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shinchank0のレビュー・評価・感想

ミンナのウタ(映画)
4

説明になる描写が欲しかった

ジェネレーションズが(以下ジェネと略す)主演の、30年以上前にラジオ番組あてに送られたカセットテープから始まったジェネメンバーと仕事の関係者たちの連続失踪事件と呪いの歌がテーマの怪異の物語だ。結論を言うと、推しメンを大スクリーンで見たいジェネファンのための映画だった。恐怖演出がぬるかったので、日頃から「エルム街の悪夢」や「遊星からの物体X」などの容赦のない描写があるホラー映画を鑑賞する人には、物足りなく感じるだろう。同時期に上映中の違う作品を見るか、レンタルかサブスク配信で別の映画を見るほうをお勧めする。
個人的にお勧めできない一番の理由が、今回出演者を蝕む幽霊のさなの心情の変化が不明確なのが、一番嫌だった。
映画終盤にさなの自宅である高谷邸に乗り込んだ際に、くすんだ鏡の中で、30年前にさなが掃除機のコードを使って両親に自らの首つり自殺を手伝わせる様子が鏡の中で流れ、ジェネのマネージャーの凛がなぜか鏡の中の過去の世界に引き込まれた。やがてコードが限界まで引っ張られて扉のかすがいが外れて壊れると、凛がさなが怪我をしないようにかばって扉と一緒に階段を滑り落ちていった。気を失った凛にさなは微笑みかけて、やがて命を失った。凛は現代の高谷邸に戻り、失踪した人々も戻ってきた。
確かに高谷邸に乗り込む前に凛は「さなに寄り添ってあげられれば失踪事件は解決するのでは」と言っていた。しかし、あのいっしょに階段を滑り落ちる場面の中で、さなにどんな心情の変化があったのか、凛のほうを見て微笑んだだけではわからなかったので、もっと説明となる描写が欲しかった。しかも、映画の最後のジェネのライブで来場客たちがみんなさなの呪いの歌を口ずさみだしてエンディングクレジットに入って終了した。解決してハッピーエンドかと思いきや、被害が大規模になったバッドエンドだった。結局さなは何がしたかったのか、この映画は考察系だという可能性もあるけれど、もうアイドルメインのホラー映画のクオリティは信用できないなと、個人的に断定できた。

NARUTO / ナルト
10

「NARUTO」は究極の忍者バトルアニメ!

「NARUTO」は、2002年から2007年にかけて放送されたアニメで、世界中で愛される大人気作品です。この作品は、忍者をテーマにしており、主人公であるうずまきナルトが仲間たちとともに、様々な困難に立ち向かって成長していく姿が描かれています。
この作品の最大の魅力は、キャラクターたちの成長と友情にあります。特に、主人公であるナルトは、最初は不良で誰も彼を認めようとしませんでしたが、次第に彼を取り巻く人々が彼にとって大切な存在となっていきます。そして、彼らとともに様々な困難に立ち向かっていくうちに、ナルトは成長し、最終的には忍者としての地位を確立します。
また、バトルシーンも見どころの一つです。激しいアクションが展開されるため、スリリングな展開に引き込まれます。そして、キャラクターたちのそれぞれの技が、個性的で印象的です。それぞれのキャラクターが持つ技や能力は、作品の魅力の一つです。
さらに、この作品には、様々なメッセージが込められています。友情、努力、成長、そして家族の大切さなど、誰にでも共感できるメッセージが随所にあります。それらのメッセージは、視聴者の心に深く刻み込まれ、作品を通じて人生の教訓を学ぶことができます。
総じて、「NARUTO」は、キャラクターたちの成長と友情、激しいバトルシーン、そして様々なメッセージが詰まった、非常に魅力的な作品です。この作品を見ることで、多くの人が勇気をもらい、人生においても努力を続けることができるようになるかもしれません。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
8

ジャンプ作品でも屈指の名作

主人公のゴン=フリークスが、まだ見たことのない父親のジンに会うために、父親と同じ職業のハンターになり、多くの仲間やキャラクターと出会いながら成長していく物語である。ストーリーは人によって分け方が異なるが、大きく分けてハンター試験編、天空闘技場編、ヨークシンシティ編、グリードアイランド編、キメラアント編、会長選挙編、暗黒大陸編の7つほどに分けられる。作中では、「念」という能力を使い、それぞれのキャラクターが自身のオリジナリティあふれる技を使用する場面が数多く描かれており、このさまざまな能力が読者をひきつけていると考えられる。私自身も中学生時代、この念能力に魅了されてHUNTER×HUNTERの世界に浸った。また、作者である、冨樫義博先生の仕組む伏線が興味深く、何度も漫画を読み直さなければ気が付かないものばかりで、この点も読者を魅了する大きなポイントある。戦闘シーンが多くあり、生死をかけて戦う場面も多く見られるため、血や内臓といったグロテスクな絵が苦手な方は読むのを控えた方がいいかもしれない。
一つ懸念点があるとすれば、作者は休載が多く、なかなか連載は進まないことであるが、連載開始から20年以上たった今でも多くのファンを魅了し続けている。

インデペンデンス・デイ / Independence Day
8

大統領の演説が良い

大統領の演説がとてもいいです。
宇宙人に攻撃されて、もう勝てそうにない、そんなときに、今日をインデペンデンス・デイ、独立の日にしようという、あの演説は力強くて感動的でした。
アメリカ人にとっては二度目の独立宣言なので、余計に感動したのではないでしょうか。
本作での宇宙人は、本当にでかい宇宙船に乗ってきているし、攻撃もすごくて、とても勝てそうにないものでした。
あそこまででかい宇宙船もみたことなかったし、ビルが一瞬でバーンとかも衝撃的で怖かったです。
車に乗った人々が車を捨てて逃げるところとかが好きでした。
でも、ほとんど逃げられず死んでしまっていて、絶望的だと感じました。
そんなすごい宇宙人を殴っちゃうウィル・スミスのかっこよさと異質さが面白くて、彼が出てくると画面に注目してしまいました。
ウィルもまだ若いころで、とてもかっこよかったし、コメディアン俳優としての素質も感じられました。
それに、特攻するおじいさんもいい感じでした。
戦いは思ったより早く勝てたな感はありましたが、アメリカが勢力あげてやったことなので、短期戦で済んだのだと思います。
確かに、大味ですし、人の心の動きはあまり丁寧に描いていないかもしれませんが、とても面白かったと思います。