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mamikenm7のレビュー・評価・感想

ゆるキャン△ / Laid-Back Camp / Yuru Camp
9

おうちでキャンプ気分!『ゆるキャン△』

一人キャンプを好む女子高生、「志摩りん」が同じ高校に転校してきた「各務原(かがみはら)なでしこ」や、野外サークル同好会(通称:野クル)の仲間とさまざまな場所やシチュエーションでキャンプに出掛ける『ゆる系アニメ』。
舞台の中心は山梨県で富士五湖の一つの本栖湖や、富士山を望みながらキャンプをできることで人気の「ふもとっぱら」など実在する人気キャンプ場が数多く出ている。
ロケ地になったキャンプ場をまとめて雑誌化されたり、聖地巡礼をするファンも数多くいる。
また、作中ではテントの張り方や調理における工夫といった実用的なアウトドアテクニックも次々と披露されていて、元々キャンパーだった人もファンになることも多い。
また、キャラクターや実在する風景の作画も素晴らしい。
なでしこはいわゆる「天然ドジっ子」リンは「ツンデレ」他の野クルメンバーも個性豊かで誰しもが一人は『推し』ができるのではないだろうか。
そして、自然が広がる環境をテーマとしているアニメの大事なポイントが良く描かれていて、リアルながら、絵画調で作品と馴染みさらにファンタジーな雰囲気で作品をさらに魅力的に見せて「この景色を実際にみてみたい!」とファン心をくすぐられる。
アウトドアブームの火付け役ともなった本作。一度見たらキャンプ欲が湧くこと間違いなし!是非ご覧ください。

すばらしき世界(2021年の映画) / Under The Open Sky
10

リアルな問題が切なくもすばらしく映っている

原作小説のタイトルとなる身分帳は、刑務所に服役した本人についての記録帳の事。本来、身分帳は開示されるものでもなければ、本人が持っているものでもない。実在した主人公は、服役中に刑務所で起こした事件の裁判の証拠として自分の身分帳を目にすることができ、それを自身のノートに書き写し、出所後ある作家に、その身分帳を送る。
映画は、刑務所を出所するところから始まる。恵まれない生い立ちの主人公が、少年時代から社会の裏側で生きざるをえなかったこと。「今度ばかりは堅気ぞ」その気持ちとは裏腹に、もう一人の自分が、なじみにくい社会から再び遠ざけようとする衝動。
出所者を受け入れる人たち、反社とよばれる人たちの今、自然災害による困窮、情報過多の世で人の本性と対峙する難しさといったこと、限られた一本の映画の中で今の日本が抱えるあらゆる問題のリアリティ、またその根っこの部分をふんだんに映す作品。観る者の心に入り込み、とても深い場所で完全にひっかかるものがある。今の時代が持つ切なさを伝えつつ、タイトルは「すばらしき世界」だと、この今の世を銘打つ。忘れているものは何か、立ち止まる勇気はあるか、自分は幸せなのか、考えさせられた映画です。ぜひ、劇場へ。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

鬼滅の刃神作画!!

鬼滅の刃は、週刊少年ジャンプの作品です。
漫画は2016年から連載されていて、2019年時点で1000万部突破しています。
2019年4月からアニメも放送されました。
時代は江戸、主人公の竈門炭治郎が家を留守にした結果最愛の家族を亡くすのですが、
妹の禰豆子だけが鬼になってしまいます。
鬼になった妹を人間に戻すために元鬼狩り(元水柱)の鱗滝左近次の元で修業を積み、鬼殺隊となり
禰豆子を連れ様々な仲間と出会いながら、次々と現れる強敵と戦っていく物語です。
戦い方も独特で特殊な呼吸を用いて力を引き出し技を使い鬼と戦います。
また、鬼は不死身で鬼殺隊にのみ作られる特殊な刀を用いて、首を切らなければ倒すことができません。
そもそも鬼はもともと人間で、人間を鬼にする能力を持つのは最初の鬼である鬼舞辻無惨です。
鬼には血鬼術と呼ばれる特殊な力を持っていて、人を食べれば食べるだけ強くなり、
中でも鬼舞辻無惨の血が濃ゆい選ばれた鬼は十二鬼月と呼ばれていて
血鬼術がより優れていて炭治郎達の行く手を阻みます。
漫画・アニメともに古風な作画をしており新鮮味があり、世界観に入り込みやすくなっています。
漫画もなのですがアニメでは特に躍動感があり鳥肌が立つほどの作品です。
機会があればぜひ見ていただきたい作品です。