EARTHSHAKER(アースシェイカー)とは【徹底解説まとめ】

EARTHSHAKERとは、1978年に関西で結成された日本のメタルバンド。1983年に1stアルバムをリリースし、1986年に日本武道館初公演。1994年に一度解散するが、1999年に再結成を果たす。90年代の日本のバンドブームを牽引した、礎となる正統派ロックバンドであり、その後も活動を継続している非常に貴重なバンドである。

ミニアルバム

BLONDIE GIRL

1983年10月5日リリース。
アースシェイカーの初期衝動を封じ込めた初のミニ・アルバム。未発表スタジオ・テイク2曲に加え、1983年8月17日に渋谷公会堂で行われた“HEAVY METAL REVOLUTION"出演時のライヴ音源を2曲収録。4曲ながら充実した内容の1枚となっている。

01.BLONDIE GIRL
02.I NEED THE WOMAN
03.EARTHSHAKER (LIVE)
04.MARIONETTE (LIVE)

EXCITING MINI

1984年12月1日リリースの2ndミニアルバム。
アースシェイカーの絶対的代表曲「モア」「ラジオ・マジック」に未発表ライヴ・テイクを加え限定盤としてリリース。
1984年3月18日、渋谷公会堂における“ON TOUR '84 FUGITIVE"のライヴ音源を収録。バンドの代表曲を網羅している貴重なラインナップとなった1枚。

01.モア
02.ラジオ・マジック
03.記憶の中(ライヴ・ヴァージョン)
04.フュージティヴ(ライヴ・ヴァージョン)

ありがとう君に

1985年10月21日発売のミニアルバム。12インチシングルでのリリース。
「ミニアルバム」という事であるが、収録曲は2曲。「ありがとう君に」は、スペシャル・ロング・ヴァージョンとなっている。

01.ありがとう君に (LONG VERSION)
02.EARTHSHAKER (REMIX VERSION)

EXCITING MINI 2

1985年12月18日リリースの4thミニアルバム。
A面には、「LOVE DREAMER」「TAKE MY HEART」、B面には「夢の果てを(REMIX VERSION)」「WALL(REMIX VERSION)」が収録されている。
4thアルバム『PASSION』を引っ提げてのPASSION TOURの中でのリリースであった。

01.LOVE DREAMER
02.TAKE MY HEART
03.夢の果てを (REMIX VERSION)
04.WALL (REMIX VERSION)

SHAKER'S SHAKES

1987年4月21日発売の5thミニアルバム。
1986年8月31日より新たに永川敏郎がメンバーとして加入し、5人編成となった新生アースシェイカーの第一弾作品。
M1「SHADOW」は永川のシンセも冴えるメロディアス・ハード・チューンであり、新たなバンドの展開を感じさせる。
彼等の代表曲である「MORE」のアコースティック・ピアノ・ヴァージョン、リアレンジを加えられたニュー・ヴァージョン「置きざりし刻~“モア"」。
初の日本武道館ライヴより感動の名演、11分に及ぶライヴ・ヴァージョン「ありがとう君に」も収録。
元々はアナログ5曲入りEPであったが、CD化に際し4曲が加えられた(85年リリースのミニ・アルバム、「EXCITING MINI2」がカップリングされた)。

01.SHADOW
02.心までは
03.ORANGE AGENT
04.置きざりし刻~MORE
05.LOVE DREAMER
06.TAKE MY HEART
07.夢の果てを (REMIX VERSION)
08.WALL
09.ありがとう君に(武道館ライブ)

EARTHSHAKERの代表曲

MORE

2ndアルバムに収録の「MORE」。バンドを代表する曲となり、“永遠の名曲”とも謳われる。“knifeをにぎりしめた 18の日々が甦る”という日本語の歌詞と、“もっと”のリフレインが印象的。BABYMETALのメンバー「MOAMETAL」(菊地最愛)は「お母さんが、EARTHSHAKER (アースシェイカー)のファンで、代表作の「MORE」から名前が付いたのかもしれない」と言ったとの事だが、これは彼女の冗談のようである。

RADIO MAGIC

3rdアルバムに収録の2ndシングル。バンドの代表曲となっており、ライヴでも定番の1曲となっている。ライヴアルバム、ベストアルバムにも多く収録されており、version違いの音源を楽しむことができる。ポップでキャッチーな楽曲に載せられた日本語の歌詞で、ジャパニーズメタルの象徴曲とも言われている。

Kioku No Naka(記憶の中)

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