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yabemi1のレビュー・評価・感想

ニッキー・ミナージュ / Nicki Minaj
7

Rap Queen

インディーズ時代から注目されていたトリニダード・トバゴ出身のフィーメールラッパーが、今では世界を代表するラップクイーンへ。女性ラッパーの数そのものが少ないため、当時から話題となっていた存在です。デビュー時のフレッシュで勢いがあり、耳に残る声質は聴く人を魅了します。今でももちろん勢いはありますが、ルックスの迫力がかなり勝っています。ラッパーとしての高いスキルと素質だけではなく、彼女の発言やファッションにも目が離せません。ニッキーの作品は、全体を通してキャッチーなトラックと頭に残るフレーズが強く、一度聴いたら頭から離れないものが多いです。しかし作品にはNGワードが非常に多いため、口ずさんだりカラオケで歌うのにはちょっと…と感じる方もいると思いますが、聴く分には問題はないでしょう。また、ニッキーは親日家としても知られ、自らの分身を「ハラジュク・バービー」と称したり、音楽・ミュージックビデオでは「ニンジャ」という単語やそれを彷彿させるような衣装、日本や中国っぽいセットがでてきます。驚きなのは、息子の名前にニンジャと名付けようとしていた所です。今後の活躍が益々期待される、フィーメールラッパーの1人です。

トモダチゲーム
8

友人との信頼関係を試す、恐怖の心理ゲーム

『トモダチゲーム』の最大の魅力は、最後に状況をひっくり返してしまう主人公・片切友一の高度な心理戦。
一見気弱そうな見た目の友一が、トモダチゲームに参加することによって狂気に満ちた表情をしていくのが怖くもあり面白いところです。
「友情を試す・壊す」という少しハードな内容のため好き嫌いの分かれる作品ではありますが、各キャラクターの背負う過去や秘密によって少しずつ人間関係にひびが入っていく様子がリアルに描かれていてとても引き込まれてしまいます。
目的のわからないゲームの攻略法を探しながらクリアを目指していくので、視聴者側も多くの謎を考察する楽しさがあります。
ゲームが進むごとに心理戦も高度になっていき、全く先の見えない展開がもどかしくも楽しいので結末が気になります。
ドラマ化・アニメ化もされるくらい人気ですが、実写で観るのが少し怖い人はアニメで観るのがオススメです。
マンガではわからなかったマナブくんの声が、見た目によってさまざまに変化しているところはアニメならではの魅力ではないでしょうか。
ゲームが進むごとに増えていく参加者たちもそれぞれ事情を抱えていて、駆け引きが楽しめます。
子供だけでなく大人もハマってしまうような、追い込まれた人間の本性を描く本格サスペンスマンガなので、ぜひ読んでみてください!

マチネの終わりに
6

大人にはいろいろある

すでに婚約者がいたり、すれ違ったり、いろいろある大人同士の恋愛の話です。
たしかに妙齢同士になると感性の会う人と思っても、すでに結婚してたり恋人がいたりして、なかなかうまくいかないものかもなと思いました。それに、友達としてでもいいと思っちゃうものなのかもしれません。私はあまり恋愛とかしてこなかったし、ここまで好きと思える人もいなかったから、何年もたってからやっぱり彼だ、彼女だみたいなのってよくわからないけど、そんな相手に出会えるのは幸せなことだなと思いました。
また、音楽家ってそんなつもりはなくても、やはりロマンテイストだなと思いました。君のために特別な曲を、なんてことをされたら、もうイチコロです。劇中で2人の仲をさいた早苗という女が私のことはもういいから好きにしてみたいなことを福山雅治にいいますが、いや、当たり前だろうと思ってしまいました。お前のせいで2人は別れなくてもいいのに別れたんだぞって感じです。2人が元に戻らないとしてもそんな女と結婚なんて続けられないと思うのは、わたしがまだ子どもだからでしょうか。でもある意味、早苗さんもかわいそうな人ですね。こういう真実の愛的な話は鞘当ての人たちがかわいそうになります。
福山雅治がギタリストの役なので、全編にわたってクラシックギターの音楽が流れていて、とても心地良かったです。