yakionigiri39@toritani39

yakionigiri39
yakionigiri39
@toritani39
15 Articles
5 Reviews
0 Contributions
0 Likes
yakionigiri39

yakionigiri39のレビュー・評価・感想

イカゲーム / Squid Game
2

デスゲーム慣れをする前に見たかった…。

韓国で大熱狂された「イカゲーム」は面白い。
あなたが「カイジ」や「神様のいうとおり」や「CUBE」や「SAW」を見る前ならば。
というのもまさにこれの組み合わせだからである。
金に困っている参加者たちが集められ(自主的に集まって、がある種正しい。)デスゲームを行い、
最後に生き残ったものにだけ膨大な賞金が与えられる。
どうしても比較してしまうため「カイジ以上の頭脳戦があるのか?」「神様のいうとおり以上の不気味なデスゲームは登場するのか?」と期待して見てはいけない。
なぜならそんなものは登場しないから。
そして「デスゲームあるある」が詰め込まれすぎているので、正直先の展開が読めてしまう。
最初に老人が登場するのだが「落ち着いていて余命幾許かの老人が実は金持ちで黒幕、自身でデスゲームを開催し参加しがち」はまさにその通り。
「主人公と正反対な幼馴染は頭がよく大企業に入り超エリート街道なのに犯罪を犯してデスゲームに参加しがち」もある。
ちなみに「最終決戦はその幼馴染と」だ。デスゲームを通し主人公が成長がする場面もあるが、スタートがドクズなので感動出来ない。
最終的に主人公なのでデスゲームに勝ち抜いて賞金を手にし、
離れ離れになった娘に会いに行こうとするが(離れ離れになったのは主人公が穀潰しだったため)娘的にはそこまで尊敬できる父親じゃないだろう…と思ってしまうために喜べない。
つまりはデスゲームを見たことのない方へ、軽めのジャブとしておすすめはする。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

主人公桜木花道

スラムダンクの主人公桜木花道。
スラムダンクは、湘北高校バスケットボール部のストーリーを描いた作品。
桜木花道の容姿は、赤髪リーゼントで身長が188cmの見るからに不良。
そんな桜木が高校の同学年の赤木晴子と出会う。
赤木晴子は、桜木に『バスケはお好きですか』と問うと桜木は、『大好き』です。と返答。
この時桜木が大好きと言ったのは、赤木晴子に対してへの返答だったがここからバスケストーリーが始まる事となる。
桜木は、体育館へ行き赤木晴子にいい所を見せようとダンクを披露しようとするがバッグボードに頭をぶつけてしまう。
今までまともに運動をしていない桜木がいきなりダンクができるわけもないがバッグボードに頭をぶつけるというのは、驚異的な跳躍力がなければ出来ない芸当で赤木晴子は、この時桜木花道の身体能力の高さに気づき将来湘北高校の救世主になると確信した。
この後に赤木晴子の兄で湘北高校バスケ部キャプテンの赤木剛憲(通称:ゴリ)と1on1をする事になる。
バスケを知らない桜木が勝負になるわけもないが最後に桜木のダンクを止めようとブロックに入ったゴリの脳天にダンクをかましてしまい学校中の有名人になってしまった。
それからバスケ部に入部する事となり湘北高校バスケ部ととしてのストーリーが始まる。

ザ・サークル
8

現実にありえそうで怖い

とても怖い話でした。
私はコンピュータとか詳しくないので、よく分からないところもあったし、そもそもサークルがなんなのかも分かっていません。ですが、その会社のsnsに参加しないと選挙に参加できなくしましょうとか、プライベートをみんなに晒しましょうってところとか、考えが極端すぎて怖いと思いました。まさに現代的なホラーです。主人公はその会社に憧れて入ったから仕方ないのかもしれませんが、変な考えにどんどんそれに取り込まれていっちゃうし、主人公の友達は、システム異常のケアのための残業に次ぐ残業でおかしくなっちゃうし、主人公の幼馴染はよく分からないうちにみんなに追いかけられて死んじゃうし、怖いです。もっと恐ろしいのは、この世界があながちフィクションじゃないというか、こういうことが実際に起こりそうだということです。ここまでひどくはなくても、LINEがないと子供の学校のための連絡が回ってこないから、入りたくなくても入らなきゃいけないとか、勝手にGPSアプリを入れられて居場所が分かっちゃうとか、本当にあることです。
インターネット世界の進化ってほんと怖いなと思いました。これからはこういうことをテーマにしたホラー作品が増えるのでは?と思いました。

ドラゴンクエストI / DQ1 / ドラクエ1 / Dragon Quest I / Dragon Warrior I
10

日本初のRPGドラゴンクエスト

日本で最初に発売されたRPGソフトは何だと思いますか?
『ファイナルファンタジー』でも無い、『女神転生』でもありません。
『ドラゴンクエスト』です。
第1作目は1986年にエニックス(スクウェア・エニックス)のファミコンソフトとして、日本初RPGソフトとして発売されました。

このソフトのテーマは、初心者でも安心してプレイ出来る事です。
自分も実際プレイしてみたら特に戦闘面ではターン型のコマンド制バトルで、とてもシンプルに楽しめました。
ストーリーを書き上げたのは堀井雄二さん、音楽はすぎやまこういち先生です。
すぎやまこういち先生の音楽はとても勇敢に戦う勇者をテーマにしていて、好きな曲は『そして伝説へ…』です。

このシリーズの特徴はどの作品もターン制バトルシステムを変えなかった事。
そして、ルーラというワープ機能の呪文の名前を変更したり、廃止しなかった事です。
それ程、初心者への配慮を捨てなかった所が、とても懐の深いソフトでした。
面白かったのは建物の中でルーラの呪文を行うと、天井にヒットする事ですね。

そして、目玉となっているのがメタル系のスライムです。
このスライムを倒すと膨大な経験値を獲得出来ますから、メタルスライム・はぐれメタル・メタルキングの3体を倒して、一気にレベルアップさせる爽快感がたまりません。
他のRPGゲームに無い、育成に専念出来る環境もある所がドラゴンクエストシリーズの特徴です。
個人的にはメタルキングを大魔神切りで倒すのに、時間を費やしたりしました。

日本に新しい旋風を送ってくれたRPGゲーム、ドラゴンクエストシリーズ。
何時までもファンに支持され続けるでしょう。

ホワット・ライズ・ビニース / What lies Beneath
8

あなたは「幽霊」を信じますか。

2000年にアメリカで公開されたサスペンス・スリラーです。ノーマン=スペンサー(演:ハリソン=フォード)とその妻であるクレア=スペンサー(演:ミシェル=ファイファー)は、一人娘のケイトリン(演:キャサリーン=トーネ)が大学進学時に入寮したことがきっかけで、湖畔の傍に建つ大きな家で夫婦水入らずの生活を始めます。クレアはしばらくの間は、娘のいない寂しさも相まって、塞ぎ込んでいた時期もあったのですが、夫であるノーマンと若い頃の様な甘い恋人同士とも思える生活をしていくうちに、徐々に明るい性格を取り戻します。ところが、彼女のこの明るい性格が難を招いてしまうのです…。ある夜、隣人夫婦の揉める様な奇妙な声を聴いたクレアは居ても立っても居られず、ノーマンの制止も聞かず隣人夫婦に何があったのか、解決すべく隣家に立ち寄ります。しかし、隣人はなかなか真実を話してくれません。業を煮やすクレアに「他人の問題に首を突っ込むな」と警告をするノーマン。しかし、どうしてもクレアは「隣人夫婦は何か人に言えない悩みがあるに違いない」と確信し、あろうことか双眼鏡を片手に隣家を監視し始めます。監視から数日が経過した夜、クレアは隣人宅からの物音に目を覚まし、いつもの様に注意深く監視し始めます。そして、彼女は隣人夫婦の夫が何か大きな物を車のトランクに乗せて運び去ろうとする瞬間を目撃するのです。慌ててノーマンを起こし、あらましを説明するも、ノーマンが目を凝らした先には何も見当たりません。ノーマンは「きっとクレアが寝ぼけて見た幻覚に違いない。これに懲りて馬鹿な真似は止めなさい」と再度注意し、クレアは納得しないまでも、見間違いかもしれないと思い、眠りにつくのでした。しかし、この不思議な現象をきっかけにして、ノーマンとクレアは、自宅で起きる様々な怪奇現象に頭を悩ませることとなるのです。そして、クレアの幻覚・幻聴は日増しに酷くなり、カウンセリングを受けるまでに陥ってしまいます。そんなクレアを見かねたノーマンも当初は枚挙に暇が無い怪奇現象に対し、懐疑的だったものの、クレアが嘘をついているとも思えず、不承不承、彼女の言動に耳を傾けつつ解決の糸口を探ります。神秘的な表現と身の毛もよだつ様な恐ろしい表現が交互に現れることで、常に心拍数は上がっている状態だと言える映画です。夫婦に降りかかる怪奇現象は霊の仕業なのか、それとも…。二転三転する物語の展開の連続に、物事の本質が一体どこにあるのか、きっと分からなくなることでしょう。単純なホラー映画だけでは物足りないという方にお勧めの映画です。