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tw-11379796425166520325のレビュー・評価・感想

余命10年(映画)
9

号泣必至の名作でした

個人的には最初の場面から号泣必至で、エンディングまで泣きっぱなしでした。結末は予想通りの展開で、むしろそれに向けて全員が動いている、ある意味予定調和のストーリーでした。ただ、キャスト陣の演技力の高さと、小松菜奈ちゃんと坂口健太郎くんの美しい物語で自分的には大満足でした。
一見ワガママのように見える主人公・茉莉の立ち居振る舞いも、人間味があって好きでした。個人的には、主人公の友人、タケル(山田裕貴)と沙苗(奈緒)のカップルが、あっさりと別れたことになっていて、「どんなにお似合いでも現実はうまくいかないよな」とリアリティーがあって、無理やり幸せエンドにしてないところが良いなと思いました。
和人がどんどん男らしく、かっこいい大人になっていく流れも違和感なく、「あ〜成長してる〜!」って親心を感じながら見てました。
何と言っても、エンディングのRADWIMPSがズルすぎです…。映画のストーリーがぶあっと回想のように思い出されて、また歌詞に和人の思いがリンクをしていて最高に泣けました。映画の主人公は茉莉だったのですが、主題歌の主人公は和人であり、沙苗であり、茉莉の死を悲しむ全員の気持ちに寄り添っていて、温かい気持ちで終われたのも良い映画だなと思えた理由の一つです。

僕は友達が少ない / はがない
10

友達が欲しいっ!残念なヤツらの青春コメディ

2009年メディアファクトリーから残念系青春ラブコメとして刊行された「僕は友達が少ない」。
2011年にテレビアニメ化され、2012年には待望の第2期、「僕は友達が少ないNEXT」が放映された。
「はがない」と言う呼称で知られているこの作品は、”残念っ!!”の一言に尽きる。
作中に出てくる登場人物達はコミニケーションが苦手、ぼっち、下ネタ、残念な言動を多くの場面で見られる。
人間関係に多くに問題のある残念なヤツらが”友達を作るためにはどうしたらいいのか”を軸に「隣人部」として活動する作品だが、なんとも一癖も二癖もあるキャラクター達はぶっ飛んでいて、マイペースな人物ばかり。
登場人物達にスポットを当てるとどいつもこいつもどうしようもないヤツらばかり。
空想の友達との会話するヒロイン、BLをこよなく愛する変態、登場するたびにう○こと連発する幼女といった残念な連中ばかり。
ビジュアルは可愛いヒロインなのに、残念なヤツらの日常。ある意味、それが逆に魅力的なのも人気の一つと言える。
物語が進むにつれ、主人公とヒロインとの過去や人間関係の変化には読者も同様に悩まされ、深く考えさせられる。
原作が終わるも、アニメはまだ完結していないのが残念だが、第3期を放映して欲しいというファンのためにもぜひ制作して欲しい。

ONE PIECE / ワンピース
8

少年の頃の夢を思い出させてくれる名作!

国内累計発行部数4億部超えの大人気マンガ、ONE PIECE。
ひとつなぎの大秘宝”ワンピース”を求め、多くの人々が海に繰り出す大航海時代、海賊王を目指して旅をするルフィとその仲間たちの強い絆と熱い信念は、少年たちはもちろん、多くの大人をも魅了しています。
個性豊かなキャラクターも大きな魅力の1つ。
マンガ連載1000話目を記念して行われた、総勢1174名のキャラクターの中から世界一を決める人気投票企画では1位のルフィを筆頭に、麦わらの一味や、共闘する海賊たちの名前が連なりました。
しかし、劇場版で歴代1位の興行収入を誇る作品は、実は海賊ではなく海軍がメインに据えられたストーリであることをご存知ですか?
68.7億円の興行収入を記録し、歴代ダントツ1位の成績を収めているのが、2012年公開の「ONE PIECE FILM Z」という作品です。
「FILM Z」への高評価と共に強い支持を得ているのが、映画オリジナルキャラクターであり、元海軍大将のゼファーという男です。
彼は誰よりも強い正義心を持つ男でした。
しかし、とある悲惨な事件をきっかけに、その心は挫かれ、今や世界を巻き込むテロリストと化してしまいます。
そんな中、かつての教え子の1人であり、海軍大将を辞した青雉・クザン、そしてルフィたちとの邂逅を経て、ゼファーは彼の原点たる正義の心を取り戻していきます。
映画のタイトルでもあり、ゼファーが自称として何度も叫ぶ「Z(ゼット)」という名は、実は彼が幼少期に正義のヒーローへ扮する際に名乗っていた名前でした。
これは映画の最後に明かされるのですが、劇中打ちのめされながらも「俺はZだ!」と叫んでいた彼には、ずっと正義を信じ全うしたいという思いが宿っていたのです。
現代社会に生きるわたし達も、理不尽な目に遭い、やりきれない思いを抱えることも多くあります。
その内、小さい頃に抱いていた夢や希望を忘れてしまう人も少なくありません。
ゼファーも不条理な世界の中で、もがき苦しみ生きた人物です。
それでも正義のヒーローでありたい、という純粋な思いを持ち続けていました。
痛ましくも前向きな男が、最後には小さい頃と同じ輝きを取り戻し、自分の信じる道を全うする姿は、泥臭くも逞しく、多くの人の心を打ちました。
王道少年マンガの先頭を走るONE PIECE。
その劇場版で最も評価されている「FILM Z」は、少年の頃の無垢な夢と信念を思い出させてくれる名作の1つです。
劇場版は原則マンガのスピンオフの立ち位置で描かれるので、原作を深く知らない人でも楽しめる構成となっています。
ファンのみならず、是非大人のみなさんにこそオススメしたい映画です。

ポール・マッカートニー / Paul McCartney
10

現代最高のソングライター

ビートルズのメンバーとして活躍し、解散後も自身のバンドであるウイングスや、ソロでも精力的な活動とメロディメーカーのお手本となる才能を惜しみなく発揮する、稀代のミュージシャン。スティーヴィー・ワンダーやマイケル・ジャクソンといった大御所ミュージシャンとのコラボも積極的に行っている。ポール・マッカートニーの魅力といえば、類まれなる美しいメロディが一番に挙げられる。作曲法も独特で、コードのルート音をわざと外すことでベースラインのハーモニーを作り出すなど豊かなセンスが感じられ、哀愁溢れるメロディが多く日本人好みともいえるソングライティングが素晴らしい。コード進行もクリシェを多用することでなめらかな曲展開が楽しめる。ヴォーカリストとしても実力が高く、特に50年代ロックンロールの歌手リトル・リチャードを彷彿とさせるソウルフルな歌唱法は、ビートルズやウイングスでも曲にダイナミクスを加える。彼が使用したバイオリンベースやリッケンバッカーはベーシストの憧れとなり、ファンは絶えない。彼のファンが長年増え続けているのは新しい音楽のムーブメントをキャッチし、ロック、ポップスのみならずテクノやオルタナティブロックを取り入れるなど、時代の音に合わせることが出来る感受性の高さからだろう。

モモウメ
10

じわる笑い持続

YOUTUBEのアニメなのですが、数日に一作、新作が上がります。一度見ると、じわじわと笑いが持続して、ふとした時に思い出して笑いが込み上げてきてしまうくらい笑いが持続します。モモさんとウメさんと言う、年齢差がある女性二人のやり取りを面白おかしく描いた作品なのですが、その舞台が、JKバージョン(モモちゃんのみ出演)、薬剤師バージョン、OLバージョンとあり、中でもお勧めなのがOLバージョンです。社内でのあるあるネタを二人のやり取りで面白く再現していくのですが、その中に出てくる歌ネタがとにかく笑える、そしてつい歌いたくなる、そして常に口ずさんでしまう。と、中毒性のあるアニメです。モモちゃんは若いOL、ウメさんはベテランOLの設定なのですが、二人のやり取りは時に面白く、時に厳しく、時にほっこりと自分の日常の出来事となぜかリンクしてしまうような話題が多く、OLではない人も思い切り笑って、共感して、発散して楽しめる事間違いなしです。その他に登場する人物の一人一人のキャラがとても濃いのも、面白いポイントです。人気過ぎて今ではお店でコラボグッズが売られているほど、面白キャラが勢ぞろいのアニメです。短編がいくつもあるアニメなので、好きな回を何度もに直したりと、長く気軽に楽しめる為おすすめです。