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may-do9

may-do9のレビュー・評価・感想

極主夫道 / The Way of the Househusband
10

タッちゃんがあまりにできる人だから、周りのみんながポンコツに見える……(笑)

見た目はTHE・ヤクザなのに、キャラ弁が作れて手先も器用、特売を求めて自転車で町内を駆け回るタッちゃんこと龍を中心に繰り広げられるコメディです。

筋金入りのヤクザだったこともあり、地域の皆さんに限らず裏社会にも顔が広い彼。しかしながら足を洗ったこともあり、仮に突っかかれても暴力は使わず、「それで相手するんだ…」と思うようなことで彼らと対峙しています。

たとえば、ヤクザ時代にライバルだった虎二郎との様々なバトル。彼自身が「超武闘派ヤクザだったのにお菓子作りがすごく上手」という設定が故に、出会っていちゃもんをつけられたらなぜか作ったお菓子の販売で勝負をすることが結構あります。

虎二郎登場回もだいぶおかしいですが、もっとおかしいのは龍が所属していた辰崎組の女将さんが出てくる回。組が存続しているのかは作中ではわからないのですが、龍の前では女将さんも主婦そのもの。一緒にお茶をし、時には飼い猫を探し…。龍もヤクザ、女将さんもいつも黒留袖で見た目がいかついのに、やることは基本的にかわいい!

ヤクザ漫画で出てくる言葉を使って、しょうもないことばかりしているギャップが笑いを誘います。

龍の妻の美久・かつての舎弟のマサはもはやレギュラーメンバーなのですが、どちらも家のことが壊滅的にできません。妻と未だに可愛がっている元舎弟、この2人の家事の無能さを龍がフォローするのはわかります。ただ、時にはここまで紹介してきたヤクザ衆のフォローを龍がする場面も結構多いのです。

タッちゃんがあまりに真面目でできる人だからこそ、本当はできる人のはずなのにヤクザ衆すら抜けているように錯覚してしまいます。組を抜けて平穏な日々を送っているはずなのに、タッちゃんは大変です…。

今日から俺は!!
7

面白すぎ

賀来賢人さん主演の不良高校生達の刺激的かつ、友情や男子ならではの仁義にあふれた青春コメディーであるこの映画。最初はドラマから始まり映画化されたこの作品ですが、とにかく賀来賢人さん演じる三橋と昨今世間を騒がせた伊藤健太郎さん演じる伊藤の喧嘩最強コンビがとにかく面白すぎます。特に三橋がホウキを持って現れるシーンは思わず声を出して笑い転げてしまいました。
また、高校生を主人公にした青春コメディーであるだけあって登場人物たちの恋愛模様にも注目せずにはいられません。橋本環奈さん演じる京子は伊藤の彼女なのですが、この二人のバカップル具合はもうたまりません。京子のスケバンとしての姿を知らず伊藤の前だけで見せるぶりぶり女子の姿、またそれに騙される伊藤、ありそうでない高校生の恋愛でなぜかハマってしまいました。
そんな感じで5割ぐらいはずっとふざけているし、いざ喧嘩となってもだいたい2、3回は逃げたり、騙したりと卑怯な攻防が続きますがスイッチが入った時の迫力満点のアクションシーンは普段とのギャップも相まってとにかく魅了されます。ぜひ多くの人に最初はあまり期待せず暇つぶしぐらいの気持ちで見てハマって欲しいです。

GENERATIONS from EXILE TRIBE / ジェネレーションズ・フロム・エグザイル・トライブ
10

彼らの躍進は、これから始まる。

2012年にデビューした7人組のボーカル&パフォーマンスグループ。彼らは、すでにLDHを代表するグループへとなっている。しかし、デビューまでの道のりは簡単ではなく、2回もの全国を回る武者修行を経験している。デビューしてから、単独ホールツアー、アリーナツアー、そして昨年、夢の一つであった単独のドームツアーを行い、大成功を修めることができた。個人活動も増えてきており、俳優、ラジオパーソナリティー、アパレル関係など幅広くなっており、だんだんテレビでも見る機会が増えてきているように思う。さらに、今年は、『BATTLE OF TOKYO』という名の、Jr.EXILEたちのLiveが控えている。Jr.EXILEというのは、GENERATIONSを筆頭に、EXILEを夢見て、この世界に入ってきた後輩たちのことを指す。彼らをまとめて、引っ張っていくGENERATIONSの姿も楽しみの一つである。2020年は、『LDH PERFECT YEAR』と銘打って、今年の年末カウントダウンライブよりツアーが始まる予定だ。LDH中堅ポジションとしての、GENERATIONS。彼らの今後に、期待は広がるばかりだ。