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tmiyauchij5のレビュー・評価・感想

リメンバー・ミー / Coco
10

人生に希望が持てる作品

一度でも誰かを亡くした経験がある人間は、一度この映画を見るべきだと思う。そうでなくとも、大事な人を生涯で愛し尽くしたい人間は、この映画を見るべきだと思う。
誰かを亡くした時に、人は一度絶望する。この人に会えない人生なんて意味がないだとか、救いがないだとか思ってしまう。リメンバー・ミーは、そんな人を救う燈のような映画だ。
ストーリーは将来の夢を家族に反対され主人公が、それを打破していく情熱と家族愛の物語だ。ここまで書くとよく聞く子供向けのストーリーラインだが、作中ずっと並行して曽祖母と亡くなった父の物語が語られていく。曽祖母と父は今生ではお互いの誤解を解く事が出来なかったが、主人公の手によって互いを想う心が明らかになる。こどもの時分に見れば親にそっと近づきたくなる映画であり、大人になってから見れば親に電話をかけたくなる映画だ。親をもう亡くしている人が見れば、「死後の世界でまた隣で暮らせる。謝りたいことや甘えたい事、全てがもう一度叶う世界がある」と思わせてくれる。曽祖母と父と母がまた身を寄せ合うシーンで自然と涙が出た。いいなぁと心の中で思ったし、映画館で見た際みんなが涙にくれるのをみて、みんな会いたい人がいるんだなとほっとした心持ちがした。少なくともこの映画を見る時、私たちは誰かにまた会えるまで人生を頑張る仲間である。

sumika / スミカ
10

sumika人気の秘密

2013年に結成されたバンドです。若い世代から男女問わず人気を集めています。アニメ、ドラマ、映画など様々な作品のタイアップで更に人気を集めています。曲は明るくポップな感じのものからバラードまで様々です。ライブではsumikaというバンド名の通り、音楽でアットホームで居心地の良い空間を作ってしまいます。sumikaのライブはまるで家に帰ったような雰囲気で、どんなにボロボロになって帰ってきたとしても家のドアは全開で迎えいれてくれます。そして、次の場所へいけるよう背中を押していってらっしゃいと送り出してくれます。何があっても見捨てないで味方でいてくれる言葉や居心地が人気の理由だと思います。
まあ人気の秘密はバンドメンバー同士の仲の良さもあると思います。片岡さんは原因不明で声が出なくなってしまった時期があり、一時期バンド活動が出来ていませんでした。大好きな音楽や歌を歌えなくなり辛い時期を経験しています。そんな辛い状況をメンバー同士で支え合い、メンバーを人として尊敬してお互いをお互いに誇りに思う人間性がファンから見ても滲み出ています。そんな人間性もsumikaが人気の秘密なのではと考えます。
今もさらに注目が高まっていて、ますます活躍して目の離せないバンドになると思います。

エミリー・ローズ
7

法廷もの

ホラーかと思えば、法廷ものです。変になった女子大生の悪魔祓いをした牧師の罪が問われます。映画の中では、エミリーの変異が病気によるものか悪魔によるものかははっきり描かれていなくて、牧師がそう信じたのだって感じで裁判が展開します。確かに牧師さんは本当にエミリーを助けようとしていたし、エミリーも神に助けを求めてました。そんなエミリーをバカだと責めることはできないと思います。自分がなんでこうなっちゃったのか、変なものが食いたくてたまらないとか、体が変に動くとか、悪魔の仕業と信じても仕方なかったのでしょう。でも、世の中には子どもを宗教団体に預けて殺してしまうとかの事件もあるし、信じたからで許せるとかそんな単純なものでもないとは思います。いろいろ考えさせられるはなしでした。私自身は日本で育ったし、悪魔とかあまり馴染みないけど、怖いなと思いました。なぜかわからないけど、変わっていくなんて、不安で怖くてたまりません。それにいろんな人が離れたいったりすると思うと怖いなと思います。私でもそうなのだから、悪魔が信じられているところならほんとに怖いだろうなと思いました。実際の事件を元にした映画だそうです。いろいろ着色もあるでしょうが怖いなと思いました。

ハイキュー!! / Haikyu!!
9

読むと元気が出て自分も頑張ろうと思えるマンガです!

『ハイキュー!!』は、背が小さくて下手くそなんだけど、バレーボールが大好きで、ジャンプ力だけはある日向という高1が主人公です。高校のバレーボール部で、スーパーハイスペックなのに正確に問題ありで孤立しがちな天才影山や、いろいろな人と出会い、日向は選手としても、人間としても成長していきます。が、変わっていくのは主人公だけではないのが、このマンガの魅力です。天才と見える影山や、元気が良すぎる先輩田中、ライバルチームのメンバーたち、みないろいろ過去を背負っていたり、悩みがあったり、心が折れそうになったりすることもあります。しかし、バレーボールをやっていく中で、それぞれ自分の殻を破り、人間としてぐんと進化していきます。このマンガには名ゼリフがたくさん出てきますが、元気が良いのが取り柄な先輩田中が、どん底にへこみそうになった時につぶやく「平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか」というセリフが個人的には大好きで、自分がつまずきかけた時には、このセリフを思い出しています。そしてバレーボールなだけに、チームプレーなので、仲間との絆や、苦しい時の互いの信頼関係がすごくかっこいいです。ライバルチームともバチバチでありながら、お互いリスペクトであったりするのも美しいです。とにかく悪役はいない、さわやかで前向きになれるマンガです!

back number / バックナンバー
10

back numberの魅力

back numberは3人組スリーピースバンドで、メンバーはボーカル・ギター「清水依与吏」、ベース・コーラス「小島和也」、ドラム「栗原寿」となっています。
結成当初からライブを精力的に行い活動を続け、2011年「はなびら」でメジャーデビューを果たしました。
back numberの魅力は、ストレートな歌詞が多く誰しもが共感できる1曲と出会えることだと思います。聴く人に寄り添うような歌詞やメロディーが多く、ドラマやCMなどに起用されることも多いです。
一度は聞いたことがあるであろう「花束」(2011年音楽番組COUNT DOWN TVのエンディングテーマ)。
こちらはback numberの定番ソングといえます。この曲は付き合いたての初々しい恋人たちを歌う1曲で「好きだけど不安」や「相手を想う気持ち」に共感できる曲となっています。
また、back numberはライブに行くと魅力が増します。曲だけでなく個々の良さが知れるのでテレビなどではなかなか見ることの出来ないメンバーの熱い思いや面白いトークを聞くことが出来ます。
知れば知るほどback numberの深みにはまること間違いなしの魅力たっぷりなバンドとなっています。