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rinsvのレビュー・評価・感想

ブルーロック / Blue Lock
9

目が覚めるサッカー感

日本サッカーの否定から始まった物語。当初は日本中のサッカーファンから非難を受けた作品でしたが、今ではこの作品を崇拝する読者サッカー選手があふれています。

仲良しの連帯サッカーを強く否定してあくまで個人主義、個人のエゴを肯定し、貪欲に欲望をまる出しにしている「それぞれの個人が絶対」の主人公。
絶対的なストライカーになるために悪戦苦闘し、闘争心むき出しで相手をねじ伏せる、叩きのめす。そんなサッカー感を主題にしています。

主人公・潔世一が周りの人を突き落とし、また彼の影響を受けて、変わってゆく選手たち。世界一のストライカーになるには、日本サッカーが頂点になるにはどういう道を選択し、どんな方法があるのか。
物語の中の選手たちだけでなく、このマンガは日本国民のサッカー感に訴え、変えることを目的にしているような作品です。

もしこの物語のとおりの考えや主張が広がっていけば、本当に新たな日本サッカーが生まれ、ロナウドやメッシのようなストライカーが日本人から誕生しているのではないか。ヨーロッパの主要リーグで得点王をとり、ワールドカップで活躍して、ベスト8どころか優勝もできるのではないか。世界をとれるのではないかと思わせる作品であります。

チェンソーマン / Chainsaw Man
10

予想外の展開にドキドキ!個性派キャラクターたちが繰り広げる現代ダークアクション漫画!

「チェンソーマン」は、思わず夢中になって読んでしまう魅力的な作品です。ダークアクション作品として知られていますが、実際に読んでみると、キャラクターたちの成長や、関係性の変化していくストーリーに感動しました。特に主人公のデンジが、戦闘面でもメンタル面でも、また人としても成長して、他のキャラクターたちと絆を深めていく姿には胸が熱くなりました。

キャラクターや悪魔のデザインは、独創的かつ印象的でした。SNS上ではキャラクターたちのファンアートやコスプレ投稿も多数存在し、それだけ作品に対して熱のある読者が多いのだと人気の高さがうかがえます。

話の展開はシリアスな場面も多いですが、コミカルなシーンもあるため、どんなに暗い雰囲気でも、笑顔になれる瞬間があります。この作品は、ダークアクションが苦手な方でも楽しめる、とてもバランスの良い作品だと思います。

コミックスの巻数もそれほど多くないため、手軽に読める点も魅力的です。また、読み始めたら止まらなくなってしまうほど、引き込まれるストーリー展開がたくさんあります。読んでいるうちに新しいお気に入りキャラクターが見つかるはずです。ぜひ、まだ読んだことのない方は「チェンソーマン」を読んでみてください!おすすめです!

渚にて(1959年の映画)
9

核戦争後の人類の破滅を静かなタッチで描いた『渚にて』

『渚にて』は1959年に公開された米国の黙示録的なSF映画で、製作と監督はスタンリー・クレイマー、出演はグレゴリー・ペック、エヴァ・ガードナー、フレッド・アステア、アンソニー・パーキンス。配給はユナイテッドアーティストです。このモノクロ映画は核戦争後を描いた同題の小説(ネヴィル・シュートが1957年に発表)を原作にしている。小説とは異なって、誰も開戦の責任を問うていません。映画では全世界的な破滅は事故か誤判断によって引き起こされたことが暗示されています。
1964年に第三次世界大戦が北半球を破滅させ、放射性降下物により、すべての人間が死に耐えました。人が住める唯一の場所は南半球の最果ての地ですが、空気は緩慢に循環し、放射性降下物は南半球にも拡散します。
オーストリアの生存者たちは米国西海岸から発信される理解不可能なモールス信号を受信しました。現在はオーストラリア海軍の指揮下にある米国の原子力潜水艦USSシーフィッシュは北半球に航行し、信号源をとk定するように命じられました…
通常、米国映画はソビエト連邦では商業公開されませんでしたが、モスクワでは前例のないことに特別先行上映が行われました。グレゴリー・ペック夫妻は上映会目当てでロシアへ旅しました。上映は労働者クラブで催され、1200名のソビエトの名士、外国メディア、米国大使クウェリン・トンプソンが列席しました。
『渚にて』は70万ドルの損失を出したにもかからわず、映画は当時も後年も評価され、映画で提示された多くの問題に同意するファン層を獲得しています。

orange(漫画) / オレンジ(漫画)
10

ほろりと温かい涙がでてくる、甘酸っぱい恋と友情の物語。

青春の、甘酸っぱくもほろ苦いけれど最後はハッピーエンドで終わるマンガが読みたい!
そんな方には高野苺先生のorange(オレンジ)をおすすめします!
全6巻なので時間がある時にいっきに読むことができます!

