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momo_1088

momo_1088のレビュー・評価・感想

アンホーリー 忌まわしき聖地
9

マリア様だと思っていたら…

耳が聞こえず、話すこともできない少女に起きた奇跡。
神父が育ててくれた環境の中で、マリア様の声が聞こえ、実際にも耳が聞こえるようになり、言葉を話すこともできるように。やがてその少女は、歩けない少年の足を治すという奇跡を起こす。
そんなマリア様の声が聞こえるという少女を皆が信じ、協会へと集まる。
ここまでは凄く素敵なお話だと思ったのですが、ホラー映画なのに怖くない?なんて思っていたら、大間違いでした。
鍵を握るのは、その少女を育ててくれた神父さん。そして、この不思議な現象の真相を突き止めることになるのが、この街に現れた記者。
ホラー映画ではあるけれど、隠された秘密と不思議な現象に、何が原因なのか知りたい気持ちでいっぱいになり、久しぶりに魅入ることができた映画でした。
マリア様の声だと思っていたのは、実は聖なるものではなかったという事実。
ただ許せないと思ったのは、神父様が少女を生け贄のようにしていたこと。
それと、序盤の進行が早すぎてあっさりとしてるところや、最後にマリア像が流した血の涙が気になり、番外編のような映画があればいいと思う内容でした。

SPY×FAMILY / スパイファミリー
10

スパイなホームコメディマンガ

ジャンプのアプリ「ジャンププラス」で連載していて、紙の単行本も発売されている、大人気のスパイホームコメディ「SPY×FAMILY」が面白いです。
主人公はエリートスパイのエージェント「黄昏(たそがれ)」が、ある任務でターゲットに近づくために、ターゲットの子供が通う名門校潜入のため「家族」を作れと命じられ、偽装家族を作らなければならない、というところから物語は始まります。
嫁役に本当は殺し屋のヨル、娘役に実は人の心が読める超能力者のアーニャを家族に迎え、黄昏はロイド・フォージャーとしてフォージャー一家のできあがり。
それぞれの正体はお互いに隠したまま、偽装家族として過ごすのですが、アーニャだけは父がスパイ、母が殺し屋、ということを知っている状態。
その状態で、黄昏が任務をこなすために四苦八苦する様子を中心に、アーニャのボケがものすごくいい味を出しつつ、ホームコメディとして家族愛的な展開もあり、すごく楽しめます。
物語が進むにつれ、予知の能力を持った犬「ボンド」が家族に加わったり、ヨルのシスコンな弟ユーリが参戦したりと、読者を飽きさせません。
主人公は基本的にロイド・フォージャーですが、アーニャ中心の話があったり、ヨル中心の話があったりと、主人公以外でも話が1話が普通に成り立ってしまうキャラの濃さが読んでいて楽しいマンガです。

ファイアーエムブレム 風花雪月 / Fire Emblem: Three Houses
9

いろいろ初チャレンジ

主人公は教師となり生徒や同僚達とともに強くなりストーリーを進めていく物語。過去作と比べてもキャラクターの兵種は武器の熟練度でほとんど好きな兵種にクラスチェンジできる。教師として生徒や同僚達を授業で教えたりできる。週末の自由行動日には花や野菜の栽培、食堂で生徒たちとの食事、気に入ったキャラクターとのお茶会、贈り物や落とし物を届ける、クエストを受ける、キャラクターに騎士団を配備すれば計略という広範囲攻撃やサポートができるなど新しい要素が盛り沢山。ニンテンドースイッチで家の中でも外に持ち出していつでもプレイできる。選んだクラスによってストーリーが変わるので一回やって終わりではないのでいろいろ考えてたのしめる。少し物語を進めれば戦闘で時間を巻き戻せる能力が手に入ったり、カジュアルモードなら味方キャラクターが敵にやらせても次のステージで復活するので気軽にプレイできる。物語をクリアすればクリア後の引き継ぎで1回目よりもラクに物語をクリアできる。キャラクターの育成も自分のやり方でできるので自分だけの育て方ができるなどいろいろ自由がきくので少しでも興味が出た人。ファイアーエンブレムの過去作を経験者、未経験者もオススメ

クリミナル・マインド FBI行動分析課 / Criminal Minds
10

FBIエリートプロファイラー達が異常犯罪を解決

FBIの行動分析課(BAU)のメンバー達がシリアルキラーや異常犯罪者、凶悪犯罪者をプロファイリングしながら事件を解決していくアメリカのドラマです。

基本的には1話完結型なので、空いた時間にサクッと見れます。ただしシーズンの最後はクリフハンガーする事が多いので、次のシーズンが気になりすぎて辛い時もあります。

登場キャラクターのBAUメンバーが全員個性的で、各自得意とする専門分野があり、チームで協力しながら難事件を解決していきます。
メンバー同士が師弟関係だったり友情だったりお互いに信頼し合い、時には対立したりしながらもチームで協力して成長していく姿が「こんな職場だったら幸せだな」と思わせてくれるぐらい素敵です(たまに死にかけたりもする職場ですが)。

アメリカにはクライム系サスペンスドラマがたくさんありますが、『クリミナル・マインド』は群を抜いて事件の残虐性が高いです。
弱者でも容赦なく殺されてしまうような事件もあり、残酷なシーンも結構ありますので苦手な方は注意が必要です。
でも、実在するシリアルキラーが話に出てきたり、モデルにした犯罪者も登場するので、実際の凶悪事件について詳しくなれるし興味も湧きやすいと思います。
心理学やプロファイルに興味がある方にもおすすめです。