パラサイト・イヴ2(PE2 / Parasite Eve II)のネタバレ解説・考察まとめ

『パラサイト・イヴ2』とは、1999年12月に発売されたプレイステーション用ソフト。瀬名秀明氏の同名小説を原案としたゲーム『パラサイト・イヴ』の続編となる。ジャンルは「シネマティックアドベンチャーRPG」で、前作から操作系を一新し、よりアクションシューティングの要素が強くなった。前作より3年後の世界を舞台に、主人公・アヤがネオ・ミトコンドリア・クリーチャーと戦う姿を描く。

本作ではレベルの概念がなく、入手した経験値はすべてアヤの「パラサイト・エナジー」(PE)の開放・強化に使用することとなる。
その代わり、アヤ自身のHPやMPといったステータス強化はすべて防具によって底上げされることになる。HPの最大値を上げるアイテムも存在する。

PE使用時には詠唱時間があり、途中でダメージを受けたりすると最初から発動し直すことになる。
PEのレベルは未開放状態の0から始まり、最大3まで強化する事が出来る。
PEを強化することによって詠唱時間が短縮されたり、威力が上がったりする。
またPEは火、水、風、地の4つの属性から成り、属性ごとにそれぞれある程度性能の傾向が決まっている。たとえば、火属性のPEは攻撃専用で、水属性は回復や治癒専用、といった具合。

BP(バウンティ・ポイント)

報奨金のようなもので、装備品等を購入したりする際に必要となる。
クリーチャーとの戦闘で勝利した瞬間、その場でプレイヤーに経験値(EXP)とともに一定量加算されるポイント。
敵から逃走すると減算される。
ゲームクリア時のボーナスとして、BPを得られるケースもある。

マルチエンディング

今作では3種類のエンディングが用意されている。
ゲーム中にとった主人公の行動により、エンディングが分岐する。
大きく分けてカイルルートとピアースルートがあり、シェルター調査に向かう際に分岐が発生する。

2周目以降

2周目以降は、ゲームモードが難易度別に4種類に増える。
1周目で獲得したEXPやBPを一定の割合で引き継ぎ、EXPの評価によってボーナスアイテムを獲得し、新たなモードに挑戦できる。
ゲームモードは、以下の4つだが、内容に変化はない。
周回数に応じて多彩なボーナスアイテムがショップに並び、敵も弱めに調整された「リプレイモード」。
プレイヤーが弱く、敵が強く調整され、序盤からゲーム終盤の強敵が出現する「バウンティモード」。
プレイヤーが弱く、敵がさらに強く設定されている上、アイテムショップの品ぞろえが悪い「サポートレスモード」。
周回プレイにもかかわらず一切の引き継ぎが出来ない上、「バウンティモード」と「サポートレスモード」を併せ持ち、さらにアヤが病に侵されているという設定でほとんどの攻撃でダメージを受けると即死する「デッドリーモード」。

『パラサイト・イヴ2』のアイテム

回復アイテム

コカコーラ

HP20、MP80を回復する。アヤの好物。

リンゲル液

HPMPを全回復させる。

プロテイン

HPを全回復させる。さらに最大HP+5の効果。最大で11個まで使用可能。

補助アイテム

鎮静剤

沈黙・混乱・興奮状態を回復させ、防御する。

解毒剤

毒・マヒ・暗闇状態を回復させ、防御する。

オードトワレ

使用するとアヤが興奮状態になる。

セカンドポーチ

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