「あの時こうしておけばよかった」
誰しも1度は思ったことがあるのではないでしょうか。
「逃げてばかりじゃなくて勇気をだしていればよかった」
「そうすれば私たちの今も変わっていたかもしれない」
「翔の未来も…」
過去の自分に今自分が感じている後悔をしてほしくないから、手紙をだす。
そんな本来ならありえないことが起こった世界で物語ははじまります。

舞台は長野県松本市。
主人公の高宮菜穂は高校2年生。控えめで自分のことより他人のことを優先しがちな女の子です。
始業式の日に人生初の寝坊してしまい、遅刻しないように朝バタバタと急いでいる時に自分宛に届いた1通の手紙を見つけます。
送り主は高宮菜穂。自分の名前が書いてありました。
そこには10年後未来から、自分に宛てたと書かれており、どうしても叶えてほしいことがあるとありました。
最初は疑わしく思っていた菜穂ですが、未来を見てきたかのように書かれていることが現実にも起こります。

始業式の日に東京から成瀬翔というかっこいいけれど、どこか影のある男の子がやってきます。
友達である、実は菜穂のことが好きな須和、元気いっぱいの女の子アズ、見た目はクールだけど友達思いな貴子、眼鏡でどこかいじられキャラの萩田。
そして菜穂と翔。
6人は自然と一緒に行動するようになり、仲良くなるなか、菜穂は翔のことをだんだんと好きになっていきます。
そんななかでも手紙には何故か自分と翔に関することで、叶えてほしいことが次々と書かれていました。
手紙が本当に10年後からきたのだったら、何をさせたいのだろう…。
菜穂は疑問に思います。
一方、翔は仲良しな菜穂たちにも言えない心の闇を抱えていて…。

と、話は続きます!
菜穂と翔、そして須和の3人の恋の関係や友情、翔の闇をみんながどう助けるか、ハラハラドキドキする展開ばかり。でもところどころ思わずプッと笑えるとこも!
物語のラストの題名であるorange(オレンジ)に込められた本当の意味を知ることになります。
みんな幸せになってよかった~!と思えること間違いなしです!
大人になってしまった人、今青春真っ盛りの人、もちろん男の人も楽しめる作品です。

アメリカン・スナイパー / American Sniper
9

何が正義なのか

アメリカンスナイパーはクリント・イーストウッドが監督した2014年のアメリカ映画です。
公開時のキャッチコピーは「米軍史上最多、160人を射殺した、ひとりの優しい父親」で、クリス・カイルの自伝、「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」が原案となっています。

2015年には興行収入3億ドルを超え、戦争映画史上最高額となっています。
また、クリント・イーストウッド作品初の、IMAX、DolbyATOMS対応でした。

主人公はブラッドリー・クーパー演じる、クリス・カイルです。
カイルはアメリカ海軍特殊部隊、ネイビーシールズの隊員です。
特に狙撃の腕は非凡で、アメリカ同時多発テロ後のイラク戦争で戦果を上げていきます。
彼は次第に味方から英雄、伝説の男、そして敵からは悪魔と称されるようになっていきます。

何度も戦場に赴き、そこでスナイパーとしての仕事をこなしていくカイルはゆっくりと、自分も周りも気づかないうちに心を蝕まれていきます。

仲間の死にも直面し、家族との溝が生まれ、自分の信念とネイビー・シールズの狭間で必死に生きているカイルもついに除隊する時がやってきます。

除隊後、アメリカでの生活でも戦地での記憶を簡単に消し去ることのできないカイルは、日々の生活に馴染めないまま医師の勧めで他の退役軍人たちとともに帰還した傷病兵のケアの仕事に就き、そこである事件が起きます。

幼い頃から教え込まれてきた「他者を守る」という信念が故に、クリスは戦争に翻弄され、多くの人を射殺し、重い犠牲を払って生きていきます。

単なる英雄物語ではなく、戦争とは何か深く考えさせられる映画です。

ずっと真夜中でいいのに。 / ずとまよ / ZUTOMAYO / ZTMY
9

ずっと聴いていられる名曲ぞろい!

