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mina_hのレビュー・評価・感想

マイ・インターン / The Intern
9

映画『マイ・インターン』から学んだこと【ネタバレあり】

まずは映画『マイ・インターン』のあらすじをざっくり紹介します。
妻に先立たれ会社を定年退職して隠居生活していた70歳のベンは社会との繋がりが少なく寂しさを感じていました。そんな時にシニアインターンの募集を目にし応募します。
採用された会社の女社長ジュールズの直属の部下になったベンは人生経験豊富で同僚から良き相談役として頼られ活き活きとした生活を送ります。
ジュールズは気が利きすぎるベンを嫌い始めましたが、お互いの足りない部分を補いあいながら年齢の差をこえて親友のような関係になっていく物語です。

ベンとジュールズの関係性が絶妙!
知識がたくさんあり人に頼られるベンと周りとの関係を上手に作れないジュールズとの友情が心に響きます!
ベンから男が憧れるかっこいい紳士を学べる!

作品の中で「ハンカチをなぜ持ち歩くの?」と聞かれたベンは「ハンカチを持ち歩く理由は、女性に貸すためさ!」と言いました。
このシーンを見たときはかっこよすぎてシビレました!
次の日妻にハンカチを買ってきてとお願いしてました!(笑)

浮気をしてしまった男性の同僚から彼女への謝罪の相談を受け、謝罪をメールで済ませようとする同僚に「本当に大切なことは、メールでなく直接伝える。」とアドバイスをしてちゃんとふたりを仲直りさせました。
大事な想いはちゃんと直接会って伝える。
当たり前のことがとても大切なことだと再認識しました!

年齢も性別も超えた2人の友情!
そしてベンの紳士道!
人生において学べることがたくさんある映画でした!

BAND-MAID / バンドメイド
10

史上最強の「ギャップ萌え」バンド

皆さんは「BAND-MAID」を知っているでしょうか?
BAND-MAIDは5人組の女性ロックバンドで、
・小鳩ミク(ボーカル、ギター)
・SAIKI(ボーカル)
・KANAMI(ギター)
・MISA(ベース)
・AKANE(ドラム)
というツインボーカル構成になっています。
メイドという名前の通り男性ファンの事をご主人様、女性ファンの事をお嬢様と呼び、
ライブの事をお給仕と呼んでいます。
ここだけ書くと色物バンドのように思われがちだが、音楽性は非常に硬派なハードロック。
特に80年代あたりのソレを思わせるような曲調、フレーズも多く、楽曲演奏ボーカル共に超高水準です。
そのためか、日本よりも海外で人気のあるバンドであり、海外ツアーやイベント出演でも幾度となく成功を収めています。

楽曲としてはフェスウケしそうなテンポが速いものからハードロックらしくグルーヴ感を活かしたもの、
ポップソングまで幅が広いが、名前の割に萌え要素が皆無です。
そのヴィジュアルと楽曲のギャップの虜になるファンが多く、一度見たら度肝を抜かれること間違いなし。

2021年1月20日にポニーキャニオンから最新アルバム「Unseen World」がリリースされましたが、
彼女たちの原点と現在の両方をブラッシュアップさせた楽曲が堪能できるアルバムになっているので要チェックです。

アス / Us
7

自分と同じ顔の人にって

自分と同じ顔の人に襲われるのってかなり怖いと思います。こっちは攻撃しにくいですし、特に子どもたちは、あっちは自分と同じ顔の人を殺すことを前提に育ってるから思い切りもあるだろうけど、こっちは人と本気の喧嘩なんてって感じだから無理でしょって感じです。1人だけだったら、私の勘違いかなって気もするけど、家族全員分の同じ顔が揃うなんて、襲われるんじゃなくても怖いなと思いました。オチはなかなか衝撃的ですが、読めます。序盤もヒントもあるので、感がいい人はすぐわかると思います。それでも面白くはありました。ただ、ちよっとその説得感はあまりないです。クローンをいっぱい作るのはいいとして、一箇所に集りゃ暴動とか起きそうだけどなと思います。私の理解力不足かもしれませんが、なぜあんなところにたくさんいたのか、わかりませんでした。この話は貧困層、富裕層の話とかがその背景にあるようです。たしかに私ももしお金持ちの私がいたらとか子どもの時考えたし、逆にホームレスの子供を見たら、私がそうだったらと考えたりしますもんね。この監督さん、発想が面白いと思います。ただ、私はアメリカの階級制とかあまり詳しくないので、そこら辺の裏テーマはよくわかりませんでした。もっと勉強してから見たら、いろいろ風刺がわかってより面白いかもと思いました。

本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜
9

アニメ作品「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」の感想について

赤毛のアンの様な、少女が活躍する面白いアニメ作品です。
内容は、
主人公の日本の女子学生が、異世界に前世の記憶を持ったまま、幼い少女として転生して、
その生まれ変わった世の中で、
前世からの記憶で、人々を驚かせる奇抜な新製品を作ったりして行くなかで、
平民に生まれた主人公の少女が、出世して行くと言う面白い物語となっておりました。

