忘却バッテリー

忘却バッテリー

『忘却バッテリー』とは、みかわ絵子による日本の漫画作品である。『少年ジャンプ+』にて2018年より連載を開始した。
舞台は野球部のない都立の小手指高校。ところがそこには中学野球界を騒がせた天才バッテリー、清峰葉流火(きよみねはるか)と要圭(かなめけい)がいた。天才と呼ばれたこの2人が野球部のない学校に進学した理由は、要の記憶喪失。そんな彼らバッテリーと中学時代に因縁があった者達が偶然集まり、ゼロから野球部を発足し甲子園を目指す青春と笑いに満ちた野球漫画である。
野球の中心ともいえるキャッチャーの要が記憶喪失で野球初心者に戻ってしまったという異色の設定ながら、ハイテンションなギャグの含まれたコミカルなシーンも多い。そして個性的なチームメイトや他校の選手、甲子園を目指す選手やその周囲の人物たちがそれぞれ抱える葛藤など、シリアスかつスポーツの持つ影の部分も描かれている。
ジャンプスペシャルアニメフェスタ2020にてオリジナルアニメが公開された。コミックスは2022年9月時点で14巻まで発売されている。