こみっくがーるず(第9話『かおスパイラル』)のあらすじと感想・考察まとめ

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小夢のまんがが、カラーで雑誌に掲載された。自分との違いは、お出かけすることだと考えた薫子は、小夢について街へくり出す。ヒロイン像である小夢を信用しきる翼に、小夢は翼自身の女の子らしさを取り戻してもらおうとする。太ってしまった小夢は、お菓子をがまんしてやせようとするが、それがまんがに影響してしまう。学校で原稿をなくしてしまった翼。そこへ知らない女の子が現われる。
今回は「こみっくがーるず」第9話『かおスパイラル』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「こみっくがーるず」第9話『かおスパイラル』のあらすじ・ストーリー

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バッサリと髪を切る翼

小夢のまんがが、カラーで雑誌に掲載された。
『わたしも小夢ちゃんみたいに、がんばらないと』と思う薫子だが、なかなかネームができない。
薫子(かおす) 「小夢ちゃん、次回のネーム進んでますか?」
小夢 「あんまり。だから気分転換に、パアッとお出かけしようかなって」
『ネームできてないのに、おでかけ? 小夢ちゃんとわたしの違いは、ここですか』 と分析した薫子は、小夢の方法を伝授してもらうことを思いつく。
小夢 「かおすちゃんも、いかない?」
薫子(かおす) 「普段はお出かけして、どんなことするんですか」
小夢 「友だちと会って、おしゃべりしたり、おいしいもの食べたり、カワイイお洋服見に行ったりだよ」
街へくり出した小夢と薫子、翼や琉姫も一緒だ。
小夢 「翼さんたちも、お出かけするつもりだったんですか」
暗黒勇者の戦いも一段落したので、ヒロイン目線で平和な日常回とか、楽しい話をはさんでもいいと思うと、担当者から言われたことを翼は説明した。
翼 「楽しいこととか全然、浮かばなくて」
小夢 「楽しいことなら、まかせてください」
レストランに入った四人。翼は肉料理にする。
小夢 「ヒロインて、きれいなお姫様だけど戦闘力高いし、お肉いいかもです」
パンケージを食べる小夢を観察する翼。
翼 「甘いものが好きな方が、カワイイ。口にクリームつけたまま、マジメにしゃべるの、すごくカワイイ」
アパレルショップにきた四人。
小夢 「これカワイイな、そう思いません?」
翼 「それをヒロインに着せよう」
小夢 「翼さん、ちゃんと考えてます?」
翼 「考えてるよ。わたしの中のヒロインと言えば小夢だから、小夢がカワイイって思えば」
小夢 「もう翼さん……、翼ちゃんだって女の子でしょう。着たい服ないの?」
翼 「特にない。まんが描きやすければ服なんて」
小夢 「うそっ、着てみたい服とか、あるでしょう。スタイルいいんだから」
強引な小夢に圧倒され、翼はトップスとボトムスをチョイスする。
小夢 「自分で選ぶと、ワクワクしてこない?」
翼 「うん、する」
琉姫 「小夢ちゃんすごい。つーちゃんが、昔のつーちゃんみたいになってる。知り合った頃のつーちゃん、まんがの趣味は男の子ぽかったけど、それ以外は女の子らしかったのよ。けど本格的にまんがを描きはじめるようになってからは、どんどんストイックになって、ショートにした方がまんがに没頭できるって、バッサリ」
薫子(かおす) 「翼さんらしいです」

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小夢 「どうしたら、やせられるんですか」

食堂で、小夢がお菓子を食べていた。
琉姫 「小夢ちゃん、言いにくいんだけど、丸みが増した?」
体重計に乗る小夢。
小夢 「ホントだ、見たことない数字」
湯ぶねにつかる琉姫に、小夢はたずねた。
小夢 「どうしたら、やせられるんですか」

