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n_mine9のレビュー・評価・感想

名探偵コナン ゼロの執行人 / Detective Conan: Zero The Enforcer
8

今作の後に巻き起こった安室透ブーム

『名探偵コナン』といえば「見た目は子供 頭脳は大人」のキャッチフレーズを聞いたことはあるかと思う。
原作もまだ連載中で、毎週のアニメに毎年の映画化。世界中にもファンがおり、国民的アニメに名を連ねている作品だといえる。
たくさんのファンがいる中で、さらに知名度が上がり人気になった作品のひとつが、この『名探偵コナン ゼロの執行人』ではないだろうか?

この作品のメインキャラの安室透。彼は主人公の江戸川コナンが居候としてお世話になっている、毛利探偵事務所の下に階にある喫茶ポアロの従業員だ。私立探偵兼ポアロの従業員として働いているが、正体は公安警察捜査官である。潜入捜査として身元を隠し、偽名を使って生活している。
また彼にはもう1つの顔があり、主人公・江戸川コナンが追う黒の組織のメンバーの1人「バーボン」のコードネームをもっている。こちらも潜入捜査のひとつの顔である。
今作は2人の動きがメインである映画になっている。公安警察を狙う爆破テロが起こり、メインキャラの毛利小五郎が逮捕される。真犯人を追求するべくコナンが動き、安室も彼を利用するのだ。

そんな中で安室透がコナンからの質問に対し放った言葉がある。「僕の恋人はこの国さ」。このひと言に世の女性ファンは心臓をわしづかみにされただろう。公開以降”安室の女”という言葉が生まれ、世間を騒がすまでの人気キャラとなったのだ。
安室透を載せた雑誌の品切れや重版、グッズ。更には特注のハンコやイメージ香水など数々の商品が出され、安室透の経済効果はすごいものになった。

和楽器バンド / WagakkiBand
10

和楽器とロックの融合

ボーカル、ギター、ベース、ドラムのロックの定番の楽器はもちろん、それに加え、和楽器である、尺八、三味線、和太鼓、琴の4種類がさらに加わりひとつのバンドになっています。ビィジュアルはもちろん、ボーカルは元々詩吟、剣舞、日本舞踊などしていたこともあり、歌声にとても魅力があり、さらにライブで見せてくださる剣舞などが最高に素敵です。歌っている曲は、ボカロ曲、アニメの主題歌が多く、アニメ好きの人にはとても聴きごたえがあると思います。ライブ衣装の方も和装が中心で色鮮やかで、メンバーそれぞれの個性がとても生かされています。和楽器それぞれの音の美しさを間近で感じることが出来、感動します。また、ファン層も様々で、小さい子供からお年寄りまで幅広く、アットホームな雰囲気もとても癒されると思います。バンドのビィジュアルのイメージとは違い、優しい口調で語りかけてくださったり、笑い満載のライブは最高です。また、ファンを大切にしてくださり楽しませてくれるイベントも沢山あります。昨年のライブでは1曲に限り動画撮影、写真撮影OK、さらにはSNSの投稿OKという大胆なサービスをしてくださり、とても良い記念になったと思います。またライブ会場に、本人の私物楽器の展示などもされ身近で見ることもできます。

DUSTCELL
8

DUSTCELLについて

DUSTCELLは2019年から活動しているEMAとMisumiによる2人組音楽ユニットです。ヨルシカやyama&くじらのようにコンポーザー×ボーカルという組み合わせで2人とも顔出しはしていません。「美と狂気」がテーマのため、重くダークな曲が多いです。初めて発表した楽曲である「CULT」は多重人格、「Heaven and Hell」は薬物中毒、「命の行方」は生きること、何かを生み出すことをテーマにしているなど、楽曲ごとに明確なテーマが定まっています。
Misumiは元々ボカロP、EMAは歌い手だった過去があるため、人間が歌うには難しい速さだったり、高い音域の楽曲が多いのですが、Eどの曲も綺麗な透き通った声で見事に歌い上げています。MVがいくつかYouTubeに投稿されていますが、楽曲だけでなく映像も美麗でレベルが大変高いです。
また、最近では専門学校のCMソングや、映画やドラマの主題歌を歌ったりなど、これからのタイアップにもかなり期待ができます。
2022年の夏には1stミニアルバムのリリース、DUSTCELL×小説プロジェクトの小説刊行も決まっています。
今最もアツいアーティストだと思います。

