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shirt_a_のレビュー・評価・感想

キングダム / KINGDOM
10

人生一度は読むべき作品

この物語は一人の下僕の青年と一人の力なき王様が、一つの大きな夢に向かい互いに力を合わせ、互いに良き仲間であり良きライバルのような関係で成長してゆく物語です。
力なき王様が中華統一に向けたくさんの仲間と出会い、戦国の世の中を生き抜き、世の中から戦争を無くしていくための国を作っていこうとする意志の元、下僕である青年が自らの夢である天下の代将軍になれるように戦果を次々と上げていきます。

それと同時に作品に出てくる沢山の武将達一人一人に個性や考え方など、色々な戦術を使い敵を倒してゆくとても魅力的な将軍が沢山出て来て、現代のビジネスでも精通することもたくさんあります。
読まれた方は必ず自分の好きな武将や共感の持てる武将が出来ると思います。

作品に出て来る沢山の登場人物が、自分のためではなく仲間の為、家族の為、仲間の為に自分の命を燃やしてゆく姿は、読者の心を熱くさせること間違いありません。

秦の始皇帝が中華統一していく実際の史実に基づきながら作品が作られているので、三国志や戦国時代の話が好きな方や歴史に詳しい方はもちろんですが、初めてこのような歴史物のストーリーを読まれる方など、どなたでも楽しめるようになっていますので必見の作品です。

灼熱カバディ / Burning Kabaddi
10

現代のスラムダンク

「灼熱カバディ」とは、裏少年サンデーコミックスに掲載されているスポーツ漫画。作者は武蔵野創。
能京(のうきん)高校の1年生、宵越竜哉(よいごし たつや)は、中学時代は全国で活躍するサッカー選手だったが、チームメンバーとの不和からスポーツに嫌気がさし、高校ではスポーツ以外のことに打ち込むと決めていた。
しかし、その運動能力に目をつけたカバディ部に、半ば強引に入部させられてしまう。
カバディを「ネタスポーツ」を馬鹿にし、すぐに辞めるつもりの宵越しだったが、生来の負けず嫌いのため、何事にも手が抜くことができず、徐々にカバディにのめり込んでいく。
日本でカバディといえば、「カバディ カバディ」と連呼している謎のスポーツと思われている人が多いのかもしれない。
しかし、カバディの本場、インドでは、プロリーグがあり、テレビで放映される程の人気のスポーツである。
「カバディ」の連呼も「攻撃中は息を吸ってはいけない」という制約を課すためのルールであり、決して面白半分にやっているわけではない。
この漫画を読めば、カバディが「ネタスポーツ」ではなく、真剣なスポーツだと分かるだろう。
主人公以外の登場人物が魅力的なことも、作品をおもしろくしている。
ひたすらカバディに打ち込んできた者、他のスポーツから転向してきた者、自分を変えたくてカバディを始めた者、天才、凡人、それぞれの選手の心情や成長が、試合の中で、迫力のある絵とともに描かれている。

マスタード・チョコレート
8

コミュ障で陰鬱なように見えて自分の夢に突き進むヒロインと爽やか講師の恋

「マスタード・チョコレート」はクラスに馴染めずネタフリばかりしている陰鬱とした印象を与える女子高生の倫子に、美術大学予備校講師の矢口が恋をする物語です。
最初、「高3の夏から初めて受かりますか」と強い眼差しで聞く倫子に押されている矢口でしたが、おとなしそうに見えて居眠りをしていたり、足グセの悪い倫子から目が離せず…いつの間にかいつも目で追うようになって行きます。ただ、途中から入ってきた生徒を気にかけるようで、よく声をかけているだけではなくいつも様子を見ていて、記名がなくても倫子の作品だと分かる、などやはり特別視しているような描写にキュンとくるのです。
そして、受験が差し迫るにつれて見えてきた、彼女のフラットなように見えて垣間見える弱さ。彼女の涙に心動かされ、顔を少し赤らめて襟足をかく姿は彼の恋心を決定づけた描写だ、と個人的にキャー!となりました。また、友達関係の推移、そこで見せるようになった笑顔に「こんな笑顔するんだ」とますます惹かれるようにーー。
しかし、倫子が好きになっていたのは同じ歌手を好きな世捨て人(同じようにクラスに馴染めていなかった)男子なのです。彼とは矢口が通っていた美大の文化祭に行ったり、二人でよく話していたりしてヤキモキする姿もまたキュンとします。
とにかく恋でなかったような彼の倫子への目のかけ方が明らかに個人的な興味に移るその機微が4コマ形式でなんとも細やかに書かれていて…ヤキモチイベントや涙でグッとくるメリハリもあって、こちらもヤキモキさせられっぱなしなのです。
毎ページドキドキしながら、少しずつ進んでいく矢口の恋心、二人の進展に読む手が止まらない…!

