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youkaのレビュー・評価・感想 (2/2)

パシフィック・リム / Pacific Rim
8

タイトルなし

2013年公開のSF大作です。続編もあります。
本作の特徴は、何といっても人類が開発した巨大ロボット「イエーガー」と、名称も文字どおり「怪獣」と呼ばれる巨大生命体によるド派手なバトルが見どころとなっています。
マジンガーZやガンダムといったロボットアニメと、怪獣映画をミックスさせたような所謂「オタク」が喜びそうな内容ですが、それもその筈、監督を担当したギレルモ・デルトロ氏は日本のそうしたコンテンツに心底惚れており、ハリウッドの巨費を投じてリスペクトをした作品を世に送り出したのだから、なんとも頭が上がりません。
ストーリー自体は、怪獣との戦いで兄を失った主人公が再び立ち上がるまでを描いたスポコン的なシンプルなものですが、それ以上に国内の特撮ファンからは怪獣映画が枯渇していた現状だったゆえ、喝采をもって迎えられることになりました。また、本作を皮切りに制作会社のレジェンダリー・ピクチャーズはアメリカ版ゴジラやキングコングなど、新作の怪獣映画を連作し、現在洋画関係はちょっとした怪獣映画ブームの兆しになっているのがいち特撮ファンとしては誠に喜ばしい限りです。

The BONEZ / ザ・ボーンズ
10

最高のロックバンド!

RIZEのjesseによるソロプロジェクトから始まったバンドです!最初はソロでしたが、そこへ元RIZEのギタリストと、PTPのベーシストとドラムが加入してバンドとしてガンガン成長していくところが最高にワクワクします!
最初は荒削りでしたが、ツアーを重ねていくうちにどんどん音が洗練されていき、音の重厚さが増してきました。
普段jesseはラップを得意としていますが、BONEZではラップはほぼ無く、純粋なヴォーカリストとしてのjesseを見ることが出来ます。
歌詞についても今までと違った一面を見ることができ、すべて英詞なんですが翻訳がアルバムの歌詞カードについていてそれを見てると今のjesseの心境や、昔の出来事、家族や友達への愛で溢れています。
ツアーは精力的に行なっているので是非実際に生で見ていただきたいです!
とにかく迫力がすごい!それぞれの演奏技術や音の迫力がすごいので、只々圧倒されます。ライブに行くと思わず泣きながら一緒に歌ってしまいます。
ダイブ&モッシュは激しめなので慣れていなければ最初は後ろから見るのがオススメです。
服装も全員オシャレでファッションの参考にも出来る本当に今1番熱いロックバンドです!

逆転裁判6 / 逆裁6 / Phoenix Wright: Ace Attorney − Spirit of Justice
8

『逆転裁判6』DLCを含むプレイした感想

『逆転裁判』シリーズがアニメ化して、アニメがきっかけでプレイしてみましたが、展開が個人的に神すぎてたまらなかったです。
アニメ最終話から10年後のストーリーで、なるほど君に養子がいて、かつ部下が2人いたのには驚きましたが、部下2人がとても可愛かったです。
特に、なるほど君の部下の1人の王泥喜君が活躍するエピソードの展開が凄すぎて、気に入って何度もプレイしています。
「逆転マジックショー」はなるほど君の養子のみぬきが逮捕されてしまうエピソードでしたが、王泥喜君がみぬきから教わったマジシャン業界で用いられる用語「ミスディレクション」を思い出して事件が遠隔殺人だと立証する展開にはドキドキさせられました。このエピソードで悲願達成した茜ちゃんが登場しましたが、茜ちゃんのテーマが耳に残るくらい印象強かったです。また、茜ちゃんが機嫌を悪くしてかりんとうを食べるシーンが面白かったです。
さらに、王泥喜君の後輩の心音ちゃんが活躍する「逆転寄席」は、夕神が現役の検察官なのにも関わらず心音ちゃんの側でサポートしてくれる展開が印象強く、心音ちゃんと夕神のコンビがかっこよく思えました。
最終戦を含むエピソード「逆転の大革命」は、王泥喜君の能力「みぬく」を春美ちゃんで発動する展開がありましたが、癖を見つけるのが難しかったけれども、春美ちゃんとの会話のシーンはほのぼのしました。
今から真宵ちゃんを助けるべく人質交換のためにクラインへ向かう方法で困り果てているところで、ピンチヒッターのように御剣が王泥喜君たちの前に来た展開が神過ぎて興奮しました。
DLCのスペシャルエピソード「時を越える逆転」では、なるほど君が久々に真宵ちゃんとタッグを組んで法廷に挑む懐かしい雰囲気がする展開に、10年前の2人の活躍を再現したかのようなワンシーンだらけの探偵パートはクスっと笑ってしまいました。
周囲に分からないように被害者に一撃を加える方法が解ったシーンでは、検察側の見解を一気に覆したような爽快感の他に、新郎新婦共に無実が証明されためでたい展開に変わるハッピーエンドの両方があって、ラストが反則だと思うくらいに感動しました。