バズマザーズ

バズマザーズは、2012年に結成されたスリーピースロックバンド。前身となるロックバンド・ハヌマーン(2000〜2011)でボーカルギターを務めた山田亮一が、ベースに重松伸、ドラムに内田亮を迎えて結成した。後に内田亮は同バンドのマネージャーへ転身し、ドラム担当として新たに福岡”せんちょー”大資を迎える。
音楽性としては、前身バンドのハヌマーン時代にも通ずる鉄鉄しいオルタナティブサウンドをはじめ、歌謡曲やジャズを想起させる曲まで幅広い楽曲を手がけている。また、「令和の阿久悠」を自称するフロントマン・山田氏の手がける諦観的な歌詞と豊富な比喩表現に惹かれるリスナーも少なくない。
2012年の結成以降、定期的に音楽作品を残してきたが、2018年7年リリースの5thアルバム『ムスカイボリタンテス』を最後に音源制作は途絶えており、同年11月には山田氏の体調不良を理由に活動休止を公表した。翌2019年には活動を再開するものの、2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響もありライブ公演中止が続発。バンド公式サイトやメンバーのSNSも更新が途絶えており、インターネット上ではメンバーの消息を案ずる声やバンド活動の再開を望むファンの声が多く見受けられる。