また、主人公が、転生する前は、本(書物)が好きで、図書館の司書になる事が夢でしたが、
夢が叶う前に亡くなってしまい、生まれ変わっても本が好きと言う、こだわりの性格の持ち主と言う設定も
面白いです。
転生した先の世界では、本が高価すぎて読む事もままならない、本がどうしても、読みたいので、
自分で、本を作ってしまえ。と言う一念から、本を作成して行くためのプロセスが描かれ、物語が進ん行く事も、
奇抜でとても面白いです。

また、
最初は、転生した先の世界では、普通の中世の世の中と思われていましたが、
話が進んで行く回ごとに、魔法・魔術と言う、異世界の物が少しずつ入り込んで描かれ
話に引き込まれました。

また、家族との絆、友達との友情関係、周り人々と主人公との人間関係も、優しく進んで行くところも感動します。

私は、このアニメ作品の1シーズン目しか、見ておりませんが、2シーズン目が始まりましたら、
次も見てみたい作品です。

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

バレーボールに興味を持った

誰もが知るジャンプ作品であり、スポーツ漫画です。
主人公が2人いて、その二人の能力はまるで月とスッポン。
両方の立場から見ることができる最高の漫画です。
スッポンの方が日向翔陽。
彼は昔観た、全国の舞台に立つ小さな巨人に憧れて烏野高校に入学します。
しかし中学時代は環境に恵まれず、不遇な時期を過ごすことに...
しかも中学生最初で最後の大会では影山飛男にコテンパンに...
それでも折れない彼の心には羨ましさも感じます。
そんな彼はレシーブもサーブもアタックもどれもダメでした。
しかし、チームメイトと一緒に周りを巻き込みながら成長して行く姿は目を離すことはできません!
月の方は影山飛男。
彼は才能にも環境にも恵まれましたが、それゆえの絶望を中学時代に味わうことになります。
しかし烏野高校に入ってチームというものを学んでいきます。

ハイキューのいい所は名言の多さと、感動するシーンが多い所です。
スポーツをやっていてもやっていなくても心に響く名言が多く、主人公達のチームだけではなく、対戦相手のチームにも物語があり、そこをしっかりと描いてくれるので主人公のチームだけを応援するだけではなく、ほかにも推しのチームが出てくるので、いろんな楽しみ方があります。

よつばと! / Yotsuba&!
10

誰にでもお勧めできる作品

知らない方も多いかもしれませんが、「お勧めのマンガって何かある?」と聞かれて、その人の好きな傾向を聞かずにお勧めできる、希少なマンガだと思っています。
子供好き、動物好きな人はもちろん、ほのぼのが系好きな方、単純に面白いギャグ系が好きな方、普段マンガあんまり読まないよという方にまで幅広くお勧めできる作品になっています。
ちょっと変わった小さな女の子『よつば』が主人公で、子供独特の行動で周りの大人を巻き込んでいく…という、日常のお話です。
誰でもみんな、昔は子どもだった。
そんなことを思い出せてくれるのです。
「今を楽しむ」という大事なことを教えてくれます。
子どもが主人公ということもあり、その純粋な気持ちに涙する話も。
どの年代の人が読んでも、楽しめる良いマンガだと私は思います。
是非、騙されたと思って読んでほしい作品です!

ふしぎ遊戯 / ふし遊 / Fushigi Yugi
10

笑いあり涙ありの、読みごたえがある作品です

1992年に連載が始まった少女漫画なので、少なからず絵に時代を感じてしまいますが、笑いあり涙ありの作品です。
高校受験を控えた主人公が、本の世界に吸い込まれ、その物語の登場人物となります。
その本は昔の中国に似た世界の話で、中でも4つに分かれた国同士の国交事情に主人公が関わることになります。
その中で、様々なキャラクターと出会い、恋をしたりされたり、仲間になったり敵対したりという物語です。

中でも一番の魅力は、登場するキャラクターが命を懸けて主人公のために敵と戦うところです。
中には亡くなってしまうキャラクターもいます。味方も敵もです。
敵の亡くなるシーンでさえ、考えさせられるものがあります。敵には敵の正義があるからです。
その部分をしっかりと描きながら、主人公の成長を描いている漫画です。
読み手も共感したり、考えたりすることができる作品です。

キャラクターの性格がしっかりと確立されていて、キャラクター同士の掛け合いが面白いという点も魅力的です。
それによる笑いを誘う場面も多数あり、シリアスばかりに偏らないため読みやすく、入り込みやすくなっています。

また、漫画の合間にある、作者のフリースペースも充実しています。
作品に関する作者の想いを書いたり、ストーリーをもじった遊びを表現したりするために使われています。
そのようなところまで目を通すとさらに読みごたえがあり、より作品を楽しむことができます。