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yuta8615のレビュー・評価・感想

映画 ビリギャル
8

偏差値30のおバカ女子が塾教師との出会いで慶應大学に合格した話

ビリギャルは2015年に製作され5月に公開された日本の映画です。
この映画は、実話がベースというのがとても興味深かったです。
主演の女子高生のさやかを有村架純さんが演じ、塾講師を伊藤淳史さんが演じました。
個人的には、有村架純さんの可愛らしいルックスとナチュラルな演技、伊藤淳史さんの優しい人柄の演技が心に刺さりました。
簡単なあらすじは、主人公さやかが、小学生時代から友達に馴染めず、中学は私立のお嬢様学校への道を選びます。
エスカレーター式の学校なので中学では遊びまくっていると、偏差値30のダメ女子になってしまいます。
高校時代に、持ち物検査でタバコが見つかり停学になり進級も危ぶまれます。
そんな時、母のああちゃんの提案で、塾に行き坪田先生と出会います。これは、運命的な出会いでした。
坪田先生は生徒の心を掴むために努力を惜しまない人柄。
それに惹かれたさやかは入塾し、坪田先生にそそのかされて、志望校を慶応大学にします。
そこで、「ケーオー」と書くところが笑えました。
結果的に慶應大学に合格するのですが、受験勉強中に、遊び仲間たちから温かい言葉をかけられたり、うまく行っていない父親との関係を修復したりなどの感動ポイントがたくさんありました。
私が最も感動したのは、坪田先生からさやかに宛てたお手紙でした。
坪田先生は生徒に対して色眼鏡を使わず、どんな子どもにも輝ける権利があるし、その可能性もあると信じているところが感心しました。見た後で、とても爽やかになる映画です。

バトルシップ / Battleship
6

SFアクション洋画感想

ユニバーサル・ピクチャーズ100周年を記念して製作され、2012年に公開されたSFアクション映画で、同名のボードゲームを題材に、アメリカ海軍と宇宙からの侵略者による太平洋を舞台とした戦いが描かれます。
本作は本国アメリカでは興行成績が振るわず酷評されるという形になってしまいましたが(理由としては宇宙からの侵略といったストーリーやトランスフォーマーなどVFXを駆使したド派手なアクション路線の映画はそれこそアメリカで量産されすぎた形になり、新鮮味を感じられなかったかもしれません)、一方で日本では日本人俳優・浅野忠信氏が主人公ホッパーのライバル・ナガタ役で出演していることもあってか注目度が高く、ネットで「バトルシッパー」と呼ばれる熱狂的なファンを獲得するに至っている現象が起きました(笑)。
これに関しては劇中で印象的な決め台詞が多く、適度にツッコミを交えながら楽しめる作風が「コマンドー」に近い印象だったというのもあり(個人的には最終決戦におけるホッパーの「誰だっていつかは死ぬ、だが今日じゃない。」が一番印象に残っています)、またミズーリを始め戦艦が宇宙人のハイテク兵器を打ち破る展開に戦艦好きにもたまらない要素として日本の熱狂的なファン獲得に繋がったとも思いました。

日常 / Nichijou
9

登場するキャラクターが全員魅力的です。

普通の高校に通う元気の良いゆっこは、親友の無口だがたまに天然な麻衣と漫画家を目指して漫画を投稿するも落選し続けているみおとともに少し変わった学校生活を送っています。ある日、転校生が来ました。しかし、転校生のなのにはねじが背中についていました。実は東雲研究所という怪しい研究所で幼女の博士に作られたロボットなのでした。しかし、なのはロボットであることを隠し、何とか学校生活を謳歌しようとするのですが、なのの背中に興味深々なゆっこはなのに様々な質問攻めをし、正体を暴こうとするのでした。というギャグアニメです。
まず、音楽が良いです。オープニングはヒャダインの「じょーじょーゆーじょー」ですが、とても良い曲で、聞くとテンションが上がります。EDは誰もが聞いたことがある卒業ソングや有名な歌を、毎回各話ずつ変えてこの作品の声を演じている声優達が歌っていて、とても癒されます。
そして、この作品の魅力はキャラクターが生き生きとしているところです。東雲研究所にはなのを作った天才幼女博士がいて、その天才幼女博士が作った動物の考えを言語に通訳してくれるスカーフを発明し坂本と名づけられた黒猫につけることによって喋る猫になったりして、とても魅力的なキャラクターがいます。とても面白いギャグアニメですのでお勧めです。

インターステラー / Interstellar
9

心温まる美しいSF映画

近未来、地球は疫病によって壊滅的な打撃を受け、食料としてはトウモロコシだけが生き残っていた。ジョセフ・クーパー(マシュー・マコノヒー)は、元宇宙飛行士のパイロットだが、他の人たちと同様に農業に従事していた。彼は娘のマーフと共に、ジョン・ブランド博士(マイケル・ケイン)が運営するNASAの地下施設を見つける。ブランドは、全人類が生存可能な新しい惑星を発見し、そこに人々を移住させるという人類救出計画を立てていた。クーパーは、ブランドの娘であるアメリア・ブランド博士(アン・ハサウェイ)らとともにミッションに臨む。しかし、そのミッションは重大な問題に直面する。一方、娘のマーフ(ジェシカ・チャステイン)は成長し、父を助けるためブランドの計算を完成させようとする。監督は「インセプション」や「ダークナイト」で有名なクリストファー・ノーラン。この映画は宇宙を舞台にしており、その映像は圧巻で、息をのむほど美しく、時には恐ろしくも感じる。ただのSF映画ではなく、登場人物それぞれの感情に大きく心が揺さぶられる場面もあり、感動的な結末となっている。2時間半を超える大作であるが、その映像美とストーリーで決して飽きることなくラストシーンまで楽しむことができる素晴らしい作品だ。

異世界おじさん / いせおじ / Uncle from Another World
8

ゲーム脳おじさんの悲しき異世界転移漫画

異世界転移もの、女性キャラクターが可愛い、といえば賑やかで楽しい日常系か苦悩を描くシリアス系が思い浮かびます。

一方、こいらは異世界おじさんギャグ漫画。
それも異世界生活を描くのではなく、異世界から元の世界に帰ってきてゲーム実況系Youtuberとなったおじさんの日常と、異世界にいた頃の振り返りが描かれます。
なお、異世界で習得した魔法は元の世界に戻ってきた後も使用でき、買い物や人の記憶を消すのに使いまくります。

おじさんは恐るべき強さを持つにも関わらず、その世界ではオークにしか見えないらしく、見た瞬間に人間から襲われるという悲惨さ。
多くの異世界転移ものの例に漏れず、おじさんに恋する可愛い女の子が登場するものの、おじさんは一切彼女たちの好意に気づかないどころか、どちらかと言えば自分を嫌っていると思っている始末。

強く優しいにも関わらず、何もかもをセガサターンのゲームに当てはめて考えたり異性からの好意に気がつかなかったり、普通ならヒロインを助けて強敵を倒しそうな展開でも苦労して攻略法を見つけてまでもヒロインを助けないというガッカリさ。

本人は恋愛マスターを自称しますが、その根拠はギャルゲーとエヴァンゲリオンのアニメ視聴。しかもその内容は間違えていたりします。

よくある異世界ものに飽きた人にはオススメしたいシュールギャグ漫画です。