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yuuko62309のレビュー・評価・感想

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
9

『ハングオーバー』第1作目のレビュー

メインキャラクターのアラン、スチュ、フィルは、もうすぐ結婚する親友ダグの独身最後の夜を楽しむために、ラスベガスで豪遊していました。3人が目を覚ますと高級ホテルの部屋は荒れていて、ダグも行方不明になっています。さらに残された3人の記憶はなく、ダグの行方を知るヒントは自分たちの持ち物のみです。この状況で3人は無事にダグを見つけられるのでしょうか。

二日酔いは誰でも経験があると思いますが、ここまでダイナミックな二日酔いは見たことがありません。そこは流石ハリウッドといったところです。いくら酔っているからとはいえ、トラや赤ん坊を拉致するなんてあり得ませんよね。日本では想像もできないです。
『ハングオーバー』は他人事だからこそ楽しめる最高のコメディ映画です。とくにメインキャラクターの1人であるアランは、1番頭がおかしい要注意人物です。しかしこのアランが巻き起こすトラブルが最高に面白くて、目が離せません。そして物語は先の読めない展開の連続ですので、非常に面白いです。

『ハングオーバー』はシリーズで3作品ありますが、1作目が1番狂っていて面白いです。そして『ハングオーバー』はコメディ映画のなかで豪華さとクレイジーさが随一です。落ち込んだ気分のときに観ると最高の気分になれるので、おすすめです。

人馬(漫画)
10

圧倒的画力! 「人馬」 作:墨佳遼

山の神として崇められていた「人馬」。戦乱の世は神を獣へと貶め、ついには争いの道具にしてしまった。
人間によって行われる人馬狩りから逃れ、息を潜めながら生きていた山の人馬「松風」は、ある日人馬狩りに見つかり捕らえかけられた息子を逃がすため代わりに人に捕らわれてしまう。人馬達を調教する屋敷に連れて行かれ、矜持を奪われた哀れな同胞を目の当たりにした松風の激しい怒りは人間達へ、そして捕らえられた人馬達の中で唯一人間に迎合する小雲雀に向けられた。しかし小雲雀もまた、幼い頃に集落共々人馬狩りにあい、逃げ出さないため、脚を速くするために両腕を切り落とされながらも、生き抜くために苦渋の思いで人間に従いながら脱出の機会を伺っていたのだった。二頭は協力し、見事脱出を果たす。
松風は「生き別れになった息子は妹が住まう山にいるはず」と見当をつけ、合流するため山へ向かい、小雲雀も同行することに。旅の中で松風は、自然と共に生きること、その過酷さと美しさを教えていく。松風の優しさが、怒りや悲しみが、圧倒的な画力で繰り広げられて目が離せない。まるで水墨画のような作画は繊細でいて、強く激しい。時代に翻弄される人馬の美しくも悲しい生き様に対比して、人の弱さと強欲さが浮き上がり、考えさせられる作品。

The Witch/魔女
6

ラストのキム・ダミさんのアクションは見もの!

今回紹介する映画は「The Witch/魔女」です。本作のヒロイン、ジャユンは特別な能力を持つ子どもたちが集められた施設で幼少期を過ごしますが、ある時期に施設を脱走します。

そして、脱走後に体力が尽きて倒れていた当時8歳のジャユンは、ある酪農家の夫婦に拾われて、その時に初めて"ジャユン"という名前を付けてもらい、育てられます。

10年後、家の家計が苦しくなったことから優勝賞金5億ウォン(日本円で5221万1132円。※2022/11/05時点)のオーディション番組に出演したジャユンでしたが、オーデション中に「何か特技はないか?」と聞かれた時に両親から他人には見せてはいけないと言われていたある特技を披露してしまい、謎の集団から追われるようになります。

ジャユンが脱走した施設は"会社"と呼ばれていて、遺伝子操作により凶暴な性格、驚異的な身体能力と頭脳、そして念動力を与えられた人造人間を研究施設でした。

ジャユンは研究されていた人造人間では「第二世代」と呼ばれており、その中でも"完全形"と呼ばれるほど優秀でした。

そんなジャユンがオーデションで念動力を見せた事で全国区で注目を浴びる事となり、ジャユンを生きたまま施設に戻したい、"会社"のトップである科学者、ドクター・ペクとジャユンの能力を危険視して殺そうと企む「第一世代」の人造人間、ミスター・チェ率いる部隊との三つ巴の戦いに発展していきます…。

