛、背部痛が典型的な症状
急性大動脈解離は、胸部あるいは背部にバットで殴られたような激痛がおこり、いきなりショック状態となる人も
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