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tw-7552544621306920969のレビュー・評価・感想

色づく世界の明日から / Iroduku: The World in Colors
8

小さな魔法が少しずつ、世界を変えていく。色づく世界の明日から

色づく世界の明日からについて
色づく世界の明日からはP.A. WORKSによって制作され、2018年に放送されたオリジナルアニメです。

あらすじ
2078年、月白瞳美は魔法使いの家系でありながらも魔法を嫌っており、練習することを拒んでいました。また、小さい頃に色が識別できなくなっており、世界が黒白にしか見えなくなってしまったことで他人に心を閉ざし、内気な性格になっていました。
ある夏祭りの日、祖母の琥珀から突然過去に行くように伝えられました。瞳美が了承する間もなく、祖母は魔法を使ってしまいます。
目が覚めた先は60年前の2018年。瞳美は祖母が言った「高校生2年生の私に会いに行きなさい。」という言葉を頼りに苦労しながら当時の月白家に辿り着きます。
元の時代に帰る方法が分からないため、瞳美は月白家に居候することになり、同い年の祖母と一緒に高校に通って学園生活を送ります。
そうした生活の中で出来た同年代の友達に囲まれ、過ごしていくうちに瞳美は次第に心を開いていくのでした。

この作品は長崎県を舞台にしており、坂が多い長崎県の地形の特徴を最大限生かすような演出が多くあります。
背景や色彩、カメラワークなどP.A.WORKSの作風や作画の繊細さを最大限に生かした作品です。

すばらしき世界(2021年の映画) / Under The Open Sky
10

社会になじむとは すばらしき世界をみて

映画「すばらしき世界」は、現代社会をありありと描きだした作品だ。
主人公は、殺人容疑の刑期を終えた元やくざだ。この主人公が、何十年もの時を経て、社会に復帰し、馴染んでこうと、もがく物語だ。主人公と、それを追いかける記者の姿には、現代社会に生きる私たちの他者への無関心さがよく表現されていた。社会に適合しようとする主人公の姿から訴えられる、社会に適合するとはどういうことなのか?というメッセージも伝わってきた。社会の中で置いていかれる人々、そして自分がその人々に関心を向けてきたか、理解しようと努めてきたか?主人公以外にも、外国人技能実習生や被災し風俗嬢になった女性など、日本社会での居場所に苦しむ人が物語の随所に登場し、物語として完結するのではなく、現実生活にまで影響を与える作品だった。
シリアスな気持ちになるとともに、生きることについて考えさせらる、感動作である。シリアスな映画であるが、主人公の姿やそれを支えてくれる人たちの姿から、勇気をもらえる作品であった。
この映画の製作エッセイ「スクリーンが待っている」も同時におすすめしたい。自分は映画観賞前に読んだが、映画を見ながらエッセイのシーンをつなぎ合わせることができた。

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

若者に呼んでほしい歴史的スポーツマンガ「ハイキュー!!」

「ハイキュー!!」は週刊少年ジャンプにて2012年から2020年まで連載し、単行本全45巻の高校バレーボール部を舞台の中心にしたスポーツマンガです。運動神経は高いが、環境に恵まれず、弱小のバレーボール部から頂を目指す中心人物の日向翔陽と、天才的なセンスと技術を持ちながらも環境を大事にできず、才能を発揮できずにいた、同じく中心人物の影山飛雄の2人が中学最後の大会で出会ったことから物語は動き始めます。高校生になり、偶然にも同じ烏野高校に進学したことで、チームメイトとして排球部で活動していくことになる。当初は両者とも負けず嫌いな性格でお互いを嫌っていた為、協調性や言動の配慮に欠けていたが、仲間やライバルたちとの出会いを経て、徐々に成長し、チャレンジしていく姿をバレーボールという競技を通じて描いている作品です。また、本作は、出てきている主要キャラクターが多くいるにも関わらず、一人ひとりに共感できるストーリーがあることが特徴として挙げられます。作品全体を通して、それぞれのストーリーや背景そのものが最終回に向かうにつれて大きな意味を持つようになり、正にバレーボール競技の根幹である「繋ぐ」というテーマの大事さや面白さを実感させてくれます。

トイ・ストーリー / Toy Story
9

おもちゃは大切に

おもちゃを大切にしないとなと思いました。おもちゃを粗末に扱う子が敵役で出ていましたが、私はどっちかっていうとおもちゃをあまり大切にはしてなくて、リカちゃん人形とか顔に落書きとかしていました。まあその後のストーリーで、おもちゃと仲良くメイクとかするのはいい!悪いのはわざと壊したりすることとなっているのでそれはOKだったのかなと思います。シドは嫌なやつだし、悪い子だけど、でもそんな子結構いる気はします。そんな子でもおもちゃからしたら、恐怖の対象なんだなと思いました。ウッディらの持ち主のアンディはほんといい子だなと思いました。とても楽しくおもちゃと遊んでるし、想像力も豊かです。ウッディが新しいおもちゃに嫉妬するのもわかります。他のおもちゃに彼を取られたらと思うと怖いですよね。でも、最後にはバズも大事なアンディのおもちゃだと受け入れて、やっばりウッディはリーダーの才覚があると思いました。この作品はCGアニメの先駆けで映像がすごいと言われていました。今から考えると普通だけど、アンディの髪の毛とかとおもちゃの質感が違うし、そんなのをCGで表せるなんてすごいです。実写ではできない表現もありつつ、リアルでお話に集中できました。

レ・ミゼラブル / レミゼ / Les Misérables
10

ミュージカルの最高峰作品の一つ、レ・ミゼラブルをレビューしてみた!!

今回はレ・ミゼラブルのレビューをしていきたいと思います。
この映画は、1815年のフランスを舞台としたミュージカル映画です。

この頃のフランスは「フランス革命」が何年も続いており、民衆が新しい国を作るために革命を起こそうとしている時代です。
主人公は、有名俳優のヒュー・ジャックマンが演じる、ジャン・バルジャンという男で、ジャン・バルジャンは妹のためにパンを一つ盗み、それがばれてしまい何と19年間も牢獄に入れられておりました。

その主人公、ジャン・バルジャンが保釈され、新たに生きていくという物語です。

フランス革命という時代背景とともに、秩序を維持するために働く警官、フランスを変えようと戦う若者達、人々を騙しお金を稼ぐ夫婦、
様々な登場人物が出てきて、その人達の思いが交差して様々な出来事がおきます。

レ・ミゼラブルはミュージカル映画ということもあり、登場人物のセリフは歌であり、俳優が現場で本当に歌っています。
たくさんの人が交わっていく中で、死がおとずれたりと少し重い映画ではありますが、出演者たちの圧倒的な歌唱力、や音楽が心に響きます。

登場人物の、演技や歌声、カメラワーク、テンポの良いストーリー展開、作り込まれた世界観、終始キャラクターの感情が移入してきて、胸が熱くなるおすすめの作品です