ジャユンと演じたキム・ダミさんは他の作品でも活躍されていますし、ドクター・ペク側のリーダーを演じたチェ・ウシクさんはキム・ダミさんとの共演作で話題にもなりましたね。

ラストの戦いのスピード感は見ものですし、シリーズの2作目も韓国では公開されているようですね。

アオのハコ
7

甘酸っぱい青春を習慣連載で続けられるか

週刊少年ジャンプ19号から連載を開始した「アオのハコ」。少女漫画チックで繊細な絵柄の中に、どこか少年漫画チックな線の強さを感じる作画。何より、読み切りの際に感じさせた青春の甘酸っぱさと読後感の良さが際立つストーリー。

読み切りで好評だった、主人公(バトミントン部の男子)の部活動への情熱と先輩(バスケ部の女子)への恋心、そしてそれらがリンクするという物語を長期連載の中でどれだけ描けるか期待が大きい作品です。

気になる点はリアルな高校生視点で話が進むと思っていたら、第一話でいきなり憧れの先輩が主人公宅に居候するという、漫画のような(漫画なんですけど)設定が飛び出して、世界観に不安を覚えるところはありました。
しかし、第2話では居候生活への(なぜか主人公だけが)慣れないドキドキを描きながら、居候生活だから見れる女子の部屋着、普段着姿という中高生には憧れのシチュエーションが描かれており、それらに説得力を持たす画力があるため、この設定も生きてくる気がします。

今後は主人公とヒロイン(憧れの先輩)の部活での挫折や葛藤、困難を乗り越える姿と、主人公たちの感情の揺れ動きなどが丁寧に描かれていくことに期待大です。

まだ始まったばかりの作品ということもあり、すぐに最新話に追いつくことも可能なので、ぜひ週刊少年ジャンプまたは単行本でチェックしてみてはいかがでしょうか。

エンパイア レコード
9

映画『エンパイアレコード』の魅力とは!?

1995年に製作されたカルト的人気を誇る映画『エンパイアレコード』は、アメリカの片田舎の老舗レコードショップ“エンパイアレコード”の個性的なアルバイト店員が巻き起こす、ドタバタな1日を描いた作品である。
地元の若者たちに人気のショップ“エンパイアレコード”は大手買収の危機に陥っていた。そんな中起こる、店員たちのすれ違いの恋やぶつかり合い。仕事中にドラッグでハイになったりする様子や窃盗で捕まえた男の子を従業員として雇ったり、店員が店を救うためにカジノで大金をすって大損してしまったりなど。まさに青春群像劇の代表作とも言える作品になっている。
買収の危機から救うため開催された、ラストシーンのチャリティーライブでは、バンドをやりたいと夢を語っていたジーナ役、レネー・ゼルウィガーのハスキーでセクシーな歌声に魅了されっぱなし。当時のイットガール、リヴ・タイラーや、レネー・ゼルウィガーの可愛さはもちろん、劇中で使われている音楽がイケてるのと、コメディ要素が盛り沢山の本作は誰が見ても楽しめること間違いなしの作品となっている。また、90年代を代表するお洒落でラフなグランジファッション、インテリアにも注目し、鑑賞して欲しい作品となっている。

