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sakixjapanx4のレビュー・評価・感想

遙かなる時空の中で6 / 遙か6
10

ネオロマンスの金字塔「遙かなる時空の中で」シリーズ初!黒龍の神子が主人公となる異例のストーリー展開に注目!

コーエーが提供するネオロマンスタイトルの内、金字塔の一つとして長くファンの心をつかんでいるのが、「遙かなる時空の中で」シリーズ。
ストーリーの軸は、どの作品でも同じです。
ある日突然、現代から、怨霊や魑魅魍魎が跋扈する異世界に召喚されてしまった女子高生の主人公。
その異世界では、主人公は龍神の神子と呼ばれる存在で、滅亡の危機に瀕している世界を救う唯一の存在だとされています。
元の世界に帰るためには、その異世界を救わなければならない、と聞かされた主人公は、戸惑いながらも、龍神の神子を助ける「八葉」と呼ばれる8人の男性たちと共に、怨霊との戦いに身を投じていきます。
そして、戦いを続けていく中で、主人公は八葉の一人と心惹かれあうようになる、という恋愛シミュレーションゲームです。
その中で、第6シリーズである「遙かなる時空の中で6 DX」は、主人公の設定が他のシリーズと異なります。
他のシリーズの主人公は、「白龍の神子」という存在ですが、遙かなる時空の中で6の主人公は、「黒龍の神子」という存在です。
この「黒龍の神子」は、「白龍の神子」と相対し、「破滅を呼ぶ」とも言われている危険な存在。
異世界の危機を救うために召喚される神子が、「破滅を呼ぶ」とはどういうことなのか?
そして神子を支え、助ける八葉の存在は?
他の遙かシリーズでは見られない、異例のストーリーを是非お楽しみください。

トリック劇場版
8

トリックらしくてよかった。

劇場版第一弾です。
トリックは山田奈緒子と上田先生のコンビが好きだし、ドラマも全シリーズ見ていました。
奈緒子がいろんな奇跡を解説していくのも興味深いし、バレた時と相手の言い訳とかも面白くて好きでした。
長く続いたシリーズでしたので、本作の、仲間由紀恵はまだ若いなと思いました。
最初、上田に呼ばれて、マジックを見せに言って上田と喧嘩をして泣くところとか、後期ではありえないというか、ああかわいらしいなと思いました。
でも、こういう演出って、ちょっと見てるのが辛くて嫌なんですけどね。
あと、矢部の部下が兄いのひとでした。懐かしいです。
お話はある村で山田が神のふりをするというもので、劇場版第三弾と似ています。
神のふりをしている奴らがみんな癖のある奴らでおもしろいです。
竹中直人とか、もうほんとトリックにぴったりの役者さんだなと思います。
あのふざけた感じも作ったような演技も、神を演じてる役なら不自然じゃないし、小ネタ感もトリックの人たちが好きそうな感じです。
オチもなかなか切なく、ひどい話でよかったです。
村の人々も伊武雅刀とかしぶいし、上手い人が多いから、なかなかシリアスに仕上がってました。
そのあと、シリアスで終わらずに、山田里見さんが出てきておもしろいし、トリックらしい作品だったのではないでしょうか。

メイドインアビス / Made in Abyss
10

未知なる大穴に挑む少年少女の出会いと運命が残酷すぎて泣ける

「メイドインアビス」はつくしあきひと作の漫画で、2017年に全13話にてアニメ化された作品です。主人公リコ・レグ・ナナチが謎の大穴アビスの深層を目指す物語で、今回の劇場版はアニメ版のその後にあたります。可愛い絵柄と可愛いキャラクターが特徴の作品ですが、実は大変に恐ろしい物語です。さらなる深層に潜るため、ナナチに「祝福」を与えたボンドルド卿と主人公たちは出会います。しかもボンドルドは自分の娘・プルシュカを紹介し一晩の休養をすすめるのです。不審に思う主人公一行ですが、プルシュカの強いすすめもありボンドルドの基地で一度休憩をとります。しかし、それがボンドルドの罠でした。レグは拉致され人体実験にかけられ、ナナチはボンドルド卿に再びここで手伝いをするよう、ボンドルドに迫られていました。どうやらボンドルドはまだ目的があるようです。深層を潜れば潜るほど、上昇時に「呪い」がかけられ、死に至るアビス。ボンドルドはその「呪い」の克服のために、自分の代わりとして「呪い」を受け止めるカートリッジを装備していたのです。カートリッジの中身、それはボンドルドに強い愛慕を向ける者です。つまりカートリッジの中身は、人間だったのです。それを知った主人公たちはボンドルドと対決します。ボンドルドは冷酷な人間ではなく、むしろ人類のため、「呪い」の克服のために娘すら手にかける人間でした。カートリッジに詰め込まれたプルシュカは、ボンドルドの「呪い」除けのために造られ、最後に死を迎えます。プルシュカの強い冒険への憧れは、カートリッジとして消耗されたのちリコの「白笛」になりました。6層へ降りる時に必ず必要となる「白笛」を手にした一行は、先を目指します。「白笛を作る材料は人間である」「呪いを打ち消すには他人に呪いを押し付ける」「特に愛慕の感情が強いほど、呪いが和らぐ」など、ハードな設定と愛らしいキャラクターの造形、大穴であるアビスの風景などはぜひ劇場で見るべきでしょう。ロボのレグがボンドルド卿と戦うシーンは迫力満点です。人体実験シーンやグロテスクな表現があるため、R15指定となっているので劇場に行く際は年齢に気をつけましょう。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦
10

悲しい話

泣ける映画です。ちょっとしんちゃんだけが目立つ感はありますが、やはりいい映画なので好きです。しんちゃん家族が戦国時代にタイムスリップしちゃって、とある侍と生活を共にするみたいな話です。その侍、井尻又兵衛は戦いが強くてすごい人だけど、奥手で姫様への恋心を隠せない人でした。しんちゃんにも優しいし、なんか、偉そうなイメージのある武士の中で、ちょっと間が抜けてて愛おしい人です。だから、彼が敵に致命傷を与えるのをやめ、そのあと殺されてしまうという展開はとても悲しかったです。敵に致命傷を与えていても、結局殺されていたのかもしれないけど、もしかしたら、違う結果だったかもと思うと、いろいろ考えさせられます。しんちゃんも目の前で大好きな人に死なれて、すごくショックだったでしょう。そのことはきっと、しんちゃんを成長させただろうけど、なんかかわいそうな気もします。ともあれ、とてもいい作品でした。昔ながらの身分違いの恋を描いてもいるし、しんちゃんの純粋な考えに触れて、又兵衛が成長した部分も見えたし、とてもいい映画でした。まあ、クレヨンしんちゃんらしくないといえば、らしくないし、カスカベ防衛隊がすきなので、彼らがあまり出てこないのは悲しいですが、それ以上によくできた作品だと思います。