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rosumochi6のレビュー・評価・感想

ナイトメアバスターズ
9

大人の少年漫画!!「ナイトメアバスターズ」

ナイトメアバスターズはトーチで連載されている作品です。
眠ったまま目が覚めなくなる原因不明の難病が猛威を振るう2034年の東京が舞台で、サラリーマンの一条は難病の原因を知ってしまいます。
その難病は「夢の国」に引き込まれあまりの楽しさに現実に戻れなくなるというものでした。
一条はそんな夢の国にいる人たちを現実に引き戻そうと三人の仲間と奔走します。
この作品は日本の漫画では珍しいフルカラー作品です。
フルカラーで彩られる西洋風の住居が建ち並んだり、光線銃や近未来的な乗り物が登場する世界観がぐちゃぐちゃな夢の世界はまさに「圧巻」でしょう。
90年代のアニメのような絵柄や色使いにはどこか懐かしさを感じます。
ストーリーはまさに王道。主人公の一条とその仲間は皆おっさんなのですがそこが良い。
おっさんながらに夢の世界で戦うパワーを習得したり抱えている心の闇やトラウマを冒険を通じて解決していく姿は涙がこみ上げてきます。
言うなれば大人の少年漫画。
90年代アニメのようなビジュアルとおっさん主人公には、小さい頃に見たアニメをもう一度見返すようなノスタルジックさを感じます。
本当におすすめです。ネット上のサイトで連載中で気軽に読めますので是非読んでみてください。

KinKi Kids / キンキキッズ
10

アイドルにとどまらないミュージシャン

KinKi Kidsはジャニーズ事務所所属の男性デュオです。
そこからわかるように彼らはいわゆるアイドル歌手ですが、プロの作詞家・作曲家が創った歌を歌うだけのアーティストにとどまらず、自ら作詞作曲を行って「愛のかたまり」のような大ヒット曲を生み出しています。ここが彼らの特筆すべき点です。この曲は堂本剛が作詞、堂本光一が作曲しています。とてもインプレッシブなメロディラインに乗せて歌われる若い男性の心情を託した詞がとても魅力的です。大ヒットしたのも宜なるかなというところですね。
彼らはデビューした頃は自作自演などはしない普通のアイドルでしたが、やがて吉田拓郎と組んで番組の司会をするようになり、番組の企画で拓郎からギターを教わり、自作自演もするようになりました。このあたりの経緯はとても面白いですね!
拓郎が作曲してKinKi Kidsが歌った楽曲「全部だきしめて」もビッグヒットしました。
その後も彼らはコンスタントにシングル、アルバムをリリースし続けています。そしていずれも非常に売れています。
彼らの魅力の一つは、剛の声がハスキーで、光一の声がそうではないという声質の違いがかえって魅力的なハーモニーを生み出しているところです。さらに2人がそれぞれソロで歌うところでは、その個性が楽しめる点も素敵だと思います。
今後とも2人の活躍に期待しましょう!

Hey! Say! JUMP
4

アイドルらしく、年齢をあまり感じさせないグループ

10周年を超え、大人のグループとしてのクールなパフォーマンスが段々と増えてきているものの、彼らは可愛い系・元気系・ポップ系の楽曲や世界観が何歳になっても非常に似合う。
また、デビュー組の中でも特に、ダンスを揃えることにかなりこだわっている印象もある。
ただ揃えるのではなく、スピード感も含めた、すなわちキレのよいダンスで全員で揃えてくるため、クールな楽曲やガシガシ踊る楽曲も見応えがある。
ただ、ひとつ残念に感じていることがある。
2018年8月より、メンバーの岡本圭人が留学のため活動を休止しているが、休止後8人体制となった後のHey! Say! JUMP(以下JUMP)の活動が、メンバー愛を感じにくいものであることだ。
ちょうど同年に、他のジャニーズグループでも活動休止をしたメンバーがいるところもあったが、病気療養と留学ではこんなにも愛情の度合いが違っていいものか、と感じてしまうほどだった。
「圭人はいつでもJUMPのメンバー」「9人で歌って踊っている」という空気感を、音楽番組で感じることは出来なかった。
JUMPの中でそういう風にパフォーマンスする等の方針があったのかは分かりかねるが、「この8人で活動頑張っていきます」という淡々とした雰囲気だけが伝わってくるパフォーマンスに感じられがちであったことだけが唯一残念に感じる。