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utchey1のレビュー・評価・感想

僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia
10

131話「一縷の希望たち」の感想

ベストジーニストがギガントマキアとヴィラン連合を拘束し、ベストジーニストが他に集中を削がなくてもいいように大・爆・殺・神ダイナマイト、インゲニウム、ネジレチャン、ルミリオンでハイエンドに応戦します。その一方で荼毘vsショートの因縁の兄弟戦闘も繰り広げられます。

緑谷出久「お前はエンデヴァーじゃない!何がエンデヴァーの炎だ、お前の個性じゃないか!」
このセリフは荼毘が今まで人々を焼き殺してきた炎はエンデヴァーのものであり、エンデヴァーのエゴによって生まれた失敗作が自分だと主張する荼毘に対して緑谷出久(デク)が放った一言です。これは雄英体育祭で父を恨み、母の個性しか使わないショートに対してデクが言った、「君の!力じゃないか」というセリフを思い出させる感慨深いシーンになっています。
130話~131話にかけては轟家を中心に描かれていますが、その他のヒーローも活躍します。

爆豪克己「あんたに聞かせようと思ってた!今日から俺はぁ……大・爆・殺・神ダイナマイトだ!」
通形ミリオ「俺に試してみてくれないか!?”巻き戻し”を!」
かっちゃんがベストジーニストにヒーロー名を報告する、ルミリオンがエリちゃんの力で個性を取り戻すなど131話は感慨深いシーンが多く高評価の回となっています。

プリティ・プリンセス
10

アン・ハサウェイのスクリーンデビュー

撮影当時、18歳だったアン・ハサウェイのスクリーンデビュー作です!
彼女はとても可愛く美人です。
高校生のミアは内気で、恋も一方通行、スピーチでさえまともにできない。
そんな彼女のもとに祖母が現れます。「あなたはプリンセスよ」なんて言われたら誰もが戸惑うこと。
翌日学校に行くとマスコミがたくさん。
そんな状況の中で、「今は何をすべきなのか」をしっかり判断できる彼女の行動に勇気をもらいました。
普通に高校生活を送りたいなか、国のために王室できちんとしないといけない。
こんな重大な決断は高校生ではできません。こういうところでも、祖母との血のつながりが実感できます。
一方、ミアの祖母ですが、女王でありながらもミアを孫として見るおばあちゃんの姿がなんとも言えず、家族の絆の美しさに感動しました。
舞踏会では今までスピーチができなかった彼女が大勢の高貴な方の前で堂々と語っていたシーンが印象的です。
その中に友達の姿があったのもとても素敵でした。
物語の最後にミアにとっての理想のキスができた時、鳥肌が立ちました。
すごく素敵なファーストキス。
高校生としてのミアも王室で頑張っているプリンセスのミアもとてもキュートでした。

紙の月 / Pale Moon
8

優秀な営業マンから不倫、金の使い込みと転落して浮く女性銀行員の末路

人間の欲望というものは恐ろしい。優秀な旦那を持ち何不自由なく生活している女性銀行員が、得意先である高齢者から預かった金を、初めは1万円借りてすぐに返しておくが200万、300万とエスカレートしていき、ついには伝票まで細工して浪費してしまう。一線を越えてしまった彼女は犯罪者になってしまう。若くて綺麗な頭もいい女性が、ほんの些細なきっかけから取引先のおじいさんの孫の大学生とホテルに行きセックスして、預かった預金を勝手にキャンセルして恋人の大学生の借金にと手渡してしまう。高い化粧品を買いお洒落な白いコートを身に着け高級レストランでシカ肉を食べているが、所詮は人の金、目の前の贅沢な優雅な暮らしの先には破滅が待っている。これは銀行員始め意図のお金を扱う仕事をするビジネスマンたちへの教訓の映画ではなかったか?結局仕事をしているように見えているが、顧客の信頼を裏切り、自分が勤めている会社を裏切り、犯罪者の烙印も押されてどんな未来があるというのだろう。毎日の仕事のストレスを抱えて懸命に働いている女性銀行員がこんな願望を持っているとは思い難いが、映画を見て留飲を下げているようではなんとも寂しい限りである。欲望で生きますか、それとも人間やめますか、究極の選択で私はこの映画を見て恐ろしくはなったが、楽しむことはできなかった。きつい戒めの映画である。