10
世界に誇れる日本の忍者アニメ
生まれた時から親がおらず、ひとりぼっちだった主人公「うずまきナルト」は周りの気を引くため、イタズラばかりしていた。自分の体内に伝説の尾獣「九尾」が封印されていることを知っている周囲の人間はナルトを恐れ、非難する。ナルトは、自分の住む里の長「火影」に強く憧れていた。火影とは戦闘力で言えば群を抜き、里を治めるリーダーであり、里の住人から強く信頼される存在である。ナルトはいつか火影になって周りの人間に自分の存在を認めさせてやるんだと奮闘する。魅力的な仲間と共に忍者の仕事「忍務」をこなしていく途中でものすごく強い敵や悪を企んでいる輩を「忍術」でぶっ飛ばすところが爽快でカッコいい。この忍術にはとても種類があり真似したくなるような自分のお気に入りの技が出てくるだろう。次第にその心の強さと優しさ、何があっても諦めないど根性を発揮する姿に読者は魅了されていく。またこの作品は家族愛あふれる作品で、話が進むにつれ、ことの真相が明らかになるが、それが鳥肌物である。忘れてならないのが、ライバルの存在である「うちはサスケ」という人物。この人物こそがナルトを強くさせる理由であり、この友情も感動する。また師匠や先生とのエピソードや、ナルトと家族のエピソードもとても感動する。ナルトと共に読者も成長していけるような、とにかくカッコいい作品である。ぜひこの忍者の世界に入り込んでみてほしい。