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shiratamamad8のレビュー・評価・感想

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
3

過大評価すぎる作品

どうしてこの作品がこんなに評価されているのか理解出来ない。
オリジナリティーのない設定とストーリーの打ちきり漫画を読んでる気分だ。
1巻を最後まで読んで「あーあ、面白くないなー」って思ったら2巻以降も大して面白くなることはないので読まない方がいいのではないだろうか。
作者は複雑な能力とか技を考えるのが好きなのだろうが、ただでさえ設定が混雑しているのに、
「魂を直接攻撃できる」とか「生物のクリティカル位置を狙える」とか、いちいち複雑でややこしい能力の説明を出してくるのには気が滅入る。
加えて「呪い」と全然関係ない能力ばかりで何がしたいのか理解不能だ。
設定の説明が多いわりによくわからなくて読んでて苦痛である。
主人公は共感できない存在なのに周りに馴染んでいるのが不思議だ。敵も味方もキャラ付けが浅いし薄い。
そして敵のキャラデザが「強そう」または「怖い!」ってならない「なんだこれ?」って感じになる。
「呪い」がテーマなんだからもっとホラー要素が強めだったらハマってたのではないだろうか。
「底が浅く、表面しかないな」という印象の漫画といった感じだ。なぜここまで評価されるようになったか?
鬼滅のヒットに便乗した感が拭えないが…。

バイオハザード ヴィレッジ / Biohazard Village / Resident Evil Village
8

シリーズ最恐ゲーム「バイオハザード ヴィレッジ」

2021年5月8日に発売されたバイオハザードシリーズ。
バイオハザード7から主人公および主要な登場人物が継続となっている。
シリーズ初心者でも楽しめる操作性と難易度設定ができるが、ストーリーを存分に楽しむなら前作7からのプレイをおすすめしたい。
PlayStation 5版では、さらに美しいグラフィックにより、没入感のあるプレイが可能となった。
またオプションの「フォトモード」では、その美しさを細部まで体感することができる。
マイナスポイントとして、これまでとは違い「ゴシックホラー」をテーマにしている。
ウイルスに感染した生物兵器との戦いが根底にはあるが、幻覚・幻聴と説明しつつも、
吸血鬼・魔女・ドラゴンなど、かなりファンタジー要素の強い作品になっている。
同じカプコンから出ている大人気シリーズ「デビルメイクライ」の世界観に寄ってしまっているため、
初代からのバイオハザードファンにとって、受け入れられないと思う場合も考えられる。
しかし日本を代表するホラーアクションゲーム。
ゲームボリュームも最長で、シリーズ史上最大の怖さと言われている前作7と同等、それ以上怖さを誇っているといっていい。
ホラーゲーム好きに是非おすすめしたい作品だ。

MAJOR / メジャー
10

野球に全く興味がない妹がハマったアニメ

主人公の茂野吾郎の幼少期からプロ野球選手として活躍するまでを描いたストーリー。
家族の死や選手生命に関わる大怪我など、逃げ出したくなるような場面でも常に前を向いて進み続ける茂野吾郎から、自分も頑張らなくてはとたくさんの勇気をもらうことができます。
試合のシーンではどう考えても勝てない相手に対して、勝つことだけを考え、仲間を鼓舞し、真っ向勝負を挑んでいきます。特に終盤の緊迫した場面では現実の野球を応援しているかのような感覚で見てしまいます。
さらに、舞台は高校卒業後アメリカに移り、メジャーリーグ、日本代表としての世界大会とストーリーが進むにつれてスケールが大きくなっていくのも魅力です。初めは英語は全く話せず、空港に着いた途端に全財産をスリで失うなどトラブル続きですが、自分の夢を叶えるため、あの手この手を使って実現していく展開は少しコントのようでとても面白いです。
第6シリーズまで放送されていて、その他に劇場版やその後展開を描いたスペシャル版もあります。ストーリー上引退までは描かれていませんが、1人の野球人「茂野吾郎」の人生を子供の段階から、その成長過程を見ることができるので、終わった頃には彼のファンになっていること間違いなしです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

鬼殺隊員三人の成長と、柱煉獄杏寿郎の最期

恥ずかしながら映画公開頃まで、「鬼滅の刃」の存在を知りませんでした。
初めに無料サイトで26話配信されていて何気なく観ていたらあっという間に虜になりました。
まず、時代が大正時代であること。明治時代の産業革命、帝国主義国家の確立を経て、たった15年しかなかったロマンと幻想の時代。
鬼がいてもおかしくないのではないかという設定は無理が無く、すんなり受け入れられました
主人公、炭次郎は家族を鬼に殺され、1人残った妹も鬼となるが、妹への愛の力で、いつか元の姿に戻すため、
鬼を退治する鬼殺隊に入隊、妹を連れて任務を果たしていきます。
今回はテレビシリーズの続編の映画「無限列車編」。
蒸気機関車なかで次々人々が消え、先に送った鬼殺隊員までも行方不明に。
柱煉獄杏寿郎と共に、炭治郎、善逸、猪之助は任務にあたる。
今回は、柱煉獄杏寿郎の、佇まい、信念、揺らがない思い、鬼の中でも格上の上弦の鬼との戦いが、見どころです。
最大の見せ場は、強大な力を持つ鬼の誘惑を受け入れず満身創痍で戦い、炭治郎らに生き様、目標を示すシーンです。
あまりの迫力、真っ直ぐな杏寿郎の揺らがぬ姿勢の美しさ、儚さに、映画会場はすすり泣きの声が止みませんでした。
これから、この映画を見られる方、ぜひご覧ください。
そして、今の得体の知れないコロナ禍でどう生きるべきか考えてみてください。そこに答えはあるはずです。
ハンカチと、マスクをお忘れなく。

デス・ウィッシュ / Death Wish
8

ブルース・ウィリスがハマり役。後味の良いストーリー!

銃の似合う男、ブルース・ウィリスが、今回は家族を強盗に襲撃された外科医を演じています。そしてこの映画で彼がぶちのめすべき敵は、国際テロ組織でもなく、迫りくる隕石でもなく、街のチンピラ。そのチンピラどもに嫁と娘を襲われ、自衛と復讐のために慣れない銃を持って戦うのです。
銃には慣れていないという設定でも、やはりブルース・ウィリスが銃を扱うのは説得力がありすぎて、安定のクオリティーです。父親が軍人という家庭で育ったためか、彼にはどうしてもプロフェッショナルな雰囲気が漂ってしまいますね。しかし、そこに外科医というキャラクターを掛け合わせることで、この主人公が技術を習得することに優れた人物であることを、観客に悟らせているのは面白いなと思いました。
また、ストーリーが主人公の個人的なものであるため、共感しやすいところも。穏やかに暮らしていた良識のあるおじさんが理不尽な目に合い、警察もあてにならず、カウンセリングも救いにはならない。そんな状況から脱するべく、バンバンと銃を撃ち、悪い奴を倒していくのにはスカッとしました。そこに家族への愛があるところも良かったです。
ド派手なアクションも大掛かりなCGもない替わりに、ブルース・ウィリスの魅力が存分に生かされており、見終わったときの後味も良く、満足度の高い作品でした。