アイドルマスター シンデレラガールズ / THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS / デレマス
8

感動する。

主人公の卯月がアイドルとして頑張るアニメ。
アイドルを目指していた卯月は、346プロダクションのシンデレラプロジェクトのメンバーになる。シンデレラプロジェクトだけでも14人のアイドルがいて、346プロダクション全体ではもっとたくさんのアイドルがいる。どのアイドルも何かしらの特技やキャラクター性を持っていた。しかし、主人公の卯月は何か突出したものを持っているわけではなかった(そういう風に描写されていた)。そのことに悩みながら頑張るも迷走していた卯月だったが、誰でもできると思っていた「笑顔」が自分の特技で、元気を与えることができるものだとプロデューサーや他の仲間に気づかされた。プロデューサーも「笑顔」に注目してシンデレラプロジェクトのメンバーを選んでいる。シンデレラプロジェクトのモットーも”Power of Smile”である。それぞれの人にしかできない笑顔で元気を与えられる、そうしたことを証明するプロジェクトだ。それまで落ち込んでいた卯月が笑顔でもう一度ライブをしたところは本当に感動した。
また、楽曲がとても良い。オープニングやエンディングはもちろん、挿入歌もかなり良い曲がそろっている。元気になれるし、とても歌いたくなるようなノリのいい曲が多い。

伝説対決 -Arena of Valor-
8

日本にはあまり浸透していないMOBAと言われるゲーム

私がオススメするゲームは伝説対決と呼ばれる5対5で闘うオンラインマルチゲームです。
これは他のアジア圏では猛烈に流行っており、ついに日本にもやってきました。
MOBAと呼ばれるジャンルで、世界的にも流行っているリーグ・オブ・レジェンドのスマホ版と考えていただいて差し支えないかと思います。
ちなみにリーグ・オブ・レジェンドはeスポーツとして世界的に有名なゲームとなっており、日本の大会でも賞金1000万円出るくらい大きな大会のあるゲームです。
ちなみに世界大会では、賞金総額7億円くらいあるそうです。

日本ではこのMOBAのゲームはあまり流行っていませんが、一度ハマると抜け出せないほど面白いです。
このゲームの良いところは、課金要素が実際の強さと全く関係がないところです。
つまり無料でいくらでも楽しめて、そしてチームの連携で敵を倒していく。
本当に面白いです。

少女終末旅行 / Girls' Last Tour
10

終末を旅する。

文明が崩壊した後の終末世界を、二人の少女がケッテンクラートという車両に乗り、廃墟となった都市を旅し、様々な文化、宗教、兵器の痕跡を発見する。チトという少女は知的で冷静であり、本が好きだ。その為、賢く、車両の操縦や整備をこなす等手先が器用だ。ユーリという少女は、のんびりとした性格で、食欲が旺盛、読み書きは苦手だが、運動神経が良く、銃の扱いも得意だ。そんな二人が道中で出会った僅かな生存者である、地図を作る事を生き甲斐とする男性『カナザワ』、飛行機を造り、空を目指す女性『イシイ』等と出会い、交流を経てその世界の上層を目指す物語だ。上層を目指す道中、二人は『エリンギ』(原作では名前は出ていない)という生物により、衝撃の事実を知る事となる。それは、『地球が終わってしまう』という事。エリンギ達が上層以外の終末世界を廻った結果、生きている人間はチトとユーリのみであるという事だった。つまり、以前出会ったカナザワとイシイは死亡しているという事になる。それでも二人は、『お互いがいたらそれでいい』と手を握り合う。更に上層を目指す二人だが、僅かに残っていた食糧は尽き、二人の足であり、チトが大切にしているケッテンクラートまでも壊れ、動かなくなってしまう。 懸命に修理するチトであったが、どうしてもそれは不可能だった。ここから彼女達は、荷物になる余計な物を捨て、徒歩で上層を目指す事になる。不安になりながらも二人が辿り着いた上層は一面の雪原と黒い謎の石だった。チトは「私達はこれで正しかったのかな」と弱音を吐くが、ユーリは「そんなのわからないよ」と言い、「でも、生きるのは最高だったよね」と続ける。二人は寄り添い、黒い石に凭れて毛布を被って眠りにつく。物語はそこで終わっている。
しかし、ある考察によると、『二人が凭れた黒い石は時空を転移する装置で、二人は別の、食糧に溢れる世界に辿り着いたのでは?』という意見もあるので、この考察が事実であれば、二人の旅は正しかったと言えるのではないかと思う。

ペルソナ5 / Persona 5 / P5 / ペルソナ5 ザ・ロイヤル
10

ペルソナァァァァ!

ゲットレディ!それではペルソナのレビューをしていくわよ!
舞台は東京、僕は田舎育ちということもあり最高のロケーションです!まずペルソナ作品のおしゃれ度は凄まじいことで有名でしたが、この作品は東京ということもマッチして最高潮でした。
肝心のストーリー内容ですが、簡単に言うと主人公率いる学生たちが異世界でペルソナという心の形を使い怪盗団となって心のお宝を奪い、悪人を改心させ社会のグレーな部分をはっきりとさせるという内容です。作中にはモルガナといわれる、異世界では普通に喋れるが現実世界ではペルソナ使いしか話せないキャラクターがいるのですが、あろうことか明智という男にはモルガナの声が普通に聞こえていたのです。そう、彼はペルソナ使いだったのです。そのときの会話というのが「パンケーキを食べに行こう」という会話だったのですがそのときモルガナのみがパンケーキと言っていたのです。その時僕はすぐ気付き笑ってしまいましたwぜひご自分の目で確かめていただきたいです。
学園ゲームと言えば恋愛です。このゲームの一番の特徴といっていいでしょう。ペルソナでは浮気ができます。最大で9人(続編は10人)。なお浮気してもゲーム的なデメリットはないのでたくさんしちゃいましょう!