聖剣伝説3 / TRIALS of MANA / Seiken Densetsu 3
10

何周でも遊べるアクション要素のあるRPG

聖剣シリーズの3作目になります。
6人の主人公から3人選んで旅たつわけですが、主人公によってラスボスが3パターン違う上に終盤のダンジョンもそれに伴い別のところになります。
キャラによってはエンディングまでも若干変化があるものもいますので、全部を見るためには何周かしないといけないことになります。
システム的には攻撃を当てることで必殺ゲージがたまっていき一定以上貯めると必殺技が使えるます。
レベル2以上の必殺技は強力なのですが、魔法も含めたそれらは特定のボスにはカウンター発動のトリガーとなってしまうので
初見の人は大体カウンターをポンポン受け続けたことでしょう。特にビル&ベンの影潜りはBGMも手伝ってみんなのトラウマのはずです。
クラスチェンジも最大の見所で各キャラで最終クラスが8種類もあるのでこれも周回要素を掻き立てる要因だと思います。
主人公6人がそれぞれ個性あるのも魅力的です。特にリースという女性キャラがいるのですが、発売して20年以上経っても今だに人気があるのが物語っています。(同人誌やコスプレ等も盛んです)
後はブラックラビという隠しボスも存在します。(特定の主人公じゃないと会えませんが)
ただの黒いラビと思いきやものすごく強いです。ラスボス以外にも遊べる要素があるのも魅力だと思います。
BGMも名曲揃いなので、いいとこづくしでオススメの一作です!

Project Makeover
9

始めたら止まらない!早くライフをください

広告でよく見かけて、気になったのでダウンロードしてみました。スタジオに様々な悩みを抱えた男女が訪れて来ます。
その人達をファッション、ヘアメイク、そして部屋のリメイクを行う事で、自信をなくした心を救っていくというのが、基本的なストーリーです。
ストーリーを進める為にはパズルゲームをクリアして、お金をためなくてはいけません。
よくある色あわせのパズルゲームですが、レベルをすすめると新しいギミックが次々と出てくるので、飽きる事はありません。そのギミックもクローゼットだったり、宝石だったり、ニットについた蛾だったり。
また、訪れるお客さんも頭にオモチャを絡ませた育児に疲れたシングルマザーだったり、良い父になりたい引退した血だらけスパイだったりと多種多様。
ファッション、ヘアメイクだけでなく、部屋も細かく自分好みに選ぶ事が出来て、終わった時の達成感は最高です。次々と進めたくなります。
自分のアバターも細かく設定できる事も、このゲームの特徴です。男女の選択だけでなく、肌色、目の色、髪色、ヘアスタイル、顔の形まで選べます。もちろん洋服や控え室のリフォームもでき、ログインやゲーム報酬で新しいアイテムをゲットできるので、無課金でも十分楽しめます。

ブルーロック / Blue Lock
9

新時代のサッカー漫画!!常識をぶち壊したサッカーがそこにある!

サッカーの試合で一番かっこいい瞬間はいつだろうか?
綺麗なドリブルが出た時?スーパーセーブが起こった時?確かにそれもあるだろう。
しかし多くの人が口を揃えていうのは、やはり「ゴールを決めた瞬間」であろう。
この漫画はそんな「ゴールを決めた瞬間」に焦点を当てたものである。

主人公は普通の高校二年生、潔 世一(いさぎ よいち)。潔は高校二年生最後の県大会で惜しくも敗れてしまい、そのサッカー人生に終わりが告げられた。
その事を悔しく思いつつ、家に帰ってくるとそこには一通の手紙が。
それは「日本フットボール連合」からの手紙で、開けてみるとそこには強化指定選手に指名するという内容が書かれていた。全くの無名であった自分がなぜ選ばれたのかわからぬまま、翌日所定の場所へ。
向かうと、大勢の有名選手が集まっていた。だが、そこには何故か「ストライカー」ばかりが集められている。
不思議に思う潔に、突然前方から人が現れる。その男は絵心 甚八(えご じんぱち)といい、彼は「日本にはイカれたストライカーが必要だ」という意味不明なことを伝える。さらには、「ここに集められた一人以外は、一生日本代表のFWにはなれない」という。
果たして潔はこの提案を受け入れるのか。そして絵心の言う「イカれたストライカー」とはなんなのか。今、史上最高にイカれたサッカー漫画が始まる。

以上があらすじとなる。今までのサッカー漫画とは違い、ストライカーに焦点を当てたものになっているが決して突飛なものではなく、しっかりと軸のあるものになっている。
「ストライカーをメインに見ていきたい!」、「今までにないサッカーを見たい!」という方には非常にオススメとなっている。興味のある方は是非、店頭などで手に取っていただきたい。