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安西水丸のイラストを観て思うことは正直ひと言でいって「なんじゃこりゃ?」って感じでした。ただ安西水丸のイラストレーションは一つのブランドとして確立されたイラストのスタイルであり、グラフィックデザイン界においてはっきりと認められているという位置から逆算しながら眺めていました。こちらの目が出来ていなかったというか、自分の修行が足りていなかったというか何とも感想の表現が困難であります。

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ある日、安西水丸ブランドのイラストが流行の雑誌の表紙を飾っているのを見たとき、何か肩の力が抜けたような楽な気持ちを持ちました、「いいんだ、イラストレーションは、自由で・・・」つまり、気持ちを楽にさせてくれるイラストレーションが安西水丸のイラストレーションなのかも知れないという感想に変わっていきました。

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名編集者、作家、エッセイストとして名高い嵐山光三郎からペンネームの安西水丸の発想を頂いたのが、単に「あ」がつく苗字が良いと言われたらしく、そこで安西の安は祖母の苗字をそのままに、水丸は「子供の頃から水という漢字が好きだったから」がコンセプトらしいのですが、そのイラストのスタイルとの感性がペンネームの創意段階での感性とすごく互換性があるようにも思われ、改めて「いいんだ、イラストレーションは、自由で・・・」に帰着していくのです。