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oriental0のレビュー・評価・感想

ONE PIECE / ワンピース
10

魅力がたくさん詰まったいろんな角度から心にグッとくる作品です。

主人公“モンキー・D・ルフィ”という1人の少年がおりなす壮大な冒険劇。
「ONE PIECE(ワンピース)」は、1997年に少年ジャンプにて連載が始まり約20年以上続いている作品です。
本作は、海賊が出てくる物語です。海賊というと怖いイメージがありますが、この物語は冒頭でも触れた“モンキー・D・ルフィ”という1人の少年が主人公です。少年ルフィは幼い頃に海賊に憧れ、海賊王になるという夢を持ち海にでます。その行く先々で出会う仲間達と世界中を冒険するというストーリーです。
この物語には4つの魅力があります。
1つ目は、主人公だけでなく出てくるキャラクターが主人公のようになれるところです。
物語の主人公はルフィという少年ですが、話が進んでいくと様々なキャラクターが出てきますが、出てくるキャラクター1人1人にそれぞれの人生模様があり主人公のように見ることができます。
2つ目は、伏線が張り巡らされたストーリーや適度なギャグセンスです。
作品を読み進めていくと、過去に出てきたワードとリンクしてくる部分やあの時のあの人が…というように過去の作品で何気なく出てきたものや謎めいた部分が明らかになります。
その時は特に気にしていないワードでも忘れた頃に出てくると感動に似たような驚きがありとても面白いです。内容は真面目な部分、感動する部分もありますが、ギャグ要素も含まれるところもありとても楽しくみられる作品です。
3つ目は、夢や目標に立ち向かう姿勢についてです。
目標に向かって頑張っていても道半ばにして途中で挫折してしまうこともあると思います。
そんな中、主人公ルフィはどんな壁があろうとも、自身の夢に向かい真っ直ぐに突き進んでいきます。
夢や目標に真っ直ぐに向かっていく姿は、現実を生きる自分たちにも重ねることができます。例えば、大きな夢を見つけたり、ちょっとした目標を持ったり、それぞれの“夢”に向かって立ち向かう姿勢を教えてくれる人生の教科書のような作品です。
最後は、全世界にファンがいるところです。
「ONE PIECE(ワンピース)」は全世界中で愛されている作品です。
作品を通して世界中の人と共感ができるというのは素敵なコミュニケーションツールの1つになります。

多くの人から愛される「ONE PIECE(ワンピース)」をぜひ一度騙されたと思って読んでみてください。

サイコ / Psycho
9

今見ても怖い

すごい古い作品だし今見てどうかなと思っていましたが、今見てもシャワーシーンがすごかったです。刺したところ、そのものは映っていないのに刺されたとこだとわかりますし怖いです。シャワーを浴びるのが怖くなる感じでした。三谷幸喜とかも昔、このシーンのことをラジオで話してました。さすがヒッチコックです。あと、私は最後の始まりを知らなかったのですが、若い女が横領をしてしまって、あの恐怖のモーテルに逃げてくるという話だったのですね。今でも通用しそうな始まりだなと思いました。もう、古くてみんなオチは知ってるとは思いましたが、犯人の男の人はぱっと見すごく普通でおとなし目の男の人に見えるので、これが犯人なのかとびっくりしました。彼と彼の母が営んでいるモーテルということですが、たしかに母親はきちんと映ってないし、男の人との会話も重なり合ってるところがないのですが、母親も本当にいるように見えました。さすがだなと思います。当時の人は、犯人が息子の方で母親はもう死んでいるなんて気がつかなかったのではないでしょうか。映像も古いし残虐シーンも今の映画ほど出てきませんが、とても怖いです。傑作映画と言われてるのは伊達ではないなと思いました。

キングダム / KINGDOM
10

王道ジャンプ系

戦国時代の中国を舞台に中華統一を目指す秦国の民である主人公の信が「天下の大将軍」を目指して成長していくという物語です。主人公の成長、仲間との絆、ライバルと切磋琢磨する姿などすべてが面白いです。主人公は最初、戦争孤児で身分すら持っていないですが、そこから、100人将、5000人将と身分が上がっていく姿は自分も頑張ろうとモチベーションの確保にもなります。個人的には合従軍編が好きです。秦国滅亡の危機に直面する場面などはひやひやします。それを乗り越えてまた一段と成長するというのが王道のジャンプ系で面白いです。ヤングジャンプで連載中なので毎週木曜日に更新なのですが毎週木曜日が楽しみになります。単行本で言うと2、3巻あたりがあまり人気がないように感じますが、その後に実際に戦に出てからは爆発的に面白いです。また、一般的にはアニメはあまりお勧めされていないようで、実際に、私もアニメの方はあまりお勧めしません。アニメの作画がゲームのようになっており、キングダムの世界観が少し崩れているように感じます。しかし、漫画の方は戦いの描写も含め丁寧に書かれており、ストーリーに関しても実際の中国の歴史をイメージしているため矛盾点がなくお勧めです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

ドはまり必須

炭治郎と禰豆子の絆と成長に感動する作品です。鬼になった妹を人間に戻すため、家族の仇を撃つために兄が黒幕を倒しに行くというストーリで面白いです。
物語の中では、昔から鬼は人を食べるために襲ってくるので、「鬼殺隊」という鬼狩りが鬼を退治していました。しかし、鬼の元凶が生き続けているため鬼が減ることはありませんでした。炭治郎は、「鬼殺隊」の一員となって元凶の「鬼舞辻無惨」を倒すべく任務をしていきますが、鬼になった妹を携えて任務にあたることは他の鬼殺隊の怒りを買いました。鬼殺隊は全ての鬼を退治するのが任務なので、妹とはいえ鬼と行動を共にすることは非常識だったわけです。鬼は見境なく人間を食べるので、鬼殺隊は心の底から鬼を憎んでいました。
ところが、禰豆子は人間を襲うことは全くありませんでした。むしろ、仲間である鬼を攻撃し、鬼殺隊を守る行動をとるため、鬼殺隊に認めてもらうことができました。そしてこの禰豆子も、炭治郎と一緒に強くなっていきます。
鬼殺隊が使う「呼吸」は、思わずまねしたくなってしまいます。日頃、イライラしたり大事な場面で緊張していたりする時、「呼吸」を使えば鬼殺隊のように強くなれる気がしてしまいます(笑)。