数年前にYouTubeで『秒針を噛む』という曲を聴いてどっぷりとハマりました。最初、「ずっと真夜中でいいのに。」というのが歌い手だとまったく思ってなくて、それが歌手名だと知った時は驚いたものです。
曲と一緒に配信されているマンガの絵柄はすごく独特で、人によっては好き嫌いが分かれるかもしれません。曲はどれもリズムよく耳に残ります。
曲もけっしてワンパターンではなく、毎回驚かされることばかりでした。バラードっぽい曲がきたと思ったら、次はちょっとラップのような出だしの曲とか。
どの曲も数百万再生を突破するほど人気が出ていて、カラオケでの隠れた定番ともなりつつあると思っています。ファンがどんどん増えていくのをみていると、古参のファンとしてはにやにやしてしまいます。
アルバムも出しているのでぜひチェックしてほしいですね。ぼくのお気に入りはメインの曲ではないのですが、『勘さえて悔しいわ』と『居眠り遠征隊』です。どちらも隠れた名曲でカラオケにもたまに入っていて歌うことができます。
とりあえずyoutubeで検索してみてください。声がとてもステキで、女性の可愛い歌声が好きな人なら絶対にハマると思います。
新曲を心待ちにしています。

テラスハウス / TERRACE HOUSE BOYS×GIRLS NEXT DOOR
8

日常生活にあり得ないようであり得るコト

そもそも共同生活をするということ自体が日常的にはあり得ないですが、だからこそ憧れや妄想を抱いて感情移入してしまうのがテラスハウスです。シーズン1から観たら止まらなくなりますよ〜。ちなみに私はハマって有休使って全部見ました笑

仕草や発言なんか第三者から見ると勉強になりますし、人のふり見て我がふり直せではないですが、テラハの住人さんには大変人生の勉強をさせて頂きました笑

オススメはまーくんとせいなさんの恋模様。みーこのだいきくんへの精一杯の片思い。りょうちゃんとケンケンのピュアな恋からの泥沼恋愛。うっちーとみのりカップル。そしてつばさとショーンの初々しさ溢れる見ててかゆくなる!うらやましくなる!恋模様です!

たくさんありますがザッとこの辺ですかね〜。

フランキーの自立してるキャリアウーマンなところも個人的に好きでした!

テラハって推しメンがわかれますよね。

大好きな作品なのに評価が満点ではない理由としては、ガチな一般人がいないことかなぁ。。
みんな芸能人のたまごだったりすごい顔立ち整ってたりするのでリアリティに少し欠けます。
(まあテレビなので仕方ないですが..)

最近つまんないとか恋がしたいとか夢ってなんだろうとか考えている人はテラスハウスを観ることをオススメします!

あの頃、君を追いかけた
9

大人になるにつれて忘れいってしまうものを思い出させてくれます。

まず、出演されている役者さんがみんな若く、これからの役者さんが多く出演していますが、みなさんドラマの脇役や舞台で経験を積んでいる方々なので演技力も高く物語が入ってきやすいのがこの映画の良いところの1つです。そして、なんといっても内容がとても深く考えさせられます
。元々この映画は2011年に台湾で公開された映画のリメイクなのですが、みなさんが想像する恋愛映画のようなキュンキュンは少なく、じわりと胸に刺さるちょっと大人な恋愛映画になっています。
友達とくだらないことで笑ったあの頃、女の子の一言で一喜一憂したあの日々、好きな女の子を必死に振り向かせようとしたあの日々、みなさんにも1度はあったあの日々を思い出させてくれ、全世代の方が共感できる内容だと思います。
最後の10分胸が熱くなります。また主題歌もこの映画のために書き下ろされているため、映画を見た後にみるとより歌詞の意味がわかり良いと思います。
この映画で「青いペン」「月」「リンゴ」「幼稚」この4つがキーワードとなります。この何気なくあるものがどう内容に絡んでくるか、「あの頃、君を追いかけた」の本当の意味とは…それは映画で!
みなさんもあの頃をもう1度思い出してみませんか?