narumiu5@narumiu5

narumiu5
narumiu5
@narumiu5
3 Articles
3 Reviews
0 Contributions
0 Likes
narumiu5

narumiu5のレビュー・評価・感想

LIAR GAME / ライアーゲーム
10

最強の騙し合い

ドラマ化もされた史上最高の心理バトル漫画。
「この世で最も大切なのは金が信頼か」
そんなテーマの元描かれた最強の騙し合い漫画です。

主人公の神崎直はバカ正直と称されるほど人を疑うことを知らない純粋さを持ち、彼女と元天才詐欺師の秋山深一が最強の嘘つきトーナメント「ライアーゲーム」に巻き込まれて行くところから物語は始まります。

ゲームに負ければ多額の借金を背負うが、勝てば多額のマネーを得ます。
プレイヤーたちが必死に騙し合いをする中、バカ正直ゆえに直は何度も騙され、裏切られました。
それをどうにか天才的な策で助ける秋山深一に、最初はおんぶにだっこだった直も次第にライアーゲームとはなにかと考えるようになります。

そして隠されたひとつのメッセージに気づきます。
「誰かが得をしようとしなければ誰も損をしない」ということに。

そこからは全員で助かる道を嘘つきだらけの中探し続ける直。
ですがそんな直の心を利用して自分だけが勝とうとするプレイヤーたちが多くおり、モヤモヤする中、それを上回る策を駆使して勝つ秋山深一が最高に見ものであり、何度も繰り返されるどんでん返しにハラハラドキドキが止まりません。

登場人物たちも強敵揃いで、尋常じゃない次元の心理バトルが繰り広げます。

最初は直が秋山のお荷物のように思えます。
ただ次第に、「信じる心こそ本当の強さ」だと気付かされる作品だと感じるようになりました。

人を信じ、手を取り合うことを忘れ、自分の利益だけを追求する風潮が目まぐるしい現代社会に生きる人々にぜひ読んで頂きたい作品です。

バイオハザード7 レジデント イービル / Biohazard 7 resident evil / RESIDENT EVIL 7 biohazard
10

本当におすすめです

バイオハザードシリーズを今までプレイしてきましたがバイオハザード7は今まで出てきた主人公たちとは違う全く新しいキャラクターが主人公、そして一人称視点なのでとても新鮮でした。正直これはバイオなのか?とプレイする前までは不安で、本当に面白いのだろうかと疑問でしたが、いざプレイしてみると没頭していました。まさに原点回帰ともいえるホラー作品かと思われます。追われる恐怖、身の毛もよだつ恐怖、胸糞なシーンもありますが、それが一作品で味わえるのはバイオ7の魅力かと思います。
平穏な家庭に突如現れた不思議な少女。この子がもたらしたものは単純な絶望ではなくて、正直嫌いになれないキャラクターかと思います。
幸せな家族と、家族が欲しかっただけの少女。この対のような関係がとても悲しくそして切ないストーリーでした。
このゲームは、愛と家族の大切さを教えてくれ、そして心にグッとくる何とも言えない気持ちにさせてくれました。
完全な悪でもないのかな、とも思います。とてもいい作品でした。
操作も今までにないFPS視点ということで、迫りくる恐怖を、身をもって感じれました。痛々しいシーンももちろんあって、この視点だからこそ感情移入がしやすく没頭することができました。とても良い作品です。

君の膵臓をたべたい(実写映画)
10

最高の感動作

この映画は、浜辺美波(山内桜良)と北村匠海(志賀春樹)の主演映画で二人の演技はとても素晴らしく感動的な映画です。
高校教師の志賀春樹は、教師を辞めることを考えながら日々を過ごしていた。志賀春樹はふと高校の頃、唯一の友達だった山内桜良のことを思い出す。いつも一人で友達を作ろうとしない大人しい性格の志賀春樹。いつも元気で明るくクラスの中心で人気者の山内桜良。性格が正反対で、会うことのなかった二人だがあることをきっかけに関係を築き少しずつ仲良くなっていく。山内桜良には誰にも言えない秘密があった。しかしある日、その秘密を志賀春樹に知られてしまう。
志賀春樹は病院で一冊の本を拾った。タイトルは「共病文庫」という日記だった。この日記は山内桜良が書いたもので、内容は膵臓の病気で余命が残りわずかということが書かれていた。山内桜良の秘密を知ってしまった志賀春樹は山内桜良の死ぬまでにやりたいことをやっていくことになった。「君の膵臓をたべたい」この言葉の意味を知ったらあなたはきっと涙するだろう。
この物語は二人の儚く切ない感動ストーリーで、映画を観てからは、生きるとはどうゆうことなのかを改めて知ることができ、普段の何気ない日常すべてがとても大切な宝物だということに気づかされます。そして人はいつ死ぬか分からないから、一日一日を大事に過ごしたいと思いました。