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授業中に原稿を描く翼

琉姫 「お風呂の時間は有効に使うべきね。血行が良くなってるときマッサージすると、効果倍増よ」
今度は、腕立てふせする翼にたずねる。
翼 「トレーニングじゃないかな」
小夢 「筋トレって、手足太くなりませんか。翼さんみたいに、ちょうどよく鍛えるには、どうしたら」
翼 「わたしは筋肉が、つきにくくて困ってる」
小夢 「明日から早朝ランニング、ついてっていいですか」
翼 「いいよ」
ランニングが終わり、机に向かう小夢。
小夢 「もう、お菓子食べない。もう少しで体重戻りそうだし、そろそろ原稿に集中しないと」

原稿を担当者に見てもらう小夢。
担当 「なんだか、絵に覇気がありませんね。お話もはずんでないし、いつもの小夢先生らしさが感じられないです」
ふさぎ込んだ小夢は、偶然出版社にやってきた翼に原稿を見せる。
翼 「確かに小夢の絵、いつもはもっと表情が生き生きしてる。無理してると、それが絵に出ちゃうと思うよ」
『やせてカワイイ服を着たいし、翼さんに少しでもカワイイと思われたい。でも、今はまんがのことを一番に考えよう』 そう決心した小夢は、徹夜で原稿を完成させる。
薫子(かおす) 「原稿できたんですね」
小夢 「お菓子食べたらすごく力が、わいたんだよね」
原稿に目をやる薫子。
薫子(かおす) 「小夢ちゃんらしさ満載です」

学校の屋上で、弁当を広げる薫子と琉姫。
琉姫 「じゃあ小夢ちゃん、仕事に打ち込むことでカロリーを消費して、ダイエットにも成功したってこと?」
薫子(かおす) 「お菓子食べながらでも、前の体重に戻ったそうです」
そこへ原稿の入ったケースを持った小夢が現われる。
薫子(かおす) 「学校に原稿持ってきちゃったんですか」
小夢 「学校帰りに、提出しようと思って」
琉姫 「持ってくるのはいいけど、なくさないようにしないと」
突然、飛び込んでくる翼。
翼 「原稿が、ない」

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女の子 「これ、化学実験室にあったから、届けに行ったらいなくて」

小夢 「わたし、よく物をなくすので、捜し物は得意です。基本は行動をさかのぼることです。今日の移動教室は?」
翼 「化学実験室」
室内に原稿は見あたらす、翼たちは虹野に相談する。
虹野 「ウイング先生の原稿が?」
翼 「どこを捜しても見つからなくって」
琉姫 「だれかが持っていったりしたら」
虹野 「先生方には、わたしの紛失物として伝えます。見つかっても中を確認されずにすむと思うので」
手分けして校舎じゅうを捜す四人と虹野。しかし、原稿は発見できなかった。
屋上、夕暮れ時。
琉姫 「これだけ捜しても、ないなんて。でも、もう一度最初から」
翼 「もういいよ。こんなに捜してもないってことは、もう見つからないってことだと思う。わたしの不注意で発売前の原稿流出とか、正体ばれたりしたら学校にも編集部にも迷惑がかかるし、もちろん、みんなにも」
涙を浮かべる翼。
小夢 「まだ、あきらめるのは早いですよ」
薫子(かおす) 「わたしも、そう思います」
琉姫 「遠慮しないでよ、わたしたちにできることは、なんでもするんだから」
翼 「本当ありがとう」
笑顔を向ける翼。
そのとき、黒いケースを持った女の子が声をかけた。
女の子 「これ、化学実験室にあったから、届けに行ったらいなくて」
翼 「これ、わたしの原稿ケース。ありがとうござます」
女の子 「そんなに恐縮しなくても、わたしたちの仲じゃない」
翼 「え」
小夢 「知り合い?」
薫子(かおす) 「いいえ」
琉姫 「あの、どなた」
女の子 「そっか、分からないんだね」
そう言うと女の子は、つけていたヘアピンとリボンをはずした。たれる前髪。
怖浦 「わ、た、し」

「こみっくがーるず」第9話『かおスパイラル』の感想・考察

「こみっくがーるず」アニメ全話のネタバレ解説まとめ

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