中山美穂と辻仁成に離婚報道…夫婦の「心の溝」が生まれる原因と対処法をまとめてみた

・こうした夫婦間の「心の溝」はなぜできるのか？

芸能人カップルが破局するときによく挙げられる理由が“生活のすれ違い”。夫婦で一緒に過ごす時間がほとんどないというのは離婚の兆候です。たとえば、夫婦の一方、または双方がずっと仕事だったり、遊び歩いていたり、ネットにハマっていたりする場合が挙げられます。

何かお願いをしたり、要求をした後、その結果について「ありがとう」などの感謝の気持ちを伝えない。逆に、「できていない箇所」を責めたり、「やってくれて当然」と思ってしまう。

健全な夫婦関係の要素として、お互いに尊敬し合うことが挙げられます。もし、夫婦の一方が、身捨てられた、拒絶された、あるいは見下されたように感じるのであれば（さらに他方がそれについて話し合うことを避けるのであれば）、夫婦関係は危機的状況です

出産後に夫婦関係が悪化してしまう「産後クライシス（危機）」という言葉が、最近、話題になっています。昼夜問わずの育児がはじまると、どうしても夫婦の生活サイクルにはズレが生じがち。コミュニケーション不足による小さな亀裂も、ちりも積もれば山となる。夫婦仲が冷え切ったり、離婚に発展したりするケースも多い

人というものは常に変わり続けているもの。変わってないように見えて少しづつ変わっているのです。いつも一緒にいるから全部分かってしまうような気になってしまう。でも、夫も妻も日々少しづつ変わっていている。なのに、昔と同じようにすると、相手を勝手に判断してしまう。

・ではこうした溝を生まないためのヒントとは？

人生を寄り添って行く相手とコミュニケーションを取る事は、重要な事。通常、会話がないと言う事は、片方だけの責任ではなく、お互いが協力し合いながら努力する事。相手の気持ちを思ったり、考えたり又、共通の話題を作る努力も必要。

新婚の頃は、毎晩一緒にベッドに入るのを待ちわびていた夫婦でも、しだいに就寝時間がバラバラになりがち。夫婦がいつまでもラブラブでいるためには、なるべく「おやすみ」のタイミングを合わせるのが秘訣。せめて週に1度くらいはお互いのぬくもりを感じながら幸せな眠りにつくことをオススメします。

夫婦のすれ違いを解消するには、確認し合うこと。「今日、どうだった？」「仕事どう？」なんでもいい。同じように自分が思っていること、感じていることもこまめに相手に伝えること。人は少しづつ変わっていくものだということが分かれば、常に確認するようになります。そう思うと、付き合い始めた頃のように何だか新鮮な気分になります。

相手が変わらなくても、関係が変わる（心の距離が近くなる）ことで人生の欲求充足度は変わる。相手を変えようとすることは、効果がないだけでなくその関係をもっと破壊的なものにし、心に大きな溝を作ることに。相手を変えるのではなく、関係を変えることに注目します。