Apex Legends / エーペックスレジェンズ
10

近未来型の王道FPS

今乗りに乗ってるオンラインゲーム、それがApex Legendsだ。
コロナの影響で自宅で気軽に楽しめるオンラインゲームとして爆発的にヒットした。
様々な芸能人がハマってるとして有名になったソフトでもある。
基本的には3人のプレイヤーと1つのチームになり、残り一部隊になりチャンピオンを目指す。
このゲームの面白いところは、様々な能力を持った印象に残るキャラクター、多種多様の武器の種類である。
近未来型FPSとしてはグラフィックの綺麗さはトップクラスだと思う。
プレイしている人も楽しい、また見ている人も魅了する正にそんなゲームだと私は思う。
プレイ人口が多いのは初心者もやりやすい点だ。キャラ自体の体力が私のプレイしてきたFPSの中ではトップクラスに多いので撃ち合いを楽しめ、走るスピードも他のFPSとは違いもっさり感もない。プレイしていて爽快なゲームでもある。
自分の実力を知りたければ、ランクマッチというシステムもある。
自分の実力と同じ実力の人たちと対戦ができ、チャンピオンを取った時の達成感が半端ない。
これが負けたとしても、また何度も何度もやりたくなる達成感のあるシステムとなっている。
Apex Legends界の上位プレイヤーを目指し、プレイしている人は日々頑張っている。
FPSの入門編として皆様に是非お勧めしたい。

人狼ゲーム インフェルノ
9

初の連続ドラマ続編映画

ドラマ「人狼ゲーム ロストエデン」の直接の続編となる作品です。
ドラマを見た上での視聴をおすすめ致します。
前作同様、学校のクラスメイトの水谷を中心に起きてしまったイジメの関係者が集められ、人狼ゲームが進行します。
主人公は紘美ですが、2回戦目は前回を共に生きのびた亜利沙とともに人狼の役職となってしまいます。
1作目の人狼ゲームでも、2回戦目の人は人狼側にされていたので、もしかすると暗黙のルールみたいなものがあるのかもしれません。
紘美は「人狼にされてしまった…」と焦りますが、相棒の亜利沙は好都合だとばかりに、前回の生き残りであり、死ぬほど憎んでいる浅見ルナを隙あらば殺そうとします。もちろんルナも殺されてやる気はさらさらなく、あの手この手でゲームを動かし、上手く回避します。
この殺意にあふれる亜利沙と、それを上手くかわすルナの演技に凄まじい本気度を感じます。役者さん同士本当に仲が悪いのでは!?と心配になるくらいです。
人狼ゲームの結末よりも、因縁の対決となる亜利沙とルナの戦いのほうに気がいってしまいます(笑)。
前作からの続きで警察ももちろん動いており、今作では初めて、人狼ゲームの運営側を名乗る男が登場します。
人狼ゲームの推理はもちろん、外部のそういったところも気になってきて、人狼ゲームシリーズを非常に盛り上げる作品となっています。次回作でさらに外部のことが掘り下げられることを期待しています。

ソーシャル・ネットワーク / The Social Network
8

物語の展開の速さが惹きつけてやまない作品です。

マーク・ザッカーバーグ氏によって彼がハーバード在学中に作られ、世界中で使われることとなったSNS、facebookの誕生を脚色を強めて映画化したものです。
監督は奇才デイビット・フィンチャー。私は是非この映画を、現在学生である方々にオススメしたいです。私自身学生なのですが、この映画を見たときに、改めて世界のスピードの速さに驚きました。インターネットが誕生したことで、無名の存在が億万長者になることは珍しくはありません。マーク自身、大学時代は目立たず、女子学生の顔を比較するサイトを作成したことで大学から処分を受けたこともあります(この部分は映画でも描かられています)。そんな彼が一つのアイデアを元に世界中の人間関係をインターネット上に再構築しようとして出来たのがfacebookでした。この映画の面白いところはその展開の速さと登場キャラクターたちです。マーク・ザッカーバーグ自身否定していますが、この作品でデイビット・フィンチャーはマークをアスペルガー症候群だという前提で描いています。そのため彼の行動には一般の人には受け入れられず、他人とも全く馴染めない様子が見られます。この映画はそんな世界のはぐれものでも、一気に億万長者の道へ駆け上がることができるようになった時代を象徴している作品だと思いました。