ヒナまつり(第10話『川の流れのように』)のあらすじと感想・考察まとめ

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何だかんだでバーテンダーを続けていた瞳は、日々の帰りが遅いことを母親に問い詰められてしまう。正直に話しても全然納得してもらえず、瞳は家出を決意。新田と詩子の計らいで家賃15万の高級マンションに一人暮らしをすることになり、そのお金を賄うため、バーの客達に誘われるがまま様々な仕事に手を出していった。
今回は「ヒナまつり」第10話『川の流れのように』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「ヒナまつり」第10話『川の流れのように』のあらすじ・ストーリー

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瞳が夜遅くに帰ってきた所、待ち構えていた母親

夜遅く、仕事から帰ってきた瞳は、暗闇の家の中を警戒しつつこっそりドアを開ける。しかし突然明かりが点いたかと思うと、瞳が振り向いた先に母親が立っていた。

三嶋・母「正直に言いなさい。あなた最近何やってるの?」
瞳「だから、個人的に勉強を教えてもらってるのと、友達の家に止まったりとか」
三嶋・母「正直に言いなさいって言ったでしょ! 夜遊びよ、色んな夜遊びをしてるんでしょ!?」
瞳「(正直に言おう。詩子さんに嘘ついとけって言われたのがいけないんだ)」
瞳「ごめんお母さん、夜遊びなんかしてないよ。働いてて、バーでバーテンダーしてたの」
三嶋・母「あ……? いい加減にしなさい、そんな訳わかんない嘘ついてどうするの!」
瞳「いや、ホント!」
三嶋・母「まさか、あなた、ふ、ふしだらな……ふしだらな事してるんじゃないでしょうね!?」
瞳「……お母さん……」

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瞳に新居を紹介する詩子と新田

仕事のことを親に全く信じてもらえなかった瞳は、バーに居合わせた新田や詩子に「家出したい」と愚痴をこぼす。後日、瞳の家出に妙な乗り気を見せる詩子の計らいで、新田の経営するマンションの一室を瞳の新居として提供することに。15万という高額な家賃(これでも半額)に二の足を踏む瞳だったが、いつの間にか契約書を用意していた詩子に署名と捺印を強要され、なし崩し的に一人暮らしを始めることとなるのだった。

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色々な仕事をこなす瞳

瞳の事情を聞いて心配したバーの客の一人が、ビル清掃の仕事を紹介する。あまりの高さに恐れ慄く瞳だったが、恐怖から解放されるために急いで窓を拭いていくと、後日その働きぶりが話題となり他の客からも仕事を紹介されるようになった。その後、瞳はイベントの係員や工事現場の整理員、子供向けのショーの役者など仕事漬けの日々を送るようになる。

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職場で先輩の機嫌を取る瞳。もはや中学生の面影は無い

瞳が派遣社員として働いているオフィスでは、何人かのOLが仕事熱心な彼女を煙たがっていた。童顔を活かして男遊びしている、などと悪い噂を立てられたり、指示してもないことを「しといてって言ったでしょ」と咎められたりする瞳。それでもお菓子を差し入れたり、資料を求められる前に用意するなどめげる様子のない瞳に対し、徐々に先輩の態度も変わってくる。

先輩「あんた、色々働きまくってるらしいじゃない」
瞳「あ、はい」
先輩「借金でも抱えてんの?」
瞳「えっと……」
先輩「言いたくないなら良いわよ。あんたヒモとか居そうだし」
瞳「(いや、何だろうコレ……)」
先輩「大概の子はさ。ちょっとイジメるとすぐ居なくなるか、我慢するだけだけど……上に行くのはこういう奴なのかもね。あんたは頑張んなさいよ」

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仕事の疲れか、玄関先で寝てしまっていた瞳

スケジュール帳がビッシリ埋まるほど仕事を詰め込んでいた瞳はある日、仕事から帰るなりそのまま玄関先で眠りに落ちてしまう。その後、瞳が勤め先のバーで疲れ気味にカクテルを振っていると、詩子が瞳の引っ越しパーティーを提案してきた。

瞳「(もう限界だ……何で私は、ちゃんと断れないんだろう。ダメな奴なんだ)」
詩子「瞳ー、話聞いてた?」
瞳「えっ? 何ですか?」
詩子「あんたの家で引っ越しパーティーやろうって話よ!」
瞳「えっ」
詩子「引っ越ししてそろそろ落ち着いてきたろうし」
瞳「(全然落ち着いてないよ! それじゃパーティーの準備もしなきゃだし!)」

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引っ越しパーティーに母親を呼んだ瞳

何とか多忙な現状から解放されたい瞳は、その引っ越しパーティーに母親を呼び、場をメチャクチャにして貰おうと画策。当日、新居に集まったお偉いさん方に続々と名刺を渡される母親に、自分がまだ中学生であることのカミングアウトを期待する瞳だったが、その母は逆に娘をよろしくと頭を下げてしまう。仕事漬けの一人暮らしを辞めたかったはずが、逆に親の公認を得てしまう結果になるのだった。

お偉いさん「(前略)私は人事部の責任者なので、是非我が社に入ってもらいたい位です」
三嶋・母「え」
お偉いさん「瞳さんだったら、就職活動なんてしないで、すぐに来てもらいたいですねえ。それこそ、未来の幹部候補ですよ」
三嶋・母「えっ?」
瞳「(今だよお母さん。娘はまだ中学生だーってビシッと言ってやって! さあ、さあ、さあ!)」
三嶋・母「娘をよろしくお願いします」
瞳「はああああああ!?」

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林夫妻から貰ったお金を瞳に自慢するアンズ

瞳はアンズから公園に呼び出された。行ってみるとアンズは何やら得意げな表情を浮かべていた。

アンズ「すっごいビックリすると思うけど、瞳だから見せてあげるんだからね?」
瞳「へえ。何かなー?」
アンズ「(5千円を掲げながら)じゃーん! ほら、ビックリでしょ!」
瞳「ん、何が?」
アンズ「え……5千円なんて大金だから、ビックリ」
瞳「あ、ああー! すごいねアンズちゃん、ビックリしすぎてリアクション取れなかったよー!」
アンズ「そうでしょ? 全く瞳ったら、何で私がビックリしなきゃならないのよ、もう!」

日頃店を手伝っていた分のお小遣いとして、アンズは林夫妻から5千円を貰っていた。そのお金を自慢してくるもイマイチ用途が思いつかないアンズに対し、瞳はボウリング場やカラオケなど様々な使い道を提案していくが、アンズは一向に興味を示さない。

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林夫妻へのプレゼントとしてマッサージ器を手に取るアンズ

そんな中、デパート内の服屋にて、客の買った商品がプレゼント箱に梱包されている様子を見かけたアンズ。瞳からプレゼントのことを教わると、アンズは林夫妻への日頃の感謝として肩マッサージ器を買うことにした。しかし微妙にお金が足りず、瞳が不足分を建て替えようとした所に突然サブが現れる。

サブ「聞かせてもらったぜ」
瞳「あれ、サブさん。何でここに?」
サブ「親父の差し入れを買いに来たんだよ、足つぼグッズ。それで、金が足りないんだろ?」
アンズ「うん」
瞳「なので、私が建て替えようと」
サブ「人のお金でプレゼント買ったって、ハートがこもってないっしょ!」
瞳「え? でも、どうしたら……」
サブ「ついて来な。お金が足りないなら、増やせばいいじゃない」

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二人を競馬場に連れて来たサブ

サブは二人を競馬場にいざない、ここで金を増やすことをアンズに提案。猛反対する瞳に対し、口八丁なサブに上手く乗せられたアンズはあっさり賭博に挑むことを決意してしまう。初っ端から大勝ちして舞い上がるアンズだったが、林夫妻にもっと色々買ってあげられたらなどと理由をつけて更なるお金を欲した結果、最終的には所持金を使い果たしてしまうのだった。

※実際に馬券を買ったのはサブ。未成年は購入不可

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マッサージ器を買うお金を失ったアンズは、代わりに肩たたき券をプレゼント

アンズ「せっかくプレゼント買おうと思ってたのに……どうすればいいの?」
サブ「……(目を逸らす)」
瞳「アンズちゃん。プレゼントで一番大切な事って、何だと思う?」
アンズ「え……?」
瞳「別にお金をかける必要はないの。一番大事なのは、その人への感謝の気持ちなんだから」
サブ「俺もそう思う」

結局アンズは、マッサージ器を買うことが出来なかった。しかしプレゼントをあげる人への感謝の気持ちが一番大事、ということを瞳に教わったアンズは、代わりに林夫妻へ肩たたき券をプレゼントする。夫妻はこれを大いに喜んでくれ、アンズのプレゼント計画は何とか成功をおさめるのだった。

「ヒナまつり」第10話『川の流れのように』の感想・考察

雪兎
雪兎
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