tetsutab9@tetsutab9

tetsutab9
tetsutab9
@tetsutab9
1 Articles
4 Reviews
0 Contributions
0 Likes
tetsutab9

tetsutab9のレビュー・評価・感想

ホリミヤ / 堀さんと宮村くん / 堀宮
8

とても心地の良いアニメです

主人公やその周りの登場人物たちは一見すると普通の高校生ですが、みんなそれぞれ独特な事情や個性があります。そしてそれを誰も咎めることなく気にすることなく、ただ受け入れてくれる。そんな心地の良いアニメでした。
学園ものにはありがちな大きな校内トラブルや、女子同士の激しい喧嘩などは無く、とてもリアルに近いカップル成立の仕方や、段々と自然に増えていく「いつメン」に共感ポイントがたくさんありました。
主人公であるホリミヤカップルは、とにかくギャップが印象的です。彼女の堀さんは、頭の中で考えていることはとても女の子らしいのに、学校でのサバサバしているイメージから素直になれないところが最高に可愛らしいです。一方で彼氏の宮村は、ピアスにタトゥー姿なのですが、性格はとても穏やかで少し堀さんに振り回されてしまうところがあります。
そんな2人の相性が抜群に良いので、見ている側としてはとても安心して見守ることができました。他にもカップルや三角関係中の登場人物が出てきますが、自分の過去と照らし合わせて、自分はこうだったなぁ、こんな状況の友達がいたなぁと懐かしさも感じながら見ていました。登場人物に思わず感情移入してしまう、また、頑張れー!と応援したくなるようなとても温かいアニメでした。

ロックマンX アニバーサリー コレクション / Rockman X Anniversary Collection
8

やっぱりエックスチャレンジ

この作品はエックスシリーズ全作品1から8まで収録されている。しかも、かけだしハンターモード機能がついており、初心者にもやさしい。ロックマンエックス4からはゼロが、使えるようになり、ロックマンゼロシリーズからやっていた私、ゼロファンにも嬉しいところ。
この20周年を記念する作品で一番の注目はエックスチャレンジだろう。2人のボスとエックスとの戦い。イージー、ノーマルモードの2つの難易度がある。全ステージクリアすると、ハードモードが追加。イージーモードはエックスがとても強く、ハードは逆である。人によっては、ハードはストレスに感じるだろう。練習モードがあって、攻略法を練れる。間違いなく認知症予防に役立つ。ノーマルをクリアできるだけでも上級者である。ハードで全ステージクリアすると、アルティメットアーマーエックス、覚醒ゼロ。この嬉しい悪夢のような大イベントにたどりつくために全コンプリートを目指すひともおおいはず。しかし、クリアできる確率はかなり低確率の中の低さ。ステージ1でも困難。
まずはストーリー1から6までをプレイすべきです。私個人はエックス6が好きです。ですが少数派で周りからは低評価、難しすぎるからという理由らしい。4がやはりバランスが取れている。このエックス4の場合はゼロ用のゲーム?だと思う。ロックマンシリーズは頭を使うアクションゲーム。ミスして覚えるゲームだ。エックスチャレンジをずっとやってる人は、毎日頭を活発化させてるはず。つまり確実に認知症にはならないです。おすすめ。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
9

臨場感がすごい!!

1本の映画に華やかな場面、暗い場面、悲しい場面、、、さまざまなシーンがありかなり見応えがあります。
前半は主人公と家族が質素でも幸せに暮らしている様子が、温かみのある音楽で映し出され、見ている自分たちを穏やかな気持ちにさせます。
中盤に入り主人公がひとりで先走りながらも、新しいことに挑戦して行く様子はワクワクさせ、同時に音楽も盛大になり、自分もこの映画の中に入り共に挑んでいるように思えます。
しかし、その中でも主人公やその周りを取り巻くさまざまな人の過去や問題などがあります。
それらを吹っ切り、進んでいく様子は鳥肌が立ちます。失敗や挫折を乗り越え、後半に進み、主人公が本当に大切なもの、登場人物が自分たちの居場所を見つけていく姿に涙が出るほど感動しました。
これほどまで感動する要因にこの映画にしかない映像の美しさ、音楽の華やかさがあります。
映像は自分がその場にいるのではないかと錯覚するほどの鮮明な美しさでありながら、音楽は今までの映画で聞いたことのないような深く、繊細であり、より自分たちをこの映画に引き込んでいます。
今ではありえないようなシーンなども多くありますが、それらにも違和感を持たず話を楽しめると思います。

続・猿の惑星 / Beneath the Planet of the Apes
1

続・猿の惑星

猿の惑星の思わぬ大ヒットで、おそらく有頂天になったのでしょう。何を勘違いしたのかそれともお金に目がくらんだのか、何とも安易な続編を作ったものです。あの名作である1作目に泥を塗ってしまった、哀れなプロデューサーが作った哀れな作品です。
物語は、あの衝撃なラストシーンから始まります。が、いかんせんストーリーが雑というかいい加減で見ていて馬鹿らしくなってきます。よくこんな作品に、会社はゴーサインを出したものだと呆れるばかり。
この頃からハリウッドはおかしくなったのかもしれません、金になれば何でもいいと勘違いしだしたのかもしれません。そういう意味では記念すべき1作目といえるでしょう。ハリウッドの闇、あるいは病気と言えるのかと思います。とにかくストーリーがご都合主着で、このシナリオライターは、その後この世界で生きていけたのでしょうか?20世紀フォックスの負の遺産の1本です。主演は2流の俳優ジェームス・フランシスカス共演・前作からひきつづきチャールトン・ヘストン、出番はごくわずか。
内容は行方不明になった宇宙船を追ってきた宇宙船が同じ星に不時着。これからしても不自然なストーリーですが、なお一層不自然なストーリーが続いてゆく。どういうわけかサルとミュータントとの戦いになっていて、目が点になるばかり。人間がなぜミュータントになったかの説明もなく、見ている観客を置き去りにして映画は終わる。
これほどファンをバカにした作品を残した監督にあっぱれの言葉を残したい。名前は確か…忘れました。その後の監督の行方は知りません。