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urotanshi_w5のレビュー・評価・感想

ゾンビランドサガ / ゾンサガ / Zombie Land Saga / ゾンビランドサガ リベンジ / ゾンサガ リベンジ / Zombie Land Saga Revenge
10

普通のアイドルアニメとは一味違います。

『ゾンビランドサガ』はゾンビ×アイドル×佐賀が題材の異色のアイドルアニメです。交通事故で死んだ謎のアイドルプロデューサー巽幸太郎によってゾンビとして蘇った女子校生源さくらが、自分と同じく若くして死に、ンビとして蘇った6人の仲間たちと共に、正体を隠しながらローカルアイドルグループ「フランシュシュ」として佐賀県を盛り上げるために活動するストーリーです。
このアニメの魅力は、各所に散りばめられた佐賀県ネタと個性の強いキャラクターたちです。嬉野温泉やガタリンピック等の佐賀県の名所や名イベントなどがとても詳細に描かれており、佐賀県の魅力が存分に伝わってきます。アイキャッチでもフランシュシュのメンバーが名スポットや名産品を楽しむ様子が使われており、それらも佐賀県の魅力を伝えるのに役立っています。
キャラクターも皆個性が強く、バラエティーに富んでいます。フランシュシュ内だけでもおっちょこちょいだけど誰よりもまっすぐな1号こと源さくら、喧嘩っ早いけど仲間思いな伝説の特攻隊長2号こと二階堂サキ、臆病だけど昭和アイドルの矜持を持った伝説の昭和アイドル3号こと紺野純子、勝ち気でアイドルへの情熱は人一倍ある伝説の平成アイドル4号こと水野愛、マイペースでフランシュシュ内の姐さん的ポジションの伝説の明治の花魁5号ことゆうぎり、天真爛漫な性格で物知りな面もある伝説の子役6号こと星川リリィ、ただ一人理性が目覚めていない謎が多い0号こと伝説の山田たえ、普段おちゃらけた態度をとっているが仕事はきっちりこなす関係者内で唯一の人間で伝説のアイドルプロデューサー巽幸太郎というように、十人十色のキャラがいます。
初めはバラバラだけど、活動を続けていくにつれて絆を深めていき、時には自分の死の原因と向き合いながらも成長していく姿も、作品の魅力の1つです。

電波少女
8

ダサいからこそかっこいい電波少女って?

一見アイドルグループかと思ってしまうグループ名。ネットラップ界で一目置かれる電波少女(デンパガール)とは。
宮崎県出身、高校時代の同級生であるMCのハシシとパフォーマー兼ボタンを押す係のnicecream、
そこにノリで加入したソロアーティストNIHA-C(ニハシー)の3人からなる3ピースヒップホップユニットである。
2009年にニコニコ動画から活動をスタートさせた。当初メンバーは6人であった。
何度かのメンバー加入・脱退を経て現在の形になる。
中でも2018年より加入したNIHA-Cは元々楽曲やライブでの共演が多かっただけにファンの間でも衝撃と驚きが大きかった。
そんなサプライズを仕掛けてくる電波少女のブレインともいえるハシシはすべての楽曲作成を担当。
ハシシ独特の心地よいフロウ(感情をのせた歌い方)にリアルなリリック(歌詞)が混ざりあい心を捕まれる。
リリックが生々しいのも楽曲の歌詞すべてがハシシが10代の時の恋人1人に向けて書かれたものであるから当然だ。
人生で一番の大恋愛を歌詞にする、というのはよくある話である。
だが、全曲を1人の相手に向けて書き続けるという他にはない執念深さがすごい。
ハシシ自身も語る性格の悪さや器の小ささを隠すことなく全面にぶつけてくるのが電波少女の魅力である。
彼らの楽曲はヒップホップというベースのうえで、曲によってロック調であったり時にはポップミュージックに近いものであったりする。
ラップというカルチャーとの親しみが浅い人でも受け入れやすいのも魅力のひとつである。

Marvel's Spider-Man
6

ニューヨーク好きにはたまらない!

まだ全体の3分の1ほどまでしか進んでいませんので、そこまでのレビューになります。

ニューヨークの街やビルが精緻に再現されていて、ニューヨークの思い出に浸りながら遊べるところは◎。街の人々も、一人一人話す内容が違っていて、手が込んだ作りになっています。また、映画を見ているような映像美で、映像中のスパイダーマンの表情や動きを見るのも楽しいです。ビルとビルの間をグングン飛んでいったり、ビルを上ったりする動きもシンプルな操作で楽しめるので、難しい操作が分からない小学校低学年の子どもも楽しんでます。

いまいちな点としては、私のコントロール捌きが下手なのかもしれませんが、戦闘シーンで何度もやられたり時間かかったりで、なかなか先に進めないところ。戦闘シーンが長くて、戦闘中ずっとコントローラーを連打しているので、手が疲れて途中でやる気が失せる時があります。個人的には、ゲームに費やす時間があまりないので、もう少しサクサクと次のシーンに移れると、飽きずにもっと楽しめるのかなーと思ったりします。アクションゲームが好きだったり得意だったりする人には、いいのかもしれませんね。

という訳で、まだ全体の3分の1も進んでいませんので、この先はまだ未開拓でもっともっとワクワクする設定があることも期待して、中の上の点数にさせて頂きました。

クレイマー、クレイマー / Kramer vs. Kramer
9

子供を育てる身として、感じるものがある

私自身、今、子育て真っ最中なので、家事に育児に仕事にてんてこまいなテッドの気持ちがよくわかります。
今まで妻に任せっきりだったでしょうし、そりゃあ、あれくらいめちゃくちゃになるでしよう。
そして、妻として、テッドの奥さんの気持ちもよくわかります。
最初、家を出て行くとき、あんなに真剣に気持ちを言ったのに、テッドは奥さんから手紙が来るまで、全然本気にしていないところとか、ほんと、男は何もわかってないと思いました。
いろいろあって、テッドもビリーも新しい生活に慣れたころに、元妻ジョアンナからのビリー奪還裁判が始まったのには、ビリーがかわいそうで腹が立ちました。
でも、母親だし、ビリーとテッドのことも知らないし、ビリーを取り戻したいのもわかるなあとも思います。
最後はとてもいい決断をして、うれしい気持ちになれる映画です。
現実だと、育児もあんまりしないのに、離婚したくないからか、負けたくないからか、子供のことを盾にする父親がいたり、養育費を払わなかったりで、離婚後、両親ともに仲良くとか子供ができないことが多いけど、それはよくないなあとひしひし感じました。
この夫婦のように、ビリーのことではいつまでも、父と母という関係が築けたらと思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

『鬼滅の刃 無限列車編』レビュー

私は映画公開以前からの鬼滅の刃のファンだったので、当然ながらどういう話がどういう風に展開され、どう終わるのかを知ったうえで鑑賞しました。
結論から言えば、それでも十分楽しむことができました。
まずアニメーションですが、ufotableの圧倒的なアニメーションは期待をはるかに上回るもので、それを映画館の大画面で見ることができたのは素晴らしい体験でした。
また、漫画では描き切れなかった映画オリジナルの描写も特筆すべき点でしょう。
例えば予告編でも描かれていますが、眠りから覚めた煉獄杏寿郎が炎の呼吸で列車の中を移動するシーン。
列車という細長く、制限のある空間を逆手にとったアクション、また、襲い掛かる触手を炭治郎と伊之助が上から切り裂いていくシーン、どちらも原作にはなかった描写ですが、映像ならではの迫力がありました。
また私がどうしても見たかったのは、無限列車編最大の見せ場である煉獄杏寿郎と猗窩座の激闘です。
